• 2026.6.25
  • MEO

Googleビジネスプロフィールの削除方法|デメリット・判断基準も解説

Googleビジネスプロフィールの削除方法|デメリット・判断基準も解説

Googleビジネスプロフィールの削除とは、主に「Googleアカウントからプロフィールの管理権限や店舗側が投稿したコンテンツを削除すること」と、「Google検索やGoogleマップ上に表示されているビジネス情報の削除をリクエストすること」の2つに分かれます。

ただし、管理画面からプロフィールを削除しても、Google検索やGoogleマップ上の情報が必ず非表示になるわけではありません。また、ユーザーが投稿した口コミも必ず消えるわけではないため、口コミ対策を目的とした削除には注意が必要です。

閉店・移転・担当者変更・重複登録・悪い口コミへの対応など、削除を検討する理由によって選ぶべき方法は異なります。この記事では、Googleビジネスプロフィールを削除する前に知っておくべき注意点、状況別の削除手順、削除できない場合の原因と対処法を解説します。

目次

Googleビジネスプロフィールを削除する前に知っておくべき注意点

Googleビジネスプロフィールを削除する前には、いくつか重要な注意点があります。削除できる操作は権限や目的によって異なり、管理アカウントからプロフィールを削除しても、Google検索やGoogleマップ上の情報がすぐに非表示になるわけではありません。また、プロフィールを削除すると、オーナーや管理者が投稿した写真・動画・投稿・口コミへの返信などは復元できなくなります。一方で、ユーザーが投稿した口コミやコンテンツは残るため、「削除すれば口コミもすべて消える」と考えないよう注意が必要です。

管理アカウントから削除できるのはメインのオーナーのみ

プロフィールのコンテンツと管理者を削除できるのは、原則としてメインのオーナーのみです。通常のオーナーや管理者では削除できない操作があるため、手続き前に自分の権限が「メインのオーナー」かどうかを確認しましょう。また、オーナーや管理者に追加された直後は、一定期間削除などの操作が制限される場合があります。

権限がない場合は、メインのオーナーに依頼するか、権限を譲渡してもらわなければなりません。

権限の譲渡やオーナー変更の手順は、以下の記事で詳しく解説しています。

削除リクエストを送信しても必ず承認されるとは限らない

Google検索やGoogleマップ上のビジネス情報を削除したい場合は、管理画面からプロフィールを削除するのではなく、Googleマップ上で削除リクエストを送信する必要があります。

Googleに掲載されているビジネスプロフィールが不正確、または掲載対象外と思われる場合に、削除をリクエストできます。ビジネスが存在しない場合や、Googleに掲載する資格がない場合は削除される可能性がありますが、実在する営業中の店舗や掲載資格のあるビジネスは、削除リクエストをしても承認されるとは限りません。

そのため、「削除リクエストを送信すれば必ずGoogleマップから消える」と考えるのではなく、削除の理由がGoogleの条件に該当しているかを確認したうえで対応しましょう。

参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ「Google検索とGoogleマップからビジネスプロフィールの削除をリクエストする」

一度削除した投稿・写真・返信などは復元できない

Googleアカウントからビジネスプロフィールを削除すると、そのプロフィールをGoogle検索やGoogleマップ上で管理できなくなります。また、オーナーや管理者が投稿した写真・動画・投稿・口コミへの返信などは削除され、復元できなくなります。一方で、Google公式ヘルプでは、ユーザーが投稿した口コミやコンテンツは残るとされています。

そのため、「削除すれば口コミもすべて消える」と考えて手続きを進めるのは危険です。オーナーや管理者が投稿した写真・動画・投稿・口コミへの返信は、集客や信頼形成に関わる重要な運用資産です。削除後は復元できないため、本当に管理権限や投稿コンテンツを削除してよいか慎重に確認しましょう。

参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ「Googleアカウントからビジネスプロフィールを削除する」

安易な削除はNG!ビジネスプロフィールを削除すべきではない3つのケース

ビジネスの状況によっては、安易にプロフィールを削除すると機会損失につながることがあります。特に、店舗移転や担当者の変更、あるいは低評価の口コミをリセットしたいといったケースでは、削除せずに対応できる方法があります。

これらのケースで削除を選択してしまうと、本来引き継げるはずだった管理情報や投稿コンテンツ、運用履歴を失う可能性があります。状況に応じて、削除以外の方法を選ぶことが重要です。

ケース1:店舗を移転した、またはリニューアルした場合

店舗が移転した場合は、原則として新しいプロフィールを作り直すのではなく、既存プロフィールの住所情報を更新して対応します。Google公式ヘルプでも、所在地やオーナー権限に変更が発生した際は、新しいビジネスプロフィールを作成しないよう案内されています。

店舗をリニューアルした場合も、基本的にはプロフィールを削除するのではなく、営業時間、写真、説明文、商品・サービス、内装写真などを最新情報に更新して対応します。

ただし、店名・業態・移転内容などビジネスの変更内容によっては、口コミの扱いが変わる場合があります。必要に応じてGoogleの案内を確認しながら、既存プロフィールを活用する形で対応しましょう。

もし削除して新しく作り直してしまうと、これまでの運用履歴や管理情報を引き継げず、検索上の評価やユーザーからの信頼形成に悪影響が出る可能性があります。住所変更や情報更新の手続きを行い、既存のプロフィールを活用しましょう。

参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ「ビジネスプロフィール間でクチコミを管理する」

ケース2:事業のオーナーやWeb担当者が変更になった場合

事業承継や担当者の交代により、ビジネスプロフィールの管理者が変わる場合も、プロフィールを削除する必要はありません。Googleビジネスプロフィールには、現在のオーナーが別のアカウントへ「オーナー権限」を譲渡する機能が用意されています。この機能を活用すれば、プロフィール情報をそのまま維持した状態で、新しい担当者にスムーズに管理を引き継ぐことが可能です。

安易に削除せず、権限譲渡の手続きを行いましょう。

ケース3:低評価の口コミをリセットしたい場合

低評価の口コミが増えたことを理由に、プロフィールを削除して作り直しを検討するケースがありますが、これは推奨されません。プロフィールを削除しても、ユーザーが投稿した口コミが必ず消えるわけではありません。むしろ、店舗側が投稿した運用コンテンツや返信履歴を失う可能性があります。

また、同じビジネスを同一住所や同一名称で再登録すると、Googleから重複プロフィールと判断される可能性があります。Google公式ヘルプでは、同じビジネスの複数プロフィールはユーザーを誤解させるおそれがあり、ポリシー違反に該当すると説明されています。重複と見なされた場合、プロフィールが検索やマップに表示されなくなることがあるため、削除して作り直すよりも、既存プロフィールの修正や権限整理で対応するのが安全です。

低評価の口コミには返信やサービス改善など、運用面での対策を優先しましょう。

参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ「重複するプロフィールと所有権に関する問題を解決する」

MEO運用の現場で多い削除相談と判断基準

MEO運用の現場では、Googleビジネスプロフィールを削除したいという相談の多くが、「閉店した」「移転した」「担当者が変わった」「悪い口コミを消したい」「重複プロフィールがある」といった理由です。

しかし、実際に完全な削除を優先すべきケースは多くありません。移転であれば住所変更、担当者変更であれば権限譲渡、閉店であれば閉業マークの設定、重複登録であれば統合リクエストで対応できる場合があります。

弊社で支援しているMEO運用でも、削除相談の多くは、完全削除ではなく「住所変更」「権限譲渡」「閉業マークの設定」「重複プロフィールの整理」「口コミ対応」で解決できるケースです。削除を検討する際は、まず現在のプロフィールがGoogle検索・Googleマップ上でどのように表示されているか、誰がメインのオーナーになっているか、削除以外の方法で目的を達成できないかを確認することが重要です。

Googleビジネスプロフィールを削除することで生じる具体的なデメリット

Googleビジネスプロフィールを削除すると、オーナーや管理者が投稿した写真・投稿・口コミへの返信などの運用資産を失う可能性があります。また、Google検索やGoogleマップ上からビジネス情報が削除された場合は、ユーザーが店舗やサービスを見つける機会も減少します。さらに、後から同じ名称や住所で再登録しようとした場合、Googleから重複プロフィールと判断される可能性があります。

オーナーが投稿した写真・投稿・返信などの運用資産を失う

ビジネスプロフィールをGoogleアカウントから削除すると、オーナーや管理者が投稿した写真・動画・投稿・口コミへの返信などは削除され、復元できなくなります。一方で、ユーザーが投稿した口コミや写真は残る場合があります。そのため、悪い口コミを消す目的でプロフィールを削除しても、期待した結果にならない可能性があります。削除によって失われるのは、主に店舗側が積み上げてきた運用コンテンツや管理権限である点を理解しておきましょう。

検索結果やマップ上での露出機会を失う

Googleビジネスプロフィールは、「地域名+サービス名」といったローカル検索において、検索結果やGoogleマップ上で店舗情報を表示できる重要な集客導線です。Google検索やGoogleマップ上からビジネス情報が削除された場合、ユーザーが店舗やサービスを見つける機会が減少します。また、管理アカウントからプロフィールを削除すると、オーナーや管理者が投稿した写真・投稿・口コミへの返信などの運用資産を失うため、集客面でも不利になる可能性があります。

再登録時に重複プロフィールと判断されるリスク

一度削除したビジネスを、後から同じ名称や住所で再登録しようとすると、Googleのシステムによって「重複プロフィール」と判断される可能性があります。重複と見なされたプロフィールは、検索結果やGoogleマップに表示されにくくなる、または表示されなくなる場合があるため注意が必要です。安易な削除と再登録は、予期せぬトラブルを招くことがあるため、基本的には避けるべき対応です。

【状況別】Googleビジネスプロフィールの削除手順

Googleビジネスプロフィールを削除または非表示にするための手順を、状況別に解説します。ビジネスを完全に閉業した場合、マップ上の情報を消したい場合、管理権限を放棄したい場合など、目的によって操作方法が異なります。

これからビジネスプロフィールを削除しようと考えている場合は、自身の状況に合った最適な手順を確認し、間違いのないように手続きを進めましょう。

手順1:管理画面からビジネスの閉業マークを設定する

店舗が完全に閉店した場合、まず行うべきなのは管理画面から「閉業」マークを設定することです。ビジネスプロフィールマネージャにログインし、プロフィールの編集画面で「閉業マークを付ける」を選択します。これにより、Google検索やGoogleマップ上でユーザーに店舗が営業を終了したことを明確に伝えられます。

情報はすぐにGoogleマップから削除されるわけではありませんが、閉店したことをユーザーに伝え、誤って訪問されることを防ぐための現実的な対応です。

手順2:Googleマップ上で情報の削除を提案する

Googleマップ上のビジネス情報を削除したい場合は、「情報の修正を提案」機能を利用します。Googleマップで対象のビジネスプロフィールを表示し、「情報の修正を提案」から「この場所は閉業したか、ここにはありません」を選択します。その後、「この場所には存在しない」「不適切、有害、誤解を招く」など、該当する理由を選んで送信します。

ただし、Googleの判断によっては提案が承認されない場合もあり、必ずしも削除されるとは限りません。

手順3:Googleアカウントからプロフィールのコンテンツと管理者を削除する

自分のGoogleアカウントからビジネスプロフィールの管理をやめたい場合は、プロフィールのコンテンツと管理者を削除します。ビジネスプロフィールにログイン後、対象のプロフィールを選択し、「ビジネスプロフィールの設定」から「ビジネスプロフィールを削除」を選び、画面の指示に従って操作します。

この操作を行うと、オーナーや管理者が投稿した写真・動画・投稿・口コミへの返信などは削除され、復元できなくなります。ただし、Google検索やGoogleマップ上のビジネス情報、ユーザーが投稿した口コミが必ず削除されるわけではありません。

Googleビジネスプロフィールを削除できない主な原因と対処法

Googleビジネスプロフィールを削除できない場合は、まず「管理画面から削除したいのか」「Googleマップ上の情報を消したいのか」「閉店や重複登録に対応したいのか」を整理することが重要です。

目的によって必要な操作が異なるため、誤った方法で進めると、削除できないだけでなく、店舗側が投稿した写真・投稿・口コミへの返信などの運用資産を失ったり、重複プロフィールとして扱われたりする可能性があります。

以下の表では、Googleビジネスプロフィールを削除できない主な原因と、それぞれの対処法をまとめています。

なお、Googleマップ上の情報を削除したい場合でも、実在する営業中の店舗やGoogleに掲載する資格があるビジネスは、削除リクエストが承認されるとは限りません。店舗情報に誤りがある場合は、削除ではなく、住所・営業時間・電話番号などの情報修正で対応するのが基本です。

参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ「Google検索とGoogleマップからビジネスプロフィールの削除をリクエストする」

重複して登録されたビジネスプロフィールを統合・削除する方法

過去の担当者が作成したり、ユーザーによって自動生成されたりして、同じビジネス情報がGoogleマップ上に重複して登録されてしまうことがあります。この場合、情報を一つにまとめる作業が必要です。まず、メインで運用するプロフィールを一つに定め、もう一方の重複プロフィールに対して、Googleマップの「情報の修正を提案」から「この場所は重複しています」と報告します。

2つのプロフィールを統合すると口コミは統合される一方、口コミへの返信は失われる可能性があります。誤って正しいプロフィールを削除してしまうと、管理情報や投稿コンテンツを失うおそれがあるため注意が必要です。

あるいは、Googleのサポートに直接連絡し、事情を説明して統合を依頼する方法も有効です。

参照:Googleビジネスプロフィールヘルプ「重複するプロフィールと所有権に関する問題を解決する」

Googleビジネスプロフィールの削除に関するよくある質問

Googleビジネスプロフィールの削除に関して、オーナーや管理者からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。閉店時の対応や、悪い口コミへの対処法、削除申請後の反映時間など、判断に迷うことが多い項目について解説します。多くの場合、プロフィールの完全な削除以外の方法が推奨されるケースが多いため、手続きを進める前に一度確認してください。

閉店した場合、Googleビジネスプロフィールは完全に削除すべきですか?

必ずしも完全に削除する必要はありません。まず管理画面から「閉業」マークを設定し、ユーザーに閉店したことを知らせるのが一般的です。これにより、過去の口コミ情報を残しつつ、ユーザーが誤って来店するのを防げます。

Google検索やGoogleマップ上からビジネス情報そのものを削除したい場合は、削除リクエストの対象に該当するか確認したうえで対応しましょう。

Googleビジネスプロフィールを削除すれば悪い口コミも消えますか?

いいえ、Googleビジネスプロフィールを削除しても、ユーザーが投稿した口コミが必ず消えるわけではありません。ユーザー作成コンテンツと口コミは残るとされています。悪い口コミを消したい場合は、Googleのポリシーに違反しているかを確認し、違反している場合のみ報告しましょう。ポリシー違反に該当しない口コミについては、口コミへの返信やサービス改善で対応することが重要です。

悪い口コミを消すためにGoogleビジネスプロフィールを削除して再登録するのは有効ですか?

有効ではありません。プロフィールを削除して再登録しても、ユーザーが投稿した口コミが必ず消えるわけではありません。また、同じ店舗名や住所で再登録すると、Googleから重複プロフィールと判断される可能性があります。重複と見なされたプロフィールは、Google検索やGoogleマップに表示されなくなる場合があるため注意が必要です。悪い口コミがある場合は、削除や再登録でリセットしようとするのではなく、ポリシー違反の有無を確認し、違反している場合のみ報告しましょう。ポリシー違反に該当しない口コミについては、真摯に返信し、サービス改善や新しい良い口コミの獲得に取り組むことが重要です。

Googleビジネスプロフィールの削除申請後、情報が消えるまでどのくらいかかりますか?

反映までの期間は、削除リクエストの内容やGoogleの審査状況によって異なります。Google公式ヘルプでは、削除リクエストが承認されると、ビジネス情報はGoogle検索とGoogleマップから削除されると説明されています。ただし、管理画面からプロフィールを削除しただけでは、Google検索やGoogleマップ上の情報が必ず非表示になるわけではありません。マップ上から消したい場合は、削除リクエストの手順で対応する必要があります。

まとめ

Googleアカウントからビジネスプロフィールを削除すると、Google検索やGoogleマップ上でそのプロフィールを管理できなくなります。ただし、ビジネス情報そのものが必ずGoogle検索やGoogleマップから消えるわけではなく、再度管理するにはオーナー確認をあらためて行う必要があります。

一方で、オーナーや管理者が投稿した写真・動画・投稿・口コミへの返信などは削除され、復元できなくなるため注意が必要です。また、ユーザーが投稿した口コミやコンテンツは残るため、口コミ対策を目的に削除しても期待した結果にならない可能性があります。

閉店や移転、担当者変更といった多くのケースでは、削除ではなく「閉業マークの設定」「住所変更」「オーナー権限の譲渡」といった代替手段で対応するのが適切です。

安易な削除は避け、ビジネスの状況に応じて最適な方法を選択しましょう。

WRITER

フリースクエア MEO 編集部

Googleビジネスプロフィールを活用した店舗集客を専門に、MEO対策・口コミ運用・投稿運用・分析改善を担当。累計13,000店舗以上(自社支援実績)の運用データと実務経験をもとに、Googleマップでの検索順位向上や来店数増加につながる施策の企画・検証・運用を行っている。社内にMEO研究会を設立し、Googleの公式情報や最新アップデート、ローカル検索の変化を継続的に調査・検証。その知見をもとに、実践的なMEO・ローカルSEOの情報を発信している。

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