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  • 2024.8.7
  • Instagram

インスタのリールとは?ストーリーズとの違いや2つのメリットを解説

インスタのリールとは?ストーリーズとの違いや2つのメリットを解説

インスタ(Instagram)のリールとは、最長90秒の動画を作成・投稿・視聴できる便利な機能のことです。
リール動画は細かく編集できるなど自由度が高く、認知度を向上させられるだけでなくターゲットに効果的に訴求できるメリットがあります。
本記事では、インスタのリールとはどのようなものか、特徴やアルゴリズムなどの概要から投稿手順や作成のコツも解説。
リールを活用し、インスタのアカウントを成長させましょう。

インスタのリールとは?

インスタのリールとは、最長90秒の動画を作成・投稿・視聴できる機能のことです。
スワイプするだけでさまざまなショート動画を簡単に見られるため、スキマ時間の息抜きや情報収集など幅広い用途で使われています。
まずは、インスタのリールの特徴やアルゴリズムについて詳しく確認しましょう。

リールの特徴

インスタのリールには、主に次の特徴があります。

  • 縦型フルスクリーンでの短い動画
  • 細かく編集できる
  • フォロワー以外のユーザーに向けても発信できる

リールでは、フルスクリーンのショート動画を簡単に視聴できます。また、編集機能が充実しており、動画の速さやサウンド・エフェクトなど自由に編集可能。さらに、別のユーザーの投稿をテンプレートとして利用できるため、特別な編集技術がなくても魅力的な動画を作成できます。
そして、リールはフォロワー以外のユーザーにも表示されるため、認知度アップにも活用しやすいでしょう。

リールのアルゴリズムについて

リールは、ユーザーごとの過去のアクティビティから興味を持ちそうな動画を集め、その興味の度合いの予測に基づいて動画を並べ替えるようになっています。そして、フォロワーが少ないアカウントでも公平な評価を得られるようになり、リーチの拡大が見込めます。
そんなリールの中でも重要なのは、次の要素です。

  • ユーザー本人のアクティビティ
  • 投稿者とのやり取り履歴
  • 動画コンテンツに関する情報
  • 投稿者に関する情報

そして、リールでは特に「新しいコンテンツを生み出しているか」が重要視されます。そのため、トレンドを把握したうえで斬新な動画内容にできるように注力するのがポイントです。
また、不適切な内容やユーザーに嫌われやすい内容など、コンテンツによってはリールでの露出が減ってしまう恐れがあるため注意しましょう。

インスタのリールと似ている用語との違い

ここでは、インスタのリールと似ている次の用語との違いをそれぞれ解説します。

  • ストーリーズとの違い
  • フィード投稿との違い
  • TikTokとの違い
  • YouTubeショートとの違い

インスタの他の機能だけでなく、別のプラットフォームにも似ているものがあります。とはいえ、それぞれの特徴は異なるので、比較しながら確認しましょう。

ストーリーズとの違い

インスタの機能であるストーリーズは、リールとさまざまな点が異なります。それぞれの比較表は、次のとおりです。

リール ストーリーズ
表示される期間 制限なし 投稿の24時間後まで
動画の長さ 15~90秒 ~60秒
表示されるユーザー フォロワー・フォロワー以外 基本的にフォロワーのみ
足跡機能 なし あり

ストーリーズは、投稿から24時間後に自動で消える期間限定の投稿機能です。そして、最長90秒の動画を投稿できるリールに対し、ストーリーズは最長60秒である点も異なります。
また、リールはフォロワー以外にも広く表示されますが、ストーリーズはフォロワーに向けた投稿です。
そのため、リールはフォロワー以外への認知拡大に、ストーリーズはフォロワー間でのコミュニケーションに適しています。

フィード投稿との違い

フィードとは、フォロー中のアカウントの投稿や広告が表示されるインスタのメインページのことです。インスタのホーム画面に大きく表示されるのがフィード投稿であり、リールはフィードにも表示され、閲覧できます。
リールは録画や細かい編集が可能ですが、フィードの場合は撮影や録画などができません。また、リールは最長90秒の動画を作成・投稿できますが、フィードに投稿できる動画は60秒までとやや短い点も異なります。

TikTokとの違い

TikTokは、リールと同じくショート動画を気軽に投稿・視聴できるサービスです。どちらも短い動画をスワイプで気軽に見られる点では同じですが、サービスごとのユーザー層が少し異なります。
TikTokは主に10~20代の若い世代を中心に爆発的に広まっているのが特徴です。インスタも若い世代が中心ではあるものの、30代〜60代のユーザーも多く、幅広い世代に広まっているのがわかります。

YouTubeショートとの違い

YouTubeショートとは、リールやTikTokのようなショート動画をYouTube上で見られるサービスです。
簡単に短い動画を視聴できる点ではインスタのリールもYouTubeショートも同じで、さらにどちらも若い世代を中心に幅広い世代に広まっているのも似ています。
中でも、YouTubeショートは企業の採用活動にも活用されるなど、ジャンルが広いのが特徴です。

インスタでリールを使う2つのメリット

インスタのリールを使うメリットは、主に次の2つです。

  • 認知度を向上させられる
  • ターゲットに効果的に訴求でき

メリットを把握し、リールを最大限に活用しましょう。

メリット1.認知度を向上させられる

インスタのリールは、認知度の向上に役立ちます。
リールはフォロワー以外にも表示される仕組みのため、まだ自社を知らない層へも効果的にアプローチできるでしょう。
また、リールはアプリ下部の「再生ボタンマーク」を押すことで簡単に視聴できるほか、フィードにも表示されます。表示場所が多いだけでなく、さまざまな動画をスワイプで流れるように見られるので、ユーザーの目に触れる機会も多いです。
動画の内容次第では大きな「バズり」も狙えるため、インスタ運用において活用しない手はありません。

メリット2.ターゲットに効果的に訴求できる

インスタのリールは、ターゲットに効果的に訴求できるのも大きなメリットです。
リールのアルゴリズムは、ユーザーごとのアクティビティを参考にしているため、ターゲットに届きやすいです。
また、リールはハッシュタグ(#)機能を利用できるのも、ターゲットへの訴求がしやすい理由の一つ。ハッシュタグとは「#ファッション」「#グルメ」など検索されやすいワードを投稿に付けられる便利機能です。
適切なハッシュタグを付けることでホットターゲットに見つけてもらえる可能性が高まります。

インスタでリール動画を投稿する手順

ここでは、インスタアプリでリール動画を投稿する手順を簡単に解説します。手順は次のとおりです。

  1. アプリの「+」からリールを選ぶ
  2. 「カメラ」「テンプレート」「おすすめ」から選ぶ
  3. 動画を撮影・編集する
  4. 各項目を設定する
  5. 内容確認後に投稿する

基本的に、画面に沿って進めるだけで簡単に投稿できます。順番にチェックしましょう。

手順1.アプリの+からリールを選ぶ

まずは、インスタアプリ下部の「+」マークをタップし「リール」を選びましょう。

この「+」は、リールだけでなくフィードやストーリーズ、ライブも投稿できるようになっており、都度選択できます。

手順2.「カメラ」「テンプレート」「おすすめ」から選ぶ

続いて「カメラ」「テンプレート」「おすすめ」から適切なものを選択しましょう。

それぞれの説明は次のとおりです。

  • カメラ:これから新規で動画を撮影する場合
  • テンプレート:他のユーザーの投稿を基に動画を作成する場合
  • おすすめ:アーカイブから自動的に作成されたものを参考にする場合

なお「下書き」を選ぶと、下書きしていたものをその途中から作成できます。

手順3.動画を撮影・編集する

次に、動画を撮影・編集します。
そのまま編集も可能で、音源やエフェクト、文字入れやスタンプなど自分好みに自由に設定できます。

手順4.各項目を設定する

動画の編集が完了したら、続いてさまざまな項目を設定しましょう。

ここで設定できる項目は、次のとおりです。

  • 人物をタグ付け:タグとして他のユーザーを付けることでリールを見たユーザーがタグ付けした人のプロフィールに飛べる
  • 場所を追加:位置情報をオンにして近くの場所の情報を追加できる
  • 共有範囲:リール動画を見られる範囲を設定できる
  • プロフィール表示:リール動画をプロフィールのどこに表示するか選べる
  • トピックを追加:ターゲットユーザーに関連するトピックを選べる
  • 音源名を変更:音源名を自由に変更できる
  • 「AIで作成」のラベルを付ける:AIで作成したものとわかるラベルを付けられる
  • リマインダーを追加:投稿にリマインダーを追加できる
  • Facebookでシェア:投稿をFacebookでシェアできる
  • その他のオプション:その他細かい設定ができる

かなり細かく設定でき、この段階で下書き保存も可能です。

手順5.内容確認後に投稿する

各項目の設定まで完了したら、あとは内容を確認して「シェア」を押すと投稿が公開されます。

注意書きもしっかり確認してから投稿しましょう。

インスタのリールを効果的に使う4つのコツ

ここでは、インスタのリールを効果的に使う4つのコツを解説します。

  • トレンドに合わせた内容にする
  • 開始3秒以内にインパクトを残す
  • 速いテンポの動画を意識する
  • わかりやすいテロップを入れる

コツを押さえて、リールの効果を最大化しましょう。

コツ1.トレンドに合わせた内容にする

リール動画の内容は、トレンドに合わせたものにしましょう。
流行っているということはそれだけ多くの人が興味を持ちやすいため、トレンドに合わせた内容にすることでユーザーに表示・視聴されやすくなります。
また、単にトレンドに乗るだけでなく、自社ならではの差別化ポイントも採り入れるのが重要です。
大枠はトレンドに沿った流れにしつつも、自社特有の内容を組み込んで独自性のある動画にしましょう。

コツ2.開始3秒以内にインパクトを残す

リール動画は、開始3秒以内に強いインパクトを残すのが重要です。
さまざまな動画をスワイプしながら流し見するユーザーも多く、最初のインパクトが薄いと他の動画に埋もれてしまって興味を持たれにくくなります。
最長90秒という短い動画であっても、最初に興味を引かなければそのまま見られずに終わってしまいます。
そのため、開始3秒以内には強いインパクトを残すことを意識しましょう。

コツ3.速いテンポの動画を意識する

リール動画は、速いテンポになるように意識して作成しましょう。
そもそも動画の尺が最長90秒と短いため、テンポが遅いと伝えたい内容を伝えきれずに終わってしまいます。
また、次々新しい動画を見るユーザーにとって、テンポの悪い動画はストレスになりかねません。
そのため、動画のテンポは速めを意識すると良いでしょう。

コツ4.わかりやすいテロップを入れる

リール動画には、わかりやすいテロップを入れましょう。
音声だけだと伝わりにくい内容でも、テロップがあることで直感的に見やすくなります。
特に、音を出せない状況で見ているユーザーにも伝えやすくなるため、できる限りわかりやすいテロップもあわせて入れるのがおすすめです。

インスタのリール投稿の注意点

インスタのリールは、公式が避けるべきと公表している要素を入れないよう十分に注意しましょう。
インスタのヘルプセンターによれば、次のようなコンテンツは推奨されていません。

  • 安全なコミュニティの育成を阻害するコンテンツ
  • 医療または金融に関する不適切なコンテンツ
  • 質の低いコンテンツ
  • 多くのユーザーに嫌われるコンテンツ
  • 虚偽もしくは誤解を招くコンテンツ

一般的に不適切とされる内容は、インスタにおいても避けるべきとされています。上記を含む動画を投稿すると、投稿が表示されなくなったり削除されたりするため、事前に把握しておくのが重要です。

インスタのリールを活用してフォロワーを増やそう

インスタのリールは、最長90秒の短い動画を気軽に作成・投稿・視聴できる機能です。
自由に細かく編集でき、認知度を向上させられるだけでなく、ターゲットに効果的に訴求できます。
うまくいけば「バズり」も狙える可能性があるので、コツを押さえてリールを活用しましょう。
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WRITER

各クライアント企業のInstagram運用代行を行いつつ、プライム市場上場企業のInstagram運用コンサルティングも行う。
SNSマーケティングでの収益化を得意とし、誰でも簡単にInstagramの分析ができアカウント運用を促進してくれるツール「Insight Seeker」の開発にも参画する。

インスタのリールとは?ストーリーズとの違いや2つのメリットを解説

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