• 2026.9.4
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MEO対策とは?自分でできるGoogleマップ上位表示の基本と手順

MEO対策とは?自分でできるGoogleマップ上位表示の基本と手順

MEO対策とは、GoogleマップやGoogle検索のローカル検索結果で、自店舗を見つけてもらいやすくするための施策です。

結論からいうと、MEO対策はGoogleビジネスプロフィールの基本情報を正確に整え、口コミ・写真・投稿などを活用し、パフォーマンスを確認しながら改善することで、自分でも始められます。

ただし、特定の施策を行えば必ず上位表示できるわけではありません。Googleはローカル検索結果について、主に「関連性」「距離」「知名度」の3つを基準としていると説明しています。

この記事でわかること

  • MEO対策の意味とSEO・リスティング広告との違い
  • Googleマップの順位を決める主な3つの要素
  • MEO対策を自分で行うための6ステップ
  • 自社運用と専門業者への依頼の判断基準
  • Googleのガイドラインに違反しないための注意点
  • 施策後に確認すべきパフォーマンスデータ

MEO対策とは何か?SEOやリスティング広告との違いは?

MEO対策とは、GoogleマップやGoogle検索のローカル検索結果で、自店舗を見つけてもらいやすくするための施策です。Googleビジネスプロフィールの情報を正確に整え、口コミ・写真・サービス情報などを活用して、地域のユーザーとの接点を増やします。

MEO対策の基本的な定義と目的

MEOは「Map Engine Optimization」の略称として、日本国内のWebマーケティング業界などで使われている言葉です。GoogleマップやGoogle検索のローカル検索結果で店舗・事業所を見つけてもらいやすくするため、Googleビジネスプロフィールなどの情報を整備・運用します。

MEO対策ではGoogleマップとローカル検索結果への表示を目指す

MEO対策で対象となるのは、Googleマップだけではありません。Google検索で「渋谷 カフェ」「近くの歯医者」など地域性のある検索をした際に表示される、地図付きのローカル検索結果も対象です。

特に検索結果に地図と店舗情報がまとめて表示される枠は「ローカルパック」と呼ばれます。Googleマップとあわせて、自店舗が地域のユーザーに見つけてもらえる状態を整えることがMEO対策の基本です。

ローカルパックの仕組みや表示されない原因は、「ローカルパックとは?MEOで上位表示を目指す方法と表示されない原因」にて詳しく解説しています。

SEO対策とMEO対策の役割の違い

SEO対策とMEO対策は、対象とする検索結果とユーザー層が異なります。

SEO対策がGoogleなどの通常の検索結果(自然検索)に表示されるWebページの改善を主な対象とするのに対し、MEO対策はGoogleマップやGoogle検索のローカル検索結果に表示されるビジネス情報を主な対象とします。

MEO対策は、地域で店舗やサービスを探しているユーザーへ、所在地や営業時間、口コミ、写真などの店舗情報を届けやすい点が特徴です。そのため、実店舗への来店や問い合わせを目的とするビジネスと相性のよい施策です。

リスティング広告とMEO対策のコストと効果の違い

リスティング広告とMEO対策では、費用の発生方法や検索結果への表示の仕組みに違いがあります。

リスティング広告は、検索キーワードなどに応じてGoogle検索結果の広告枠へ広告を表示する手法です。検索広告ではクリックに応じて費用が発生する仕組みが一般的で、出稿後は比較的早くユーザーとの接点を作れる一方、掲載状況や位置は入札や広告の品質、競合状況などによって変わります。広告を停止すると表示も止まるため、広告掲載を継続するには継続的な広告費が必要です。

一方、Googleビジネスプロフィールの登録・基本機能は無料で利用できるため、自社で運用する場合はクリックごとの広告費は発生しません。ただし、ローカル検索の順位は固定ではなく、競合状況や検索地点などによって変動するため、継続的な情報管理と改善が必要です。

MEO対策・SEO対策・リスティング広告の比較表

比較項目 MEO対策 SEO対策 リスティング広告
主な表示先 Googleマップ・ローカル検索結果 通常の自然検索結果 検索結果の広告枠
主な対象 地域で店舗・サービスを探すユーザー 検索意図に応じたWebユーザー 設定した条件に合う検索ユーザー
Googleへのクリック課金 なし なし 原則クリックごとに発生
順位・掲載位置 関連性・距離・知名度などで決定 Google検索アルゴリズムで決定 入札・広告品質・競合状況などで変動
向いている用途 店舗への来店・問い合わせ Webサイトへの検索流入 広告による早期の接点獲得

なぜMEO対策は実店舗の集客に有効なのか?

Google検索やGoogleマップでは、ユーザーが現在地周辺の店舗やサービスを検索した際にローカル検索結果が表示されます。そのためMEO対策は、地域で店舗やサービスを探しているユーザーと接点を持つための有力な集客手段の一つです。

Googleビジネスプロフィールを活用すれば、住所、営業時間、写真、口コミ、商品・サービスなど、来店や問い合わせの判断材料となる情報をGoogle検索やGoogleマップ上で管理できます。

MEO対策のメリットとデメリットについては、「MEO対策のメリット・デメリットとは?効果を出すコツを解説」にて詳しく解説しています。

MEO対策は自分でできる?業者に依頼するべき?

MEO対策は自分でも始められます。

Googleビジネスプロフィールは無料で利用でき、基本情報の設定、写真の追加、口コミへの返信、投稿などは自社で対応可能です。

ただし、順位やユーザー行動を分析しながら継続的に改善するには一定の時間と知識が必要です。

MEO対策を自分で行うメリット

MEO対策を自分で行うメリットは、外注費を抑えながら、店舗の最新情報を自社のタイミングで編集・更新できることです。

営業時間の変更や新商品の追加、イベント情報などの更新作業に自社で対応できるほか、Googleビジネスプロフィールの運用ノウハウを社内に蓄積できる点もメリットです。

ただし、編集した情報はGoogleによる確認などにより、検索結果やGoogleマップへ反映されるまで時間がかかる場合があります。

MEO対策を自分で行うデメリット

一方で、自分でMEO対策を行う場合は、継続的な運用や分析に時間がかかります。

Googleビジネスプロフィールの情報更新だけでなく、口コミ対応、写真の追加、投稿、検索語句やユーザー行動の確認などを定期的に行う必要があります。

また、Googleのガイドラインを十分に理解せず運用すると、ビジネス名へのキーワード追加や口コミ施策などで意図せずポリシーに違反する可能性もあるため注意が必要です。

MEO対策は自分で行うのと業者へ依頼するのとどちらがよい?

比較項目 自分でMEO対策 専門業者へ依頼
費用 外注費を抑えられる 月額費用などが発生する
情報更新 自社ですぐに対応できる 依頼や共有が必要な場合がある
運用工数 自社で確保する必要がある 自社の負担を減らせる
分析・改善 ノウハウを身につける必要がある 専門的な分析を依頼できる
複数店舗管理 店舗数が増えるほど負担が大きい 一括管理を依頼しやすい
向いているケース 1店舗・担当時間を確保できる 複数店舗・競合が多い・社内工数が不足

1店舗であれば自社運用から始めやすい一方、運用する時間がない、競合が多いエリアで順位が伸びない、複数店舗を管理しているといった場合は、専門業者への依頼も選択肢になります。

MEO対策は無料でできる?業者へ依頼すると何に費用がかかる?

Googleビジネスプロフィールの登録や基本機能の利用は無料です。そのため、自社でMEO対策を行う場合、GoogleへMEO対策の利用料金を支払う必要はありません。

一方、専門業者へ依頼する場合は、順位計測、競合分析、プロフィール改善、投稿、口コミ管理、レポートなど、依頼する業務の範囲によって費用が異なります。

業者を比較する際は、料金だけでなく「何店舗・何キーワードまで対象か」「どこまで作業を代行するか」「順位だけでなく来店につながる指標まで確認するか」を比較しましょう。

フリースクエアの運用事例ではどのような変化があった?

弊社フリースクエアでは、これまで13,000店舗以上のGoogleビジネスプロフィール運用を支援してきました。実際の運用では、基本情報、口コミ、写真・メニュー、投稿などを店舗ごとの課題に合わせて改善しています。

以下は、弊社フリースクエアのMEO支援事例のうち、Googleビジネスプロフィール上の指標に変化が確認された4業種の実測例です。運用期間は案件ごとに異なり、以下の結果は同様の成果を保証するものではありません。

業種・エリア 対策キーワード 運用期間 総検索数 ルート検索 その他のユーザー行動
渋谷・レストラン 渋谷 レストラン 6か月 2,854 → 18,463 53 → 130 通話 4 → 26
品川・内科 品川 内科 5か月 3,267 → 14,854 233 → 705 通話 31 → 94
新宿・ネイルサロン 新宿 ネイルサロン 3か月 391 → 4,030 8 → 36 通話 2 → 15
春日部・フィットネスジム 春日部 ジム 2か月 1,708 → 6,198 4 → 18 ウェブサイトのクリック 18 → 69

※「総検索数」などの名称は、各事例の計測・掲載当時に使用していた指標名です。

※集計条件:本表は、弊社が支援した4案件について、各案件で保存しているGoogleビジネスプロフィールのパフォーマンスデータをもとに、運用開始時と表記期間終了時を比較してまとめたものです。業種・地域・運用期間・実施施策は案件ごとに異なるため、数値は特定施策単独の効果や、すべての店舗で同様の成果が得られることを示すものではありません。

弊社の運用経験では、特定の施策を一つ行っただけで成果が決まるわけではありません。基本情報、カテゴリ、口コミ、写真、サービス情報などの不足を店舗ごとに確認し、検索順位だけでなく、ルート検索や通話などユーザー行動まで見ながら改善することが重要です。

特に「順位は上がったが問い合わせが増えない」場合は、上位表示施策だけを続けるのではなく、写真、料金・サービス情報、口コミ、予約導線など、検索結果で比較された後に選ばれるための情報を見直します。

Googleマップの順位はどう決まる?関連性・距離・知名度の3要素

Googleマップを含むローカル検索の順位決定アルゴリズムの詳細は公開されていません。ただし、Googleは主な要素として「関連性」「距離」「知名度」の3つを公式に示しています。いずれか一つではなく、複数の要素を組み合わせて検索結果が決まります。

※参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「Googleのローカル検索結果のランキングを改善するヒント」

要素1:ユーザーの検索キーワードとの「関連性」

関連性とは、ユーザーが検索した内容と、そのビジネスがどの程度合致しているかを示す要素です。

Googleビジネスプロフィールに、適切なカテゴリや営業時間、商品・サービスなどの詳細なビジネス情報を登録することで、Googleがそのビジネスについて理解し、関連する検索と結びつけやすくなります。

要素2:検索地点から店舗までの物理的な「距離」

距離とは、検索しているユーザーから各ビジネス拠点までの距離を指します。ユーザーが現在地を共有していない場合は、Googleが把握している位置情報をもとに検索結果が表示されます。

距離は店舗側で自由に変更できない要素ですが、ローカル検索順位は距離だけで決まるわけではありません。関連性や知名度など複数の要素が組み合わされるため、検索地点から遠い店舗が上位に表示される場合もあります。

要素3:オンライン・オフラインでの「知名度」

知名度とは、そのビジネスがどれだけ広く知られているかを示す要素です。

Googleは、現実世界での知名度に加えて、ビジネスにリンクしているWebサイトの数や口コミの数などの情報も知名度の判断材料にしていると説明しています。また、口コミ数が多く評価の高いビジネスは、ローカル検索結果のランキングが高くなる可能性があります。

ただし、知名度は一つの施策だけで決まるものではありません。店舗側では、正確なビジネス情報の提供や、ユーザーからの口コミを適切に蓄積していくことが重要です。

Google公式で確認できる施策と弊社が実務上重視する施策

Googleがローカル検索のランキングとの関係を明示している項目と、店舗選びや運用改善のために活用できる項目は分けて考えることが重要です。

例えば、Googleは「関連性・距離・知名度」をローカル検索結果の主な要素として示しており、カテゴリについても選択内容がローカル検索結果のランキングに影響すると説明しています。また、口コミの数や評価、ビジネスへリンクしているWebサイトの数なども知名度に関係します。

一方、写真・動画や投稿、パフォーマンス分析については、それ自体を行えば検索順位が上がるとGoogleが説明しているわけではありません。

弊社では、Googleがランキングとの関係を明示している項目と、ユーザーの比較検討や運用改善に役立つ項目を分けて考えています。

施策 Google公式で確認できる内容 弊社での主な目的
正確で充実した基本情報 ローカル検索結果への表示に役立つと説明 関連性・情報の正確性
適切なカテゴリ ローカル検索順位に影響すると説明 関連性
口コミ 数・評価がランキングに役立つと説明 知名度・比較検討
ビジネスへリンクするWebサイト 知名度の判断材料の一つと説明 知名度
写真・動画 Googleが掲載を推奨 店舗理解・比較検討
投稿 最新情報・特典・イベント等を伝える機能 比較検討・行動促進
パフォーマンス分析 検索語句や各種行動を確認可能 課題発見・改善判断

MEO対策は自分でどうやる?設定から改善までの6ステップ

自分でMEO対策を行う場合は、「登録・確認→基本情報→写真→口コミ→投稿→分析・改善」の6ステップで進めます。

重要なのは一度設定して終わらせないことです。

Googleビジネスプロフィールを正確に保ち、ユーザーの反応を確認しながら改善を続けましょう。

すでにGoogleビジネスプロフィールを登録済みの場合は、ステップ1を確認したうえでステップ2から見直してください。まず「正しく管理できる状態」を作り、次に「情報を整える」、その後に「写真・口コミ・投稿を充実させる」、最後に「データを見て改善する」という順番で進めます。

13,000店舗以上の運用経験から考えるMEO施策の優先順位

MEO対策では、写真、口コミ、投稿、カテゴリなどさまざまな施策がありますが、すべてを同じ優先度で行う必要はありません。

弊社フリースクエアでは、これまで13,000店舗以上の運用を支援してきた経験から、まずGoogleビジネスプロフィールを正しく管理できる状態を作り、基本情報や事業内容を整えたうえで、口コミ・写真・投稿などを充実させる順番を重視しています。

特に、投稿回数や写真枚数を増やす前に、オーナー確認、ビジネス名、住所、営業時間、カテゴリなど、プロフィールの土台に誤りや不足がないかを確認します。

優先度 確認・実施項目 弊社が優先する理由
最優先 オーナー確認 正しく管理・更新できる状態を作るため
最優先 店名・住所・電話番号・営業時間 基本情報の正確性を確保するため
最優先 メインカテゴリ・追加カテゴリ 実際の事業内容をGoogleへ伝えるため
高 商品・サービス・メニュー 提供内容を具体的に伝えるため
高 写真・動画 店舗選びの判断材料を増やすため
高 口コミ獲得・返信 知名度とユーザーの比較検討に関わるため
中 投稿 最新情報・特典・イベント等を伝えるため
継続 検索語句・閲覧・通話・ルート等の確認 課題を発見し次の改善につなげるため

この優先順位は、Googleが公式に定めたランキング要因の重要度を示すものではありません。

Googleが公開しているローカル検索の仕組みと、弊社が実際の運用で行っている改善手順をもとに、「自分でMEO対策を行う場合に、どこから確認すると進めやすいか」という実務上の優先順位として整理しています。

ステップ1:Googleビジネスプロフィールに登録しオーナー確認を完了させる

ステップ1では、「掲載対象の確認→既存プロフィールの確認→登録またはオーナー権限の取得→オーナー確認」の順で進めます。すでにプロフィールが存在する場合は、新しく作成せず、既存プロフィールを管理できる状態にしましょう。

Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップ上に表示される自社のビジネス情報を管理するための無料ツールです。プロフィールの追加やオーナー確認を完了すると、Google検索やGoogleマップ上に表示されるビジネス情報を管理できるようになります。また、検索語句や閲覧数、ルート検索などを確認できる「パフォーマンス」は、オーナー確認済みのビジネスプロフィールで利用できます。

オーナー確認方法については、「Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法|できない時の対処法も解説」にて詳しく解説しています。

まずGoogleビジネスプロフィールの掲載対象か確認する

Googleビジネスプロフィールを登録する前に、自社が掲載対象となるビジネスか確認しましょう。

Googleでは、原則として営業時間内に顧客と直接対応するビジネスを掲載対象としています。実店舗だけでなく、顧客先へ訪問してサービスを提供するビジネスも条件を満たせば登録できます。

一方、オンラインのみで営業するビジネスなど、Googleビジネスプロフィールの掲載対象にならないケースもあります。まず自社が登録条件を満たしているか確認したうえで、プロフィールの登録・オーナー確認へ進みましょう。

ビジネスプロフィールの登録方法と初期設定

登録方法は非常に簡単です。まず、お持ちのGoogleアカウントでGoogleビジネスプロフィールの公式サイトにアクセスします。次に、画面の指示に従って、自身のビジネス名(店舗名)を検索または新規作成します。

その後、ビジネスのカテゴリ、住所、電話番号といった基本情報を入力していくことで、プロフィールの作成が完了します。初期設定では、特にビジネス名、住所、電話番号を正確に入力することが重要です。

スムーズにオーナー確認を済ませるための手順

オーナー確認の方法はGoogleによって自動的に決定され、ビジネスの種類や地域、公開情報などによって利用できる方法が異なります。

ビデオ録画、電話・SMS、メール、ライブビデオ通話、郵送などが提示される場合があるため、ビジネスプロフィール上に表示された方法に沿って確認を進めましょう。

場合によっては、複数の方法で確認を求められることもあります。

ステップ2:店舗の基本情報を正確に設定する

Googleビジネスプロフィールだけでなく、公式サイトやSNS、ポータルサイトなどに掲載している店舗名・住所・電話番号も、正確で一貫した情報にしておくことが大切です。

特に、移転前の住所や古い電話番号、現在とは異なる店舗名などがWeb上に残っている場合は、可能な範囲で修正しましょう。

Googleビジネスプロフィールの更新方法については、「Googleビジネスプロフィールの正しい更新手順と成果を出す運用のコツ」にて詳しく解説しています。

NAP情報とは?なぜ正確で一貫した情報が重要なのか

NAP情報とは、Name(ビジネス名)、Address(住所)、Phone(電話番号)の頭文字をとった言葉です。

Googleは、ビジネスオーナーが登録した情報だけでなく、公式サイトなどWeb上で公開されている情報や、ユーザー・第三者から提供された情報なども利用してビジネス情報を構成しています。

そのため、移転前の住所や古い電話番号、現在使用していない店舗名など、ユーザーを混乱させる情報がWeb上に残っている場合は、可能な範囲で正しい情報へ更新しましょう。

NAP情報については、「NAP情報とは?MEO対策の基本「NAPの統一」のやり方と注意点」にて詳しく解説しています。

公式サイトの店舗情報もGoogleビジネスプロフィールと整合させる

Googleビジネスプロフィールだけでなく、公式サイトに掲載する店舗情報も正確に管理することが重要です。Googleはビジネスプロフィールの情報を、オーナーが登録した内容だけでなく、ビジネスの公式サイトを含む公開Webコンテンツなど複数の情報源から取得していると説明しています。

そのため、公式サイトでは店舗名、住所、電話番号、営業時間、アクセス、主な商品・サービスなどを、実際の営業内容に合わせて最新の状態に保ちましょう。

複数店舗を展開している場合は、各店舗の住所・電話番号・営業時間・サービス内容などを確認できる店舗別ページを用意し、Googleビジネスプロフィールにも該当店舗へ直接つながるページを設定する方法がおすすめです。Googleも、ビジネスプロフィールでは原則として各拠点につながるWebサイトを指定するよう案内しています。

※参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「Googleがビジネスプロフィールとローカル検索結果の情報を入手する方法と、それらの用途」

また、店舗ページには、以下のような情報を分かりやすく掲載します。

公式サイトで確認したい情報 具体例
店舗名 Googleビジネスプロフィールと同じ実在名称
住所 郵便番号・建物名・階数など
電話番号 店舗へ直接つながる番号
営業時間 通常営業時間・定休日
アクセス 最寄り駅・駐車場・道順
商品・サービス 実際に提供している内容
店舗ごとの特徴 設備・対応可能なサービスなど

必要に応じて、LocalBusiness(ローカルビジネス)の構造化データを使用すると、営業時間や所在地などのビジネス情報をGoogleへ伝えることもできます。Googleもローカルビジネス向けの構造化データを提供しています。

※参考:Google検索セントラル「ローカル ビジネス(LocalBusiness)の構造化データ」

ただし、構造化データを設定したり、公式サイトの情報を整えたりすれば、それだけでGoogleマップの順位が上がるわけではありません。公式サイト側でも正確な情報を提供し、Googleがビジネスの実態を理解しやすくするとともに、ユーザーが公式情報を確認しやすい状態を作ることが目的です。

集客に影響するビジネスカテゴリの正しい設定方法

ビジネスカテゴリは、ユーザーがどのようなサービスを探しているかと、自社のビジネスを結びつけるための非常に重要な設定項目です。まず、自社の中核となる事業内容を最も的確に表す「メインカテゴリ」を一つ選びます。実際の事業内容を表す追加カテゴリがある場合は、必要な範囲で設定できます。

メインカテゴリには、自社の中心となる事業内容を最も具体的に表すカテゴリを設定します。追加カテゴリについても、検索キーワードを増やす目的で設定するのではなく、実際に提供している事業内容を正確に表すうえで必要なカテゴリだけを選びましょう。Googleも、中核事業に当てはまるカテゴリをできるだけ少なく設定するよう案内しています。

弊社の運用でも、実際の事業内容とカテゴリを照らし合わせ、広すぎるカテゴリや関連性の低いカテゴリを整理して、中核事業に合うカテゴリへ見直した後に、対策キーワードの順位に良い変化が確認されたケースがあります。

一方で、「上位表示したいキーワードに近いから」という理由だけでカテゴリを追加する運用は行っていません。カテゴリ変更では、検索対策よりも先に「実際の事業内容を正確に表しているか」を確認しています。

弊社で推奨する考え方 避けたい設定
中核事業に最も合うカテゴリを選ぶ 検索順位だけを目的にカテゴリを選ぶ
実際に提供する事業のカテゴリだけ追加 提供していないサービスを追加
不要・関連性の低いカテゴリを整理 関係の薄いカテゴリを大量追加

MEO対策で確認する検索語句を決める

MEO対策を始める際は、自店舗を探すユーザーがどのような検索語句を使うかを整理しておきましょう。例えば、飲食店であれば「地域名+業種」「地域名+料理ジャンル」、歯科医院であれば「地域名+歯医者」「地域名+診療内容」などが候補になります。

Googleビジネスプロフィールに「対策キーワード」を直接設定する機能はありません。ここで整理する検索語句は、順位計測やパフォーマンス分析を行い、プロフィールの情報に不足がないか確認するための観測対象です。実際に提供している商品・サービスや店舗の特徴と関連する検索語句を選びましょう。

検索キーワードに合わせるために、実際の店舗名や事業内容と異なる情報を登録してはいけません。

13,000店舗以上の運用経験から見る説明文に入れたい情報

弊社フリースクエアでは、これまで13,000店舗以上のMEO運用を支援し、Googleビジネスプロフィールの設定内容やユーザー反応を継続的に確認してきました。その運用・分析経験では、電話・ルート検索・ウェブサイトのクリックなどの反応数が高い店舗の説明文に、「アクセス」「主な商品・サービス」「利用シーン」「実績・専門性」など、来店や問い合わせを判断するための具体的な情報が含まれているケースが多く見られました。

説明文を作成するときは、キーワードを増やすことよりも、「どこにあるのか→何を提供しているのか→誰に向いているのか→どのような特徴・実績があるのか」の順番で整理すると、店舗の特徴を伝えやすくなります。以下の優先度は、Googleが公式に定めた評価基準ではなく、弊社の運用・分析経験をもとに、説明文を作成する際の実務上の優先順位として整理したものです。

説明文に入れたい情報 弊社運用での優先度 記載例
最寄り駅・アクセス ★★★★★ 〇〇駅から徒歩〇分
主な商品・サービス ★★★★☆ 炭火焼きの串焼きを提供
数字で示せる実績 ★★★★☆ 施工実績〇〇件以上
ターゲット・利用シーン ★★★☆☆ 家族でのランチや宴会に対応
創業年数・資格・専門性 ★★☆☆☆ 創業〇年・一級建築士が在籍

※13,000店舗以上は弊社の累計支援実績です。本表は13,000店舗すべてを同一条件で統計解析した結果ではなく、弊社が継続的な運用で確認してきたGoogleビジネスプロフィールの設定内容とユーザー反応の傾向をもとに、説明文を作成する際の実務上の優先順位として整理しています。

ステップ3:店舗の魅力や情報が伝わる写真・動画を追加する

店舗の基本情報が整ったら、次に行うべきは写真や動画の充実です。写真や動画は、文章だけでは分かりにくい店舗の外観・内観、商品、サービス、設備などをユーザーへ伝えるために役立ちます。特に外観写真は、実際に来店するユーザーが店舗を見つけやすくするためにも役立ちます。

※参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「ビジネスプロフィールに表示するビジネス固有の写真に関するヒント」

来店意欲を高める写真の具体的な撮影ポイント

効果的な写真を投稿するためには、いくつかの撮影ポイントがあります。具体的には、「外観」「内観」「商品・サービス」「スタッフ」の4つのカテゴリの写真をバランス良く揃える方法が有効です。外観写真はユーザーが店舗を見つけるための目印となり、内観写真は店内の雰囲気を伝えます。

商品やサービスの写真は、ユーザーが提供内容を具体的にイメージするために役立ちます。スタッフの写真は、業種によっては来店前の安心感や店舗の雰囲気を伝える材料になります。いずれも明るく清潔感が伝わるように撮影することが基本です。

360°ビュー(ストリートビュー)の登録と活用メリット

360°ビュー(店内版のストリートビュー)は、ユーザーが実際に店内を歩いているかのような疑似体験を提供できる機能です。パノラマ写真を用いることで、店舗の広さや座席の配置、全体の雰囲気をよりリアルに伝えることができます。これにより、ユーザーは来店前に店内の広さや雰囲気を確認しやすくなり、店舗を比較・検討する際の判断材料になります。

360°写真は自社で撮影・公開する方法のほか、撮影環境や品質に応じて専門のフォトグラファーへ依頼する方法もあります。店内の広さや設備など、通常の写真だけでは伝えにくい情報を見せたい場合に活用を検討しましょう。

弊社運用では業種によって閲覧される写真・動画に違いが見られた

弊社の運用では、車修理・メンテナンスなどの専門業種で、スタッフが実際に作業している写真の閲覧回数が高くなるケースが確認されています。

また、美容院では、静止画より施術風景や仕上がりを紹介する動画の表示回数が高くなったケースもありました。

ただし、Googleが特定の写真・動画を優先表示した結果なのか、ユーザーが閲覧した結果なのかは判別できません。そのため、弊社では順位向上を目的に枚数を増やすのではなく、「商品・サービス・スタッフ・作業内容が伝わる写真や動画を掲載する」ことを重視しています。

外観・内観・商品・サービスなど、現在の店舗の様子が分かる写真を掲載すると、ユーザーが来店前に店舗の雰囲気や提供内容を確認しやすくなります。商品や店内の様子が変わった場合は、必要に応じて写真も更新しましょう。

ステップ4:口コミを集め、内容に応じて丁寧に返信する

Googleのローカル検索では、口コミの数や評価も「知名度」に関係する要素の一つです。また、口コミは検索順位だけでなく、ユーザーが複数の店舗を比較するときの判断材料にもなります。

そのため、実際に商品やサービスを利用した顧客へ公平に口コミ投稿を案内し、投稿された内容を確認して必要に応じて返信しましょう。具体的な口コミの依頼方法と、Googleのポリシー上避けるべき行為を以下で解説します。

お客様に口コミ投稿を依頼する際の効果的な方法

口コミを自然に集めるためには、実際に商品やサービスを利用したお客様へ広く案内することが大切です。

Googleビジネスプロフィールから発行できる口コミ投稿用のリンクやQRコードを、店内掲示、領収書、ショップカード、サンクスメールなどで案内すると、ユーザーが投稿しやすくなります。

口頭で案内する場合も、「高評価をお願いします」と評価を指定したり、口コミに含める内容を指示したり、その場での投稿を強要したりしないようにしましょう。

また、満足したお客様だけを選んで口コミを依頼したり、割引や商品・サービスなどの特典と引き換えに口コミを依頼したりすることは禁止されています。

※参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「リンクまたは QR コードを作成してクチコミをリクエストする」

※参考:マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーヘルプ「禁止または制限されているコンテンツ」

ネガティブな口コミが投稿された際の適切な対応と例文

ネガティブな口コミが投稿された場合でも、無視せず真摯に対応することが信頼を維持する鍵です。口コミへ返信する際は、まず利用への感謝を伝え、内容を確認したうえで、店舗側に改善すべき点がある場合は必要に応じてお詫びします。その後、確認できた事実や改善策を簡潔に伝える流れが基本です。感情的にならず、あくまでも誠実な姿勢で返信することが、他のユーザーへのアピールにもつながります。

・返信例

この度はご来店いただき、誠にありがとうございます。また、〇〇についてご不快な思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした。いただいたご意見を店舗内で確認し、今後同様のことが起こらないよう改善に努めてまいります。貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございました。

実際の状況を確認したうえで、口コミ内容に合わせて返信してください。

口コミの増やし方や返信方法については、「Googleビジネスプロフィール口コミの増やし方|返信・削除も解説」にて詳しく解説しています。

ステップ5:「投稿」機能を活用して最新情報やイベントを積極的に発信する

Googleビジネスプロフィールの「投稿」機能では、新商品や新サービス、特典、イベントなどの最新情報をGoogle検索やGoogleマップ上でユーザーへ発信できます。最新情報を分かりやすく提供することで、ユーザーが店舗を比較・検討する際の判断材料を増やすことができます。

Googleビジネスプロフィールの投稿機能については、「Googleビジネスプロフィール投稿の基本から活用術まで解説!」にて詳しく解説しています。

投稿の種類(最新情報・特典・イベント)と活用方法

投稿機能には主に「最新情報」「特典」「イベント」の3種類があり、目的に応じて使い分けます。

例えば、新メニューや新サービスの紹介は「最新情報」、割引やセールなどは「特典」、開催日時が決まっている説明会・フェア・催しなどは「イベント」として投稿します。それぞれの投稿にはアクションを促すボタン(「詳細」「予約」など)を設置できるため、ユーザーをウェブサイトへの訪問や予約に直接誘導することも可能です。

なお、営業時間や臨時休業を案内する場合は、投稿で知らせるだけでなく、Googleビジネスプロフィールの営業時間・特別営業時間も正しい情報へ更新しましょう。

投稿では商品・サービス内容を具体的に伝える

投稿文では、単に検索キーワードを詰め込むのではなく、「どのような商品・サービスを提供しているのか」「誰におすすめなのか」「いつ利用できるのか」など、ユーザーに必要な情報を具体的に伝えることが重要です。

サービス名や商品名、地域に関係する情報を記載する場合も、不自然にキーワードを羅列せず、実際の店舗情報として自然で分かりやすい文章にしましょう。

投稿頻度と内容を見直した14店舗では閲覧数・反応数が増加

弊社では、ガソリンスタンド14店舗を対象に、1か月間Googleビジネスプロフィールの投稿運用を見直しました。

投稿頻度を週1回から週5回へ増やし、給油、洗車、オイル交換、点検など実際に提供しているサービスを紹介しました。あわせて、投稿から予約サイトや電話へ進めるようCTAボタンによる導線も整備しています。

その結果、14店舗全体でプロフィールの閲覧数が12%増加、反応数が9%増加しました。

※本事例における「反応数」は、通話・ルート検索・ウェブサイトのクリックの合計を指します。

※調査条件:対象は弊社がGoogleビジネスプロフィールを運用するガソリンスタンド14店舗です。2025年3月に投稿運用を変更し、変更前1か月と変更後1か月の数値を比較しました。データはGoogleビジネスプロフィールのパフォーマンスを使用しています。なお、投稿頻度だけでなく投稿内容とCTA導線も同時に変更しており、季節性、店舗ごとの状況、検索需要などの影響も除外できません。そのため、「週5回投稿すれば閲覧数が12%増える」という意味ではありません。

弊社では、投稿回数そのものよりも、ユーザーが知りたいサービス情報を継続的に発信し、閲覧後の行動につながる導線まで整えることを重視しています。

ステップ6:パフォーマンスをどう確認してMEO対策を改善する?

MEO対策は、施策を実行して終わりではありません。

データを定期的に確認して改善につなげることで、Googleビジネスプロフィールの運用状況やユーザーの反応を把握しやすくなります。

Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」では、検索語句や閲覧数、ルート検索、通話、ウェブサイトのクリックなどから、ユーザーがプロフィールをどのように見つけ、その後どのような行動をしたかを確認できます。これらのデータを定期的に確認し、次の改善施策を考えるための材料として活用しましょう。

パフォーマンスで確認したい主なデータ

Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」では、ユーザーがプロフィールをどのように見つけ、その後どのような行動をしたのかを確認できます。

特に確認したいのは、「検索に使用された検索語句」「プロフィールの閲覧数」「ルート検索」「通話」「ウェブサイトのクリック」などです。

例えば、狙っているサービス名での検索が少ない場合はカテゴリやサービス情報を見直す、プロフィールの閲覧数に対してルート検索やウェブサイトのクリックが少ない場合は写真やサービス内容、店舗情報の伝え方を見直すなど、数字を改善施策につなげます。

Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスについては、「Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスとは?確認・分析・活用方法を解説」にて詳しく解説しています。

データに基づいた具体的な改善アクションの立て方

効果測定で得られたデータは、具体的な改善につなげることが重要です。

例えば、実際に表示されている検索語句を確認し、自社の中心となるサービスと関連する検索が少ない場合は、メインカテゴリや追加カテゴリ、商品・サービス情報などが実際の事業内容を正確に表しているか確認します。

また、プロフィールの閲覧数は多いものの、ルート検索やウェブサイトへのクリックが少ない場合は、写真、営業時間、商品・サービス、料金、予約方法など、ユーザーが利用を判断するための情報に不足がないか見直します。

弊社の運用では、「データ確認→課題の仮説→情報の改善→再計測」という流れで継続的に確認することを重視しています。

GoogleビジネスプロフィールとGA4(Google Analytics 4)を連携して分析する

2026年6月8日、GoogleはGoogleビジネスプロフィールとGoogle Analyticsを直接リンクする新機能を追加しました。GA4の管理画面からビジネスプロフィールをリンクすると、Googleビジネスプロフィールのインタラクション、通話、予約、ルート、ウェブサイトのクリックなどの指標を、Webサイトやアプリのデータと同じGoogle Analytics上で確認できます。

これにより、Google検索・Googleマップ上でどの程度ユーザー行動が発生しているかと、Webサイト側で計測している問い合わせや予約などのデータを同じ分析環境で確認しやすくなりました。

ただし、GoogleビジネスプロフィールからWebサイトへ移動した個々のユーザーについて、その後の行動をすべて一対一で追跡できる機能ではありません。複数のビジネスプロフィールをリンクした場合はGBP指標が合算されるなど、分析上の制限もあります。

GBPの指標は直近6か月分が対象となるため、弊社ではGoogleビジネスプロフィール単体のパフォーマンスだけでなく、GA4などのWebサイト側のデータもあわせて確認し、来店・問い合わせにつながる改善点を判断することが重要だと考えています。

※参考:アナリティクスヘルプ「Google ビジネス プロフィール(GBP)を Google アナリティクスに接続する」

自分でMEO対策をするときは何を確認すべき?

自分でMEO対策を行う際は、「最初に整える項目」と「継続して確認する項目」を分けて管理すると取り組みやすくなります。

まずオーナー確認と基本情報を整え、その後に写真・口コミ・投稿を運用し、最後に検索語句やユーザー行動を確認して改善します。この順番で進めることが、自分でMEO対策を行う際の基本です。

以下の項目を参考に、自店舗のGoogleビジネスプロフィールに不足している情報がないか確認してみましょう。

タイミング 確認項目
初期設定 ビジネスのオーナー確認を完了する
初期設定 ビジネス名・住所・電話番号を正確に登録する
初期設定 実際の事業内容に合ったカテゴリを設定する
初期設定 営業時間・定休日・特別営業時間を設定する
初期設定 公式サイトがある場合はウェブサイトURLを設定する
初期設定 商品・サービス・メニュー・属性情報を充実させる
継続運用 外観・内観・商品・サービスなどの写真を追加する
継続運用 必要に応じて最新情報やイベントを投稿する
継続運用 実際に利用した顧客へ口コミ投稿を依頼する
継続運用 口コミを確認し、必要に応じて返信する
定期確認 検索語句や閲覧数を確認する
定期確認 通話・ルート・ウェブサイトのクリックを確認する
定期確認 営業時間など古い情報が残っていないか確認する
定期確認 検索結果や競合店舗の状況を確認する

MEO対策でやってはいけないことは?3つのNG行動

MEO対策では、正式名称ではないキーワードをビジネス名へ追加する、口コミと引き換えに特典を提供する、虚偽の住所や営業時間を登録するといった行為は避ける必要があります。

違反内容によってはプロフィールが制限・停止される場合もあるため、Googleのガイドラインに沿って運用しましょう。

ここでは、特に注意すべき点を3つ解説します。安全に運用するため、設定や施策を行う前にGoogleの公式ガイドラインを確認しましょう。

Googleビジネスプロフィールの停止と復旧については、「Googleビジネスプロフィールが停止された理由と復旧のための再審査請求」にて詳しく解説しています。

ビジネス名への不要なキーワード追加や説明文への不自然な羅列

検索順位を上げたい一心で、正式な店舗名に地域名やサービス名といったキーワードを追加する行為は、明確なガイドライン違反です。例えば、店舗名が「ABCカフェ」であるにもかかわらず、「ABCカフェ【渋谷駅近・Wi-Fi完備】」のように設定することは許可されていません。ビジネス名は、看板などで実際に使用している正式名称を正確に記載する必要があります。

一方、説明文では、検索順位だけを目的にキーワードを不自然に羅列するのではなく、実際の事業内容や特徴をユーザーに分かりやすく伝えることが重要です。

インセンティブを渡して口コミ投稿を依頼する行為

良い口コミを増やすために、割引や無料サービスなどのインセンティブを提供して投稿を依頼する行為は、Googleのポリシーで固く禁じられています。口コミは、実際にサービスを利用したユーザーの自発的で正直な意見であることが前提です。見返りを条件に投稿を促すことは、口コミの信頼性を損なう行為と見なされます。

ポリシー違反と判断された場合、該当の口コミが削除されるほか、ビジネスプロフィールに制限が課される場合があります。そのため、インセンティブと引き換えに口コミ投稿を依頼する行為は避けましょう。

ガイドライン違反と判断される虚偽情報の掲載

ビジネスプロフィールには、常に正確で最新の情報を提供することが求められます。存在しない住所で登録したり、意図的に営業時間を偽って記載したりするなど、ユーザーを欺くような虚偽の情報を掲載することは重大なガイドライン違反です。また、自社のビジネスと全く関係のないカテゴリを設定する行為も同様です。

これらの違反が確認された場合、ビジネスプロフィールの機能が制限されたり、プロフィールが停止されたりする可能性があるため、情報の正確性には細心の注意が必要です。

弊社の停止・制限相談30件ではどのような問題が確認された?

弊社では、2025年1月~2026年7月にGoogleビジネスプロフィールの停止・制限について相談を受けた案件のうち、社内記録を確認できた30件を調査しました。

弊社担当者が再審査請求前のGoogleビジネスプロフィールの登録内容と当時のGoogleガイドラインを照合し、問題の可能性が確認された項目を分類したところ、20件(66.7%)でビジネス名に関する問題の可能性が確認されました。

なお、これはGoogleから通知された正式な停止原因の内訳ではありません。1案件で複数の問題が確認されたケースもあり、「停止原因の66.7%がビジネス名」という意味ではありません。

確認された問題 該当案件数 該当率
ビジネス名 20件 66.7%
重複プロフィール 5件 16.7%
その他・特定不能 5件 16.7%
住所・営業実態 1件 3.3%
Googleアカウント関連 1件 3.3%
口コミ・虚偽のエンゲージメント 1件 3.3%

※1案件で複数項目に該当するため、合計は100%になりません。

MEO対策に関するよくある質問

MEO対策では、「自分でできるのか」「費用はいくらかかるのか」「いつ効果が出るのか」「悪い口コミは削除できるのか」など、運用を始めてから迷いやすいポイントがあります。ここでは、店舗オーナーや運用担当者が確認しておきたい代表的な疑問に回答します。

Q. MEO対策は自分でできますか?費用はどのくらいかかりますか?

Googleビジネスプロフィールの登録や基本的な運用は無料で行えるため、自分でMEO対策を始める場合、Googleへ利用料金を支払う必要はありません。

専門業者へ依頼する場合は、店舗数や対策内容、分析・投稿・口コミ管理などの支援範囲によって費用が異なります。

Q. MEO対策を始めてから効果を実感できるまでの期間は?

MEO対策の効果が表れるまでの期間に一律の目安はありません。

業種や地域の競合状況、現在のGoogleビジネスプロフィールの状態、検索地点などによって順位は変わります。

そのため、短期間の順位変動だけで判断せず、検索語句や閲覧数、通話、ルート検索などのデータも確認しながら継続的に改善することが重要です。

Q. 投稿された悪い口コミや評価は削除できますか?

原則として、一度投稿された口コミや評価を店舗側で任意に削除することはできません。しかし、内容がスパム、なりすまし、ハラスメントなど、Googleの投稿コンテンツポリシーに違反している場合は、Googleへ削除をリクエストできます。リクエストが承認されれば、該当の口コミは削除されます。

Q. MEO対策では具体的に何をすれば検索順位が上がりますか?

Googleは、ローカル検索結果を主に「関連性」「距離」「知名度」に基づいて表示しています。店舗側で距離を変更することはできないため、まずはGoogleビジネスプロフィールのオーナー確認を行い、カテゴリ、住所、営業時間、商品・サービスなどの情報を正確かつ充実させましょう。あわせて、店舗の様子が分かる写真、実際の顧客からの口コミと適切な返信、必要に応じた最新情報の発信などを行い、パフォーマンスを確認しながら改善します。

ただし、特定の施策を行えば必ず検索順位が上がるわけではありません。

まとめ

MEO対策は、Googleビジネスプロフィールを正確に整え、地域のユーザーへ必要な情報を届けるための取り組みです。

自分でも始められますが、「関連性・距離・知名度」を理解し、順位だけでなく通話やルート検索などのユーザー行動も確認しながら改善することが重要です。

MEO対策は専門業者へ依頼しなくても自分で始められます。

まずは本記事で紹介した6ステップに沿って、基本情報の設定、写真、口コミ、投稿、パフォーマンスの確認・改善から取り組んでみましょう。

自社だけでは運用時間を確保できない場合や、継続しても順位や集客につながらない場合は、専門業者への相談も選択肢の一つです。

WRITER

フリースクエア MEO研究会

Googleビジネスプロフィールを活用した店舗集客を専門に、MEO対策・口コミ運用・投稿運用・分析改善を担当。累計13,000店舗以上(自社支援実績)の運用データと実務経験をもとに、Googleマップでの検索順位向上や来店数増加につながる施策の企画・検証・運用を行っている。社内にMEO研究会を設立し、Googleの公式情報や最新アップデート、ローカル検索の変化を継続的に調査・検証。その知見をもとに、実践的なMEO・ローカルSEOの情報を発信している。

MEO対策とは?自分でできるGoogleマップ上位表示の基本と手順

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