• 2026.6.29
  • SEO

SEO対策【初心者向け】まずやるべき事とは?無料のやり方をわかりやすく解説

SEO対策【初心者向け】まずやるべき事とは?無料のやり方をわかりやすく解説

Webサイトへの集客を増やすために重要なSEO対策ですが、専門用語が多く何から手をつければ良いか分からない方も少なくありません。この記事では、SEOの知識が全くない初心者の方向けに、まずやるべきことを具体的な手順に沿って解説します。

高額なツールは不要で、無料で始められるやり方を中心に紹介するため、Web担当者になったばかりの方や、ブログを始めたばかりの方でも今日から実践できる超入門の内容です。

SEO対策とは?初心者がまず知るべき基本の考え方

SEO対策とは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。具体的には、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで特定のキーワードが検索された際に、自社のWebサイトをより上位に表示させるための一連の施策のことです。

単に検索順位を上げるテクニックという知識だけではなく、ユーザーが求める情報を提供し、検索エンジンにもサイトの内容を正しく理解してもらうための活動全般を指します。

検索エンジンの仕組みとSEOの重要性

検索エンジンは、「クローラー」というプログラムが世界中のWebサイトを巡回して情報を収集し、データベースに登録(インデックス)します。ユーザーが検索を行うと、検索エンジン独自のアルゴリズムが、そのデータベースの中から最もユーザーの検索意図に合致するであろうWebページを判断し、順位付けして表示します。

この順位を決めるための評価ルールに従ってサイトを最適化することがSEOです。検索結果の上位に表示されることで、広告費をかけずに多くのユーザーをサイトに呼び込めるため、ビジネスにおいてSEOは非常に重要です。SEO対策のメリットについては「SEO対策のメリット・注意点・最大化のポイント」で詳しく紹介しています。

SEO対策で取り組むべき3つの主要な施策

SEO対策は、大きく分けて3つの主要な施策に分類されます。1つ目は、ユーザーの検索意図に応える質の高い記事を作成する「コンテンツSEO」。2つ目は、サイトの構造を検索エンジンに分かりやすく伝える「内部対策」です。

Andそして3つ目は、他のサイトからの被リンク獲得などを通じてサイトの信頼性を高める「外部対策」です。これら3種類の施策は互いに関連しており、バランス良く実施することでSEO効果を最大化できます。初心者はまず、コンテンツSEOと内部対策から着手するのが一般的です。

SEO対策の第一歩!無料で使える必須ツールの導入と設定

具体的なSEO対策を始める前に、まずはサイトの現状を正確に把握し、施策の効果を測定するためのツールを導入します。特にGoogleが無料で提供している「Googleサーチコンソール」と「Googleアナリティクス」は、SEO対策を行う上で必須のツールです。これらを導入することで、データに基づいた客観的なサイト分析や改善が可能になります。

設定も比較的簡単に行えるため、Webサイトを公開したら最初に済ませておきましょう。

サイトの健康診断ができる「Googleサーチコンソール」

Googleサーチコンソールは、Google検索におけるWebサイトのパフォーマンスを監視・管理するための無料ツールです。サイトがどのようなキーワードで検索結果に表示されているか、表示回数やクリック数、平均掲載順位などを確認できます。また、検索エンジンがサイトをクロールする際にエラーが発生していないか、ペナルティを受けていないかといった技術的な問題も検知可能です。

サイトの健康状態をチェックし、問題があれば通知してくれるため、SEOの土台を整える上で欠かせません。初心者は最初から多くの指標を見る必要はありません。まずは、以下の画像のように「表示回数」「クリック数」「平均掲載順位」の3つだけ確認できれば十分です。

ユーザー行動を分析する「Googleアナリティクス4」

Googleアナリティクス(GA4)は、Webサイトにアクセスしたユーザーの行動を詳細に分析できる無料ツールです。サイト全体の訪問者数やページビュー数はもちろん、ユーザーがどのページから訪問し、どのページで離脱したか、平均滞在時間はどれくらいかといった具体的なデータを把握できます。ユーザーの属性(年齢、性別、地域など)や使用デバイスも分析可能です。

これらのデータを活用することで、ユーザーの興味関心を理解し、コンテンツの改善やサイトの構成見直しに役立てられます。まずは、以下の画像のようにページとスクリーンから各ページのデータが確認できれば十分です。

初心者でも成果が出せる!SEO対策の具体的な5ステップ

ツールの準備が整ったら、いよいよ具体的なSEO対策に進みます。やみくもに記事を作成するのではなく、適切な手順を踏むことで初心者でも着実に成果を出すことが可能です。ここでは、成果を目指すための基本的な方法を「キーワード選定」から主要なステップに分けて、順を追って分かりやすく解説します。

この流れに沿って一つひとつ実践することで、効率的にSEO対策を進められます。

ステップ1:検索されるキーワードを見つける方法

SEO対策の出発点は、ターゲットユーザーがどのようなキーワードで検索するかを把握することです。まずは自社のビジネスやサイトのテーマに関連するキーワードを思いつく限り書き出します。次に、それらのキーワードが実際にどのくらい検索されているかを調べます。

初心者のうちは、検索ボリュームが非常に大きいビッグキーワードではなく、複数の単語を組み合わせた検索ボリュームが中程度から小程度のミドル・スモールキーワードから狙うのがおすすめです。無料のキーワード調査ツールなどを活用して、対策すべきキーワードのリストを作成します。ロングテールキーワードの探し方や選び方については「ロングテールキーワードの意味・探し方・選び方」で詳しく紹介しています。

ステップ2:競合サイトを分析して記事の構成案を作成する

対策するキーワードを決めたら、そのキーワードで実際にGoogle検索し、上位10位までに表示されている競合サイトを分析します。上位サイトには、ユーザーが求めている情報の「答え」が詰まっています。各サイトがどのような見出しを使い、どんな内容を解説しているかをチェックし、共通して含まれているトピックを洗い出します。

その上で、自サイトだからこそ提供できる独自の情報を加え、ユーザーの疑問を網羅的に解決できるような記事の構成案を作成します。共起語のSEOでの使い方については「共起語の意味・関連語との違い・SEOでの使い方」で詳しく紹介しています。

ステップ3:読者の検索意図を満たすコンテンツの書き方

作成した構成案に沿って、コンテンツの執筆を開始します。最も重要なのは、キーワードの背景にある読者の検索意図を正確に読み取り、その疑問や悩みに的確に答えることです。例えば、ブログ記事であれば、専門的な情報を分かりやすい言葉で解説したり、具体的な手順を図解したりするなど、読者の理解を助ける工夫が求められます。単に情報を羅列するのではなく、読み手が次に何を知りたいかを先回りして構成することが、質の高いコンテンツ作成の鍵となります。

一度公開した記事も、情報が古くなったり順位が下がったりした場合には、内容を見直して更新することで価値を維持・向上させます。実際に弊社で制作した記事の中には、公開後3か月間は掲載順位が30位前後で停滞していたものがありました。そこで、タイトルをより魅力的なものに修正し、見出し構成を論理的に整理した上で、独自の調査データや事例を追加しました。

その結果、1か月ほどで掲載順位が11位まで急上昇しました。このように、公開後に順位が上がりにくい記事であっても、適切なリライトと情報の補強を行うことで、検索順位が大幅に向上するケースは少なくありません。読者の満足度を第一に考えた丁寧なブラッシュアップが、検索エンジンからの高い評価につながります。

ステップ4:Googleに評価されやすいサイト内部を整える

良質なコンテンツを作成するだけでなく、検索エンジンがサイトの内容を正しく理解し、高く評価できるようにサイトの内部構造を整えることも重要です。具体的には、記事の内容がひと目で分かるような「タイトルタグ」の設定、文章構造を論理的に示すための「見出し(hタグ)」の適切な使用、画像の内容を伝える「alt属性」の設定などがあります。

また、ページの表示速度の改善や、スマートフォンでも快適に閲覧できるようにする「モバイルフレンドリー対応」も、ユーザー体験とSEO評価の両方に影響する基本的な要素です。メタタグの書き方や手順については「メタタグの書き方とSEO初心者向け手順」で詳しく紹介しています。

ステップ5:SNSなどを活用してサイトの認知度を高める

質の高いコンテンツを作成し、サイトを公開しただけでは、すぐには多くのユーザーに届きません。特に立ち上げたばかりのサイトは、検索エンジンからの評価も低く、見つけてもらうのが困難です。そこで、XやFacebook、InstagramなどのSNSアカウントを活用して、新しい記事を公開したことを積極的に発信します。

SNSを通じて情報を拡散することで、初期のアクセスを集め、サイトの存在をより多くの人に知ってもらうきっかけになります。これにより、将来的に他のサイトから自然にリンクしてもらえる可能性も高まります。

30日間SEO対策初心者用ロードマップ

SEO対策は長期的な取り組みですが、初心者が迷わず進めるためには、最初の30日間で土台を固めることが重要です。まずは計測環境を整え、段階を追ってコンテンツ制作と分析に取り組むことで、効率的に成果を目指せます。具体的なスケジュールの目安は以下の通りです。

時期 やること 目標
1日目 Search Console・GA4を導入 計測環境を整える
2〜3日目 キーワードを決める 対策テーマを決定する
4〜7日目 競合調査・記事構成を作る 検索意図を把握する
8〜15日目 記事を執筆・公開する 1本目の記事を公開する
16〜30日目 Search Consoleで順位を確認する 改善点を見つける

最初の1週間は準備と設計に充てます。初日にGoogleサーチコンソールとGA4の設定を完了させ、サイトの状態を可視化できるようにします。続く2日から3日目で、自社の強みを活かせるキーワードを選定してください。4日目からは選んだキーワードで上位表示されているサイトを分析し、読者が何を求めているかを整理して構成案を作成します。

8日目からは、作成した構成案を基に執筆を開始し、15日目までに最初の記事を公開することを目指します。後半の15日間は、公開した記事が検索エンジンにどのように評価されているかを数値で追いかけます。順位やクリック数の推移を確認し、次の記事作成や既存記事のブラッシュアップに役立てるサイクルを確立してください。このロードマップに沿って進めることで、SEOの基本動作を体得しましょう。

初心者構築サイトを100以上分析して分かった失敗パターン

弊社がこれまでSEO初心者の構築したWebサイトを調査したところ、成果が出ないサイトには共通の課題があることが判明しました。最も多かった失敗は、目標キーワードが明確になっていないケースで、全体半数以上でこの傾向がありました。多くのサイトが「なんとなく関連しそうな言葉」で執筆しており、誰のどのような悩みを解決するページなのかが曖昧なため、検索エンジンから評価されにくい状況にありました。ターゲットを絞り込まずに記事を書くことは、暗闇で的に向かって矢を射るようなものであり、非常にもったいない状態といえます。

次に目立ったのが、ツールの導入不備です。Googleアナリティクス4(GA4)は導入しているものの、Googleサーチコンソールを連携・活用していないサイトが次に多く見られました。アクセス数は把握できていても、ユーザーがどのような単語で検索してサイトにたどり着いたのか、あるいは掲載順位が何位なのかという「検索面でのデータ」が欠落しているため、具体的改善策が立てられません。SEOを本格的に進めるには、入り口のデータを可視化するサーチコンソールの活用が不可欠です。

さらに、うまくアクセスを延ばせていない例の中で、記事を一度公開したらそのまま放置し、リライトを行っていない企業が多いのを課題に感じました。検索順位は競合サイトの状況やユーザーニーズの変化によって常に変動するため、定期的なメンテナンスが必要です。公開後のデータをもとに、不足している情報を追記したり、古い情報を更新したりする継続的な努力が、順位を安定させる鍵となります。これらの失敗パターンを反面教師として、キーワード選定、ツールの活用、そして改善のサイクルを回すことが成功への最短ルートです。

SEO対策は正しい方法で継続すれば成果につながりますが、知識が不十分なまま進めると、かえってサイトの評価を下げてしまうことがあります。特に初心者のうちは、良かれと思って行った施策がGoogleのガイドラインに違反してしまうケースも少なくありません。ここでは、初心者が特に陥りやすい典型的な失敗例を3つ紹介します。

内容の薄いページを大量に作成してしまう

「ページ数が多ければ多いほどサイトが評価される」という考えから、文字数が少なく、独自性のない内容の薄いページを量産してしまうのは典型的な失敗例です。現在のGoogleは、ページの「量」よりも「質」を重視しています。ユーザーの役に立たない低品質なページが増えると、サイト全体の評価が下がり、重要なページの検索順位まで下落する可能性があります。

1ページずつ、ユーザーの検索意図に深く応える、価値のあるコンテンツを作成することを心掛けましょう。重複コンテンツがSEOに与える影響については「重複コンテンツがSEOに与える影響」で詳しく紹介しています。

不自然な被リンクを購入してしまう

被リンク(外部サイトからのリンク)は、サイトの権威性を示す重要な指標ですが、その獲得方法には注意が必要です。検索順位を操作する目的で、お金を払って被リンクを購入したり、質の低いサイトに自作自演でリンクを設置したりする行為は、Googleのガイドラインで明確に禁止されています。

このような不自然なリンクは、ペナルティの対象となり、発覚した場合には検索順位を大幅に下げられたり、最悪の場合は検索結果に表示されなくなったりする重い罰則が科されます。

キーワードを詰め込みすぎて読みにくくなる

特定のキーワードで上位表示されたいと思うあまり、タイトルや見出し、本文中にそのキーワードを不自然なほど詰め込んでしまうことがあります。これは「キーワードスタッフィング」と呼ばれる古いSEOの手法で、現在は逆効果です。キーワードの過度な使用は文章を非常に読みにくくし、ユーザー体験を著しく損ないます。

Googleはこのような行為をスパムと判断することがあり、評価を下げる原因となります。キーワードは意識しつつも、あくまで読者が自然で理解しやすい文章を作成することが最優先です。

SEO対策の初心者からよく寄せられる質問

ここでは、SEO対策をこれから始める初心者の方から特によくいただく質問とその回答をまとめました。具体的な始め方や効果、費用に関する疑問は、多くの方が最初に抱く不安点です。これらのQ&Aを参考に、SEO対策への理解をさらに深めましょう。

SEO対策は具体的に何から始めればいいですか?

まず「Googleサーチコンソール」と「Googleアナリティクス」という2つの無料ツールを導入することから始めてください。これらでサイトの現状をデータで把握することが全ての基本です。その後、対策したいキーワードを1つ決め、そのキーワードで上位表示されている競合サイトを分析し、ユーザーが求める情報を網羅した記事を作成するという流れが最も確実な第一歩です。

無料のSEO対策だけで効果は出ますか?

はい、無料の対策だけでも十分に効果を出すことは可能です。Googleが提供する各種ツールの活用、適切なキーワード選定、ユーザーの役に立つ質の高いコンテンツ作成、基本的な内部対策など、本質的なSEO施策の多くは費用をかけずに行えます。特に個人ブログや小規模なビジネスサイトであれば、まずは無料の範囲でできることを徹底的に実践するだけで、着実な成果が期待できます。インハウスSEOの業務ポイントについては「インハウスSEOの内製化成功への業務ポイント」で詳しく紹介しています。

SEO対策の効果が出るまで、どれくらいの期間がかかりますか?

一般的に、SEO対策の効果を実感できるまでには最低でも3ヶ月から半年、場合によっては1年以上の期間が必要です。SEOは、施策を行ってすぐに順位が上がるものではありません。作成したコンテンツが検索エンジンに評価され、その評価が安定して検索順位に反映されるまでには時間がかかります。

サイトのテーマや競合の強さによっても期間は異なるため、長期的な視点で継続的に取り組むことが求められます。

まとめ

本記事では、SEO対策の初心者がまずやるべきことを、具体的な手順に沿って解説しました。SEOとは、検索エンジンとユーザーの両方から評価されるサイトを目指す活動です。簡単に要点を整理すると、まず無料ツールを導入してサイトの現状を把握し、対策キーワードを決定します。

その後、競合を分析してユーザーの意図を満たす質の高いコンテンツを作成し、サイトの内部構造を整えるという流れが基本です。実店舗をお持ちの場合は、Googleマップでの表示を最適化するMEO対策も並行して進めることで、より高い集客効果が期待できます。ローカルSEOの対策手順については「ローカルSEOの対策手順と実務テンプレ集」で詳しく紹介しています。

WRITER

複数メディアのSEO対策担当者を10年以上経験。SEO知識の他に、健康、脱毛、恋愛、コンプレックスなどのジャンルも得意。これまで800本以上のコンテンツ制作と上位表示実績を持つ。
キーワード選定からライティングまでを一貫して行うため検索意図を把握する能力が高い。

SEO対策【初心者向け】まずやるべき事とは?無料のやり方をわかりやすく解説

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

TOP