- 2026.9.10
- MEO
MEOペナルティとは?原因・確認方法・復旧手順を解説
MEOペナルティとは、Googleビジネスプロフィールのガイドライン違反などにより、プロフィールやコンテンツ、管理に使用するGoogleアカウントに制限がかかる状態を指す業界上の呼び方です。
Google公式では、主に「停止」「無効化」「コンテンツの不承認」「アカウントの制限」などの表現が使われています。
結論からいうと、検索順位が下がっただけではMEOペナルティと断定できません。
まずGoogleビジネスプロフィールの管理画面や登録メールを確認し、制限通知の有無、オーナー確認、直近の情報変更を切り分けましょう。プロフィールの停止・無効化が疑われる場合は、再審査請求ツールで管理措置の理由と関連ポリシーを確認します。
プロフィールが停止・無効化されている場合は、該当箇所を修正し、必要な証拠書類を準備して再審査を請求します。投稿や編集内容のみが不承認の場合は、Googleから表示された案内に従って修正または問い合わせを行いましょう。審査中に同じビジネスの新しいプロフィールを作成したり、同じ内容の再審査請求を繰り返したりしてはいけません。
この記事でわかること
- MEOペナルティの正しい意味とGoogle公式上の扱い
- 順位低下とプロフィール停止を見分ける方法
- ガイドライン違反になりやすい具体的な行為
- 停止・無効化されたプロフィールの復旧手順
- 再審査請求に必要な証拠書類と注意点
- ペナルティを防ぐための日常的な運用・確認方法
確実に売上アップするMEO運用代行なら
フリースクエアにお任せください!
13,000店舗以上の実績、Googleマップ上位表示率90.1%!
MEOペナルティとは何か?
MEOペナルティとは、Googleビジネスプロフィールのガイドライン違反などにより、プロフィールやコンテンツ、管理に使用するGoogleアカウントに制限がかかる状態を指す業界上の呼び方です。
Google公式用語ではないため、順位低下だけで判断せず、まず停止・制限の通知や公開状態を確認します。
Googleはどのようにポリシー違反を確認している?
Googleは、プロフィールやコンテンツの情報、ユーザーからの報告など、複数の情報をもとにポリシーへの適合性を確認しています。ただし、違反を判断する詳細な基準や、どの情報が決定的な要因になるかは公開していません。
そのため、「競合から通報されたから停止された」などと原因を断定せず、Googleから届いた通知や管理画面の案内、関連ポリシーを確認することが重要です。プロフィールが停止・無効化されている場合は、再審査請求ツールで管理措置の理由を確認します。
※参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「Googleビジネスプロフィールのポリシーの概要」
ポリシー違反が確認されるとどのような制限を受ける?
Googleビジネスプロフィールでポリシー違反が確認された場合、投稿や編集内容が不承認になる、プロフィールが停止・無効化される、口コミ機能が制限されるなどの措置が取られる場合があります。
また、Googleアカウント自体に制限がかかると、そのアカウントで管理している複数のビジネスプロフィールが停止される場合もあります。
一方、検索順位が下がっただけではポリシー違反による措置とは断定できません。関連性・距離・知名度や競合状況など、通常の順位変動要因も確認する必要があります。
順位低下はMEOペナルティ?最初に確認する5ステップ
Googleマップで店舗が表示されない、または順位が急に下がった場合でも、すぐにMEOペナルティと判断してはいけません。まず停止・制限の通知、オーナー確認、直近の情報変更、重複プロフィール、第三者編集を確認し、そのうえで通常の順位変動と切り分けます。
Step1:Googleから制限の通知が出ているか確認する
まず管理画面や登録メールを確認し、プロフィールの停止・無効化、Googleアカウントの制限、口コミ機能の制限などの通知がないか確認します。プロフィールの停止・無効化が疑われる場合は、再審査請求ツールでも対象プロフィールと管理措置の理由を確認しましょう。
Step2:オーナー確認と公開状態を確認する
オーナー確認が未完了でも、プロフィールがGoogle検索やGoogleマップに表示され、一部の情報を編集できる場合があります。ただし、すべての情報編集や口コミへの返信などの管理機能を利用するには、オーナー確認が必要です。まず現在の確認状況と管理権限を確認しましょう。
オーナー確認については、「Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法|できない時の対処法も解説」の記事で詳しく解説しています。
Step3:直近の変更履歴を確認する
ビジネス名、住所、カテゴリ、電話番号、ウェブサイト、営業時間を変更した時期と、表示異常が始まった時期を照合します。情報を変更した直後に公開画面へ反映されていなくても、それだけでMEOペナルティとは判断できません。項目によって反映までの時間に差があるため、まず変更内容と経過時間を確認しましょう。
弊社データでは多くの編集項目が当日中に反映されている
フリースクエアでは、Googleビジネスプロフィールの情報変更後、公開画面へ反映されるまでの時間を記録しています。2026年1月から6月までに記録した営業時間、電話番号、カテゴリ、住所の編集データを比較したところ、いずれの項目も96%以上が当日中に反映されていました。
| 編集項目 | 集計件数 | 当日中に反映した件数 | 当日中の反映率 | 反映時間の中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 営業時間 | 30件 | 29件 | 96.67% | 5分 |
| 電話番号 | 28件 | 27件 | 96.43% | 10分 |
| カテゴリ | 551件 | 548件 | 99.46% | 15分 |
| 住所 | 155件 | 155件 | 100.00% | 10分 |
※集計期間は2026年1月〜6月です。同一店舗で複数回変更した場合は、1回の変更を1件として集計しています。反映時間は、編集内容を保存した時刻から、担当者がGoogle検索またはGoogleマップの公開画面で変更後の情報を初めて確認できた時刻までとしています。そのため、実際にGoogle側で情報が更新された時刻とは差が生じる場合があります。
4項目はいずれも96%以上で当日中の反映を確認しました。一方、反映時間の中央値は営業時間が5分、電話番号と住所が10分、カテゴリが15分と、項目によって違いが見られました。
なお、Google公式では、編集内容の審査には通常、最長で10分ほどかかり、場合によっては最長30日ほどかかることがあると案内しています。弊社データはあくまで2026年1月〜6月に確認した案件の傾向であり、当日中に反映されないことだけを理由にMEOペナルティと判断することはできません。
※参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「ビジネス プロフィールの編集内容の反映」
情報がすぐ更新されない場合は、MEOペナルティと判断する前に、変更した項目、経過時間、プロフィールの公開状態、Googleからの通知を確認しましょう。
Googleビジネスプロフィールの更新方法については、「Googleビジネスプロフィールの正しい更新手順と成果を出す運用のコツ」の記事で詳しく解説しています。
Step4:重複・閉業表示・第三者編集を確認する
同じ店舗のプロフィールが複数存在していないか、「閉業」と表示されていないか、意図しない情報変更がないかを確認します。
Step5:通常の順位変動と切り分ける
管理画面に制限通知がなくプロフィールが公開されている場合は、競合の強化、検索地点、関連性・距離・知名度など、通常の順位変動要因も確認します。
※参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「Googleのローカル検索結果のランキングを改善するヒント」
Googleのローカル検索については、「ローカル検索とは?Googleの仕組みと順位決定要素を解説」の記事で詳しく解説しています。
弊社事例でも通常の運用変化だけで順位が動いたケースがある
弊社の運用事例でも、プロフィール停止や制限が発生していない状態で順位が大きく変動したケースがあります。
例えば、口コミ0件だった病院では、星5の口コミが1件投稿された翌日に対策ワードの順位が5位前後から3位へ変動しました。居酒屋では10位以下から3日後に3位、ガールズバーでは7位前後から5日後に1位へ変動した事例があります。
これらは、口コミ投稿後に順位変動が確認された個別事例であり、口コミ1件が順位上昇の直接原因だったとは判断できません。検索地点、競合状況、関連性、知名度など複数の要因が影響した可能性があります。重要なのは、プロフィールに制限がなくても順位は変動するため、「順位が動いた=MEOペナルティ」と判断しないことです。
「MEOペナルティかもしれない」と相談された案件の実態
フリースクエアでは、2025年1月〜2026年7月に「Googleマップの順位が急に下がった」「店舗が表示されなくなった」などの相談を受けた20件について、プロフィールの状態を確認しました。
相談時点ではMEOペナルティを疑っているケースでも、実際にGoogleによるプロフィール停止・無効化が確認されるとは限りません。そこで、調査後の状態を「プロフィール停止・無効化」「プロフィール側の問題」「明確な制限なし」「その他・判定不能」に分類しました。
| 調査結果 | 案件数 | 割合 | 主な状況 |
|---|---|---|---|
| プロフィール停止・無効化 | 3件 | 15% | Googleによる管理措置を確認 |
| プロフィール側の問題 | 4件 | 20% | 重複・オーナー確認・第三者編集など |
| 明確な制限なし | 10件 | 50% | Googleによる管理措置を確認できず |
| その他・判定不能 | 3件 | 15% | 原因を特定できなかった案件 |
※各案件は、調査後に確認された主な状態を基に、4つの区分のいずれか1つに分類しています。
※「明確な制限なし」は、管理画面や登録メールなどでプロフィール停止・無効化等の管理措置を確認できなかった案件です。「その他・判定不能」は、記録不足などにより、プロフィールの状態や原因を十分に特定できなかった案件です。
集計の結果、相談時にMEOペナルティを疑っていた20件のうち、実際にプロフィールの停止・無効化を確認したのは3件(15%)でした。
一方、4件(20%)では第三者による情報変更や重複プロフィール、オーナー確認の状態など、プロフィール側の問題が確認されました。また、10件(50%)ではGoogleによる明確な制限を確認できませんでした。
この結果からも、順位低下や表示異常が起きた際は、最初から「MEOペナルティを受けた」と判断するのではなく、Googleからの通知、プロフィールの公開状態、オーナー確認、直近の変更履歴などを順番に確認することが重要だと考えています。
どの行為がMEOペナルティの原因になる?
MEOペナルティにつながる主な原因は、ビジネス名への不要なキーワード追加、実態のない住所、虚偽・利益相反の口コミ、特典付きや高評価だけを狙った口コミ依頼、重複プロフィールなどです。
カテゴリについても、中核事業と一致するものを設定し、登録内容と運用方法を公式ガイドラインに照らして確認しましょう。
弊社の停止・制限に関する相談案件ではどのような問題が確認された?
フリースクエアでは、2025年1月〜2026年7月にGoogleビジネスプロフィールの停止・制限について相談を受けた案件のうち、社内記録を確認できた30件を対象に、停止・制限に関する調査時に確認されたガイドラインとの不一致や問題の可能性がある項目を集計しました。
なお、以下はGoogleが正式な停止原因として通知した内訳ではありません。弊社がプロフィールの登録内容や運用状況をGoogleのガイドラインと照らし合わせた際に、問題の可能性がある項目として確認した内容です。1案件で複数の項目に該当する場合があります。
| 確認された問題 | 該当案件数 | 該当率 |
|---|---|---|
| ビジネス名 | 20件 | 66.7% |
| 住所・営業実態 | 1件 | 3.3% |
| 重複プロフィール | 5件 | 16.7% |
| Googleアカウント関連 | 1件 | 3.3% |
| 口コミ・虚偽のエンゲージメント | 1件 | 3.3% |
| その他・特定不能 | 5件 | 16.7% |
※該当率は30件を母数として算出しています。複数の問題が確認された案件は、それぞれの項目に重複して計上しているため、該当率の合計は100%になりません。
※前述の20件の集計とは対象条件が異なります。前述の20件は「順位低下・表示異常」について相談を受けた案件を調査結果別に分類したもので、本集計は「停止・制限」に関する相談案件のうち、社内記録を確認できた30件について、調査時に確認された問題項目を集計しています。
今回の30件では、ビジネス名に関する問題が20件(66.7%)と最も多く確認されました。次いで、重複プロフィールが5件(16.7%)、その他・特定不能が5件(16.7%)でした。
ビジネス名では、実際に使用している名称に地域名やサービス名などを追加しているケースなど、Googleのガイドラインとの不一致が確認されています。一方で、1つの案件に複数の問題が存在するケースもあるため、「ビジネス名が停止原因の66.7%を占める」という意味ではありません。
弊社では、プロフィールが停止・制限された際に1つの項目だけを修正するのではなく、ビジネス名、住所、重複プロフィール、管理アカウント、口コミ運用などをまとめて確認したうえで、再審査請求の準備を進めています。
弊社の支援事例:飲食店のプロフィール停止
弊社が対応した飲食店では、Googleマップ上でプロフィールが表示されなくなり、確認したところ順位低下ではなくプロフィール自体が停止されていました。
管理画面の通知と登録内容を照合すると、ビジネス名に不要なキーワードが含まれていたため、看板や公式サイトなどで実際に使用している名称へ修正しました。再審査を請求した結果、弊社では請求から7日後に公開画面上でプロフィールの復旧を確認しました。
NG行為1:ビジネス名に地域名やサービス名など不要なキーワードを追加する
ビジネス名には、看板、ウェブサイト、ビジネスレターなどで一貫して使用し、顧客に認知されている実際の名称を登録します。
検索順位を上げたいからといって、「【渋谷】人気No.1の美容室」「格安スマホ修理〇〇」のように、地域名、サービス内容、キャッチコピーなど、実際の名称に含まれない情報を追加する行為は明確なガイドライン違反となります。
ビジネス名に不要な情報を含めると、Googleによって情報が修正されたり、ビジネスプロフィールが停止されたりする場合があります。
弊社の運用では、ビジネス名に対策キーワードを追加するのではなく、実際に提供しているサービスや利用シーンを説明文・メニュー・サービス欄など適切な項目で整理しています。飲食店では、食材、調理方法、利用シーンなどをメニュー説明に加えた後、関連する検索語句で表示傾向に良い変化が見られたケースもあります。
検索対策に使う情報と、実際のビジネス名は分けて考えることが重要です。
NG行為2:実態のない住所や利用要件を満たさない住所を登録する
来店型ビジネスが住所を表示する場合は、営業時間中にスタッフが常駐し、顧客へ対応できる実在の拠点を登録します。
私書箱や、顧客対応の実態がない住所を店舗所在地として登録することはできません。
また、Googleに店舗住所を掲載する場合は、その住所にビジネス名を示す常設の看板が必要です。
一方、出張修理、訪問介護、清掃業など、顧客の所在地へ出向く非店舗型ビジネスは、住所を非表示にしたうえでサービス提供地域を設定します。バーチャルオフィスは、その住所で実際にサービスを提供していない場合は登録できません。コワーキングスペースについても、常設の看板があり、営業時間中に顧客へ対応できるスタッフが常駐しているなど、Googleの要件を満たす必要があります。
※参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「Googleに掲載するビジネス情報のガイドライン」
NG行為3:自作自演や利益相反にあたる口コミを投稿する
店舗の従業員が顧客を装って自店舗に口コミを投稿したり、家族や業務関係者など、利害関係のある人物に評価を操作する目的で口コミを依頼したりする行為は、Googleのポリシーに違反します。
口コミは、実際の体験に基づいた内容でなければなりません。虚偽の口コミや利益相反に基づく投稿は、削除やアカウント・プロフィールへの制限につながる可能性があります。
NG行為4:特典や割引と引き換えにユーザーへ口コミ投稿を依頼する
「口コミを書いてくれたら会計から10%割引」のように、金銭や割引、無料サービスなどの見返りと引き換えに口コミ投稿を依頼する行為は、口コミの真正性や公平性を損なうためGoogleのポリシーで禁止されています。
口コミ投稿を依頼すること自体は問題ありませんが、あくまでユーザーの自発的な協力を促す形に留め、対価を提供してはいけません。
NG行為5:高評価の顧客だけに口コミを依頼したり、投稿内容を指定したりする
満足度の高い顧客だけを選んで口コミを依頼したり、「星5でお願いします」「担当者名を入れてください」など、評価や投稿内容を指定したりする運用は避けましょう。
口コミを依頼する場合は、特典を付けず、評価や内容を誘導せず、実際の体験に基づく率直な感想を任意で投稿してもらうことが重要です。
※参考:マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーヘルプ「禁止または制限されているコンテンツ」
口コミの増やし方については、「Googleビジネスプロフィール口コミの増やし方|返信・削除も解説」の記事で詳しく解説しています。
虚偽の口コミが確認されると口コミ機能が制限される場合がある
Googleが虚偽の口コミや報酬付きの口コミなど、不審な口コミ活動やポリシー違反を確認した場合、口コミが削除されるだけとは限りません。ユーザーがそのビジネスに新しい口コミや評価を一定期間投稿できなくなったり、既存の口コミが一時的に非表示になったり、プロフィール上に警告が表示されたりする場合があります。
口コミを増やす場合は、特典や評価指定を行わず、実際に商品やサービスを利用した顧客へ、率直な感想を任意で依頼しましょう。
※参考:マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーヘルプ「消費者アラート」
NG行為6:同一のビジネスに複数のプロフィールを作成する
同一のビジネスに対して複数のビジネスプロフィールを作成すると、重複プロフィールと判断される場合があります。
例えば、1つの美容院が「カット」「カラー」「トリートメント」のようにサービスごとに別々のプロフィールを作成するケースがこれに該当します。ユーザーが正しいプロフィールを判断しにくくなるため、原則として1つのビジネスにつき1つのプロフィールを作成します。
ただし、別の名称で独立して運営されている部門や、Googleの要件を満たす個人専門家などは、個別プロフィールを作成できる場合があります。サービス名や施術名ごとにプロフィールを分けることはできません。
NG行為7:競合他社へ虚偽の編集や実体験に基づかない口コミを投稿する
競合他社に対する虚偽の編集提案や、実際には利用していないにもかかわらず低評価口コミを投稿する行為は、Googleマップのコンテンツポリシーに違反します。
投稿したコンテンツの削除や、投稿機能・アカウントの制限につながる可能性があるため、正当な根拠がない編集や口コミ投稿は行ってはいけません。
停止されたGoogleビジネスプロフィールはどう復旧する?
プロフィールが停止・無効化された場合は、Googleからの通知と再審査請求ツールで制限理由と関連ポリシーを確認します。登録内容をガイドラインに沿って修正し、必要な証拠書類を準備したうえで再審査を請求します。審査中は同一ビジネスの新規プロフィールを作成しないようにしましょう。
Googleビジネスプロフィールの復旧方法については、「Googleビジネスプロフィールが停止された理由と復旧のための再審査請求」の記事で詳しく解説しています。
Step1:Googleからの通知と制限理由を確認する
プロフィールの復旧は、Googleから通知されている制限内容を確認することから始めます。Googleビジネスプロフィールの管理画面、登録メール、再審査請求ツールを確認し、プロフィールの状態や管理措置が取られた理由、関連するポリシーを確認しましょう。具体的な修正箇所まで示されない場合は、表示されているポリシーと現在の登録内容を照らし合わせて確認します。
確認事項:管理画面で通知内容をチェックする方法
Googleビジネスプロフィールの管理画面や再審査請求ツールには、プロフィールが停止・制限されている場合、その状態や関連する案内が表示されることがあります。表示された内容と関連ポリシーを確認し、自社の登録内容と照らし合わせて修正箇所を確認しましょう。
よくある失敗:原因を誤って判断し、見当違いの修正をしてしまう
Googleからの制限に関する通知をよく確認せず、思い込みで修正作業を進めてしまうのはよくある失敗例です。例えば、表示されたポリシーや現在の登録内容からビジネス名に問題があると考えられるにもかかわらず、ウェブサイトURLや説明文だけを修正しても、原因が残る可能性があります。
原因と関係のない箇所だけを修正しても問題が解消されず、再審査で復旧が認められない可能性があります。まず通知内容と関連ポリシーを確認し、修正すべき項目を絞り込みましょう。
Step2:Googleのガイドラインに沿って、違反箇所をすべて修正する
Step1で確認した制限理由や関連ポリシーを基に、Googleの公式ガイドラインと現在の登録内容を照らし合わせ、違反している箇所を修正します。例えば、ビジネス名に不要なキーワードが含まれている場合は、実際のビジネスで使用し、顧客に認知されている名称へ修正します。住所が不正確であれば、正しい所在地に更新します。指摘されたと思われる項目だけでなく、ビジネス名、住所、カテゴリ、電話番号などプロフィール全体を確認し、実態やガイドラインと一致していない箇所があれば修正しましょう。
確認事項:ビジネス名や住所(NAP情報)の正しい修正方法
ビジネス名、住所、電話番号は、実際の事業内容と一致する正確な情報を登録します。ビジネス名は、看板、公式サイト、ビジネスレターなどで一貫して使用し、顧客に認知されている名称を基準にしてください。
自社サイトや主要なポータルサイトでも、利用者が別の店舗と誤認しないよう、住所や電話番号を正確に掲載します。全角・半角などを一字一句揃えることよりも、実在する同一のビジネスであることが明確に伝わる状態が重要です。
NAP情報については、「NAP情報とは?MEO対策の基本NAPの統一のやり方と注意点」の記事で詳しく解説しています。
補足情報:修正前後のスクリーンショットを社内記録として残す
修正前後のスクリーンショットは、社内で変更内容を管理する記録として保存しておきましょう。Googleが証拠書類の例として挙げているのは、正式な事業登録証、営業許可証、納税証明書、電気・電話・インターネットなどの事業用公共料金請求書です。書類に記載されたビジネス名と住所が、対象プロフィールと一致しているか確認してください。
弊社が再審査請求前に確認しているチェックリスト
弊社では、Googleビジネスプロフィールの再審査請求を行う前に、以下の8項目を確認しています。これはGoogleが公式に定めたチェックリストではなく、弊社の支援現場で登録情報の見落としや証拠書類との不一致を防ぐために確認している項目です。
Step3:修正が完了したら再審査請求を送信する
ガイドラインに沿った修正が完了したら、Googleビジネスプロフィールの再審査請求ツールから対象プロフィールを選択し、再審査を請求します。ツールには、制限されたプロフィール、措置の理由、違反したポリシーへのリンクなどが表示されます。再審査請求は、停止・無効化されたプロフィールの復旧をGoogleに求めるための正式な手続きです。
Google公式の再審査請求手順については、「停止または無効化されたプロフィールを修正する」もあわせて確認してください。
※参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「停止または無効化されたプロフィールを修正する」
確認事項:再審査請求時に確認したい入力内容と証拠書類
再審査請求では、再審査請求ツールの案内に従って申請を進め、必要に応じて証拠書類を提出します。証拠書類を提出する場合は、プロフィールの復旧が必要だと考える理由についても具体的に説明しましょう。説明する際は、「ガイドラインに従い修正しました」とだけ記載するのではなく、「ビジネス名に不要な地域名が含まれていたため、実際に使用している名称へ修正しました」のように、確認した問題と対応内容を具体的に整理すると分かりやすくなります。
弊社では、再審査請求時に長い経緯説明だけを書くのではなく、プロフィールの実態、確認した問題、修正した項目、提出する証拠書類を簡潔に整理しています。申請内容と証拠書類のビジネス名・住所に矛盾がないかも送信前に確認します。
Google公式ヘルプでは、再審査請求に証拠書類を添付する場合は、60分以内に提出する必要があると案内しています。画面の案内に従って期限内に送信できるよう、事業登録証や営業許可証、公共料金の請求書など、必要な書類は再審査請求を始める前に準備しておきましょう。
※参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「ビジネスプロフィールのコンテンツとプロフィールの制限に対する再審査請求」
よくある失敗:修正内容や証拠が不足したまま再審査を請求する
再審査請求でよくある失敗は、修正内容の説明が抽象的で、審査担当者に何を変更したのかが伝わらないケースです。「規約違反を修正しました」という一文だけでは、Google側は対応の具体性を判断できません。必要な情報が不足していると、再審査で復旧が認められない可能性があります。修正した箇所とその内容、提出する証拠書類を整理し、Googleが確認できる形で具体的に伝えることが重要です。
Step4:審査結果を待ちながら、再発防止に向けた運用体制を整える
再審査請求を送信した後は、Googleからの結果通知を待ちます。この期間を利用して、なぜ今回のような制限が発生したのかをチームで振り返り、再発防止策を講じましょう。担当者任せにするのではなく、社内でGoogleのガイドラインに関する共通認識を持ち、今後の運用ルールを明確に定めておくことが、長期的に安定した集客を続けるために不可欠です。
補足情報:再審査請求から復旧までにかかる期間の目安
Google公式では、再審査請求の審査と決定には最長5営業日かかることがあると案内しています。再審査請求後は、ツールに表示される「送信済み」「承認済み」「不承認」などのステータスと、Googleから届く結果通知を確認しましょう。
審査中に同じ内容の再審査請求を繰り返したり、同じビジネスの新しいプロフィールを作成したりしてはいけません。不承認となった場合は、追加審査の対象か確認し、必要に応じて新しい証拠を追加します。
※参考:Googleビジネスプロフィールヘルプ「ビジネスプロフィールのコンテンツとプロフィールの制限に対する再審査請求」
確認事項:今後のペナルティを防ぐための運用ルールの見直し
再発防止のため、今後のMEO対策における運用ルールを具体的に文書化しましょう。例えば、「ビジネス情報を変更する際は実際の店舗情報と照合する」「口コミ依頼では特典や評価指定を行わない」「投稿前に内容とリンク先がビジネスに関連しているか確認する」といったチェックリストを作成し、複数の担当者で確認する体制を整えることが有効です。
誰が更新してもガイドラインに沿って運用できる仕組みを整えることで、将来的なポリシー違反やプロフィール制限のリスクを低減できます。
MEOペナルティを防ぐには?日常運用で確認したい8項目
MEOペナルティを防ぐには、ビジネス名、住所、電話番号、カテゴリ、営業時間を実態に合わせ、口コミ依頼、管理権限、重複プロフィールも定期的に確認します。弊社では月1回を基本に、名称変更や移転、口コミ施策の開始時にも都度確認することを推奨しています。
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| ビジネス名 | 実際に使用している名称か |
| 住所 | Googleの住所要件を満たしているか |
| 電話番号 | 実際にビジネスへ連絡できる番号か |
| カテゴリ | 中核事業と一致しているか |
| 営業時間 | 最新情報になっているか |
| 口コミ依頼 | 特典・評価指定・選別がないか |
| 管理権限 | 退職者・旧業者など不要な管理者が残っていないか |
| 重複プロフィール | 同じビジネスの不要なプロフィールがないか |
弊社の実務では、すべての項目を同じ頻度で確認するのではなく、情報の性質に応じて確認頻度を分けています。特に第三者による情報変更や口コミは毎週〜隔週、NAP情報やカテゴリは毎月を目安に確認しています。
| 確認頻度 | 主な確認項目 |
|---|---|
| 毎週〜隔週 | 口コミ、口コミ返信、不自然なユーザー編集、写真・投稿 |
| 毎月 | NAP情報、カテゴリ、説明文、商品・サービス・メニュー、パフォーマンス |
| 季節ごと | 特別営業時間、季節メニュー、キャンペーン、古い情報 |
MEOペナルティでよくある疑問は?
MEOペナルティでは、順位低下だけで違反と判断できるのか、停止後に復旧できるのか、再審査に必要な書類は何か、競合の違反をどう報告するのかがよく疑問になります。ここではGoogle公式情報で確認できる範囲と、公式に公表されていない事項を分けて回答します。
一度MEOペナルティを受けると、その履歴は残り続けますか?
Googleは、過去の違反履歴がどのように保存され、将来の検索順位や審査に影響するかを公表していません。そのため、「一度停止されると永久に順位が下がる」「必ず厳しく監視される」とは断定できません。
ただし、Googleビジネスプロフィールのポリシーに繰り返し違反した場合は、管理に使用するGoogleアカウント自体が制限され、そのアカウントに関連付けられた複数のプロフィールが停止されることがあります。復旧後も同じ違反を繰り返さない運用体制が必要です。
停止されたGoogleビジネスプロフィールは復旧できますか?
はい、停止・無効化されたGoogleビジネスプロフィールでも、再審査によって復旧できる場合があります。まず再審査請求ツールで制限理由と関連ポリシーを確認し、ガイドラインに沿って登録内容を修正したうえで、必要に応じて証拠書類を提出して再審査を請求してください。
ただし、すべてのプロフィールが必ず復旧するとは限りません。Googleの審査結果によっては再審査請求が不承認になる場合もあります。
競合店舗がMEOのガイドライン違反をしている場合、どうすればよいですか?
競合店舗のプロフィールに明らかなガイドライン違反がある場合は、内容に応じた方法でGoogleへ報告できます。
ビジネス名、住所、営業時間などのビジネス情報が事実と異なる場合は、Googleマップの「情報の修正を提案」から訂正を提案します。口コミがGoogleマップのコンテンツポリシーに違反している場合は、対象の口コミから個別に報告します。
ただし、事実確認できない内容を競合排除の目的で報告してはいけません。最終的な判断はGoogleが行います。
順位が下がっただけでもMEOペナルティですか?
いいえ、検索順位が下がっただけではMEOペナルティとは断定できません。Googleのローカル検索順位は、主に検索キーワードとの関連性、検索地点からの距離、ビジネスの知名度などを基に決まります。競合店舗の情報充実や検索地点の違いによって順位が変動する場合もあります。
まず管理画面や登録メールに停止・制限の通知がないか確認し、プロフィールが正常に公開されている場合は通常の順位変動要因も調査しましょう。
再審査中に新しいGoogleビジネスプロフィールを作ってもよいですか?
いいえ、Googleは、再審査請求の審査中に同じビジネスの新しいプロフィールを作成しないよう案内しています。重複プロフィールを作成せず、既存プロフィールの再審査手続きを進めてください。
再審査請求にはどのような証拠書類を提出できますか?
Googleは、正式な事業登録証、営業許可証、納税証明書、電気・電話・水道・インターネットなどの事業用公共料金請求書を証拠の例として挙げています。提出する書類のビジネス名と住所が、再審査を請求するプロフィールと一致しているか確認してください。
集客と一括管理のMEO対策ツールなら
フリースクエアにお任せください!
13,000店舗以上の実績、Googleマップ上位表示率90.1%!
まとめ:MEOペナルティの正しい知識を身につけ健全な店舗集客を実現しよう
MEOペナルティとは、Googleビジネスプロフィールのポリシー違反などによって、プロフィールや投稿、口コミ機能、管理に使用するGoogleアカウントに制限がかかる状態を指す業界上の呼び方です。
ただし、検索順位が下がっただけではペナルティとは断定できません。まず管理画面や登録メールで制限の通知を確認し、プロフィールの公開状態、オーナー確認、直近の情報変更、重複プロフィールなどを順番に確認しましょう。
プロフィールが停止・無効化されている場合は、Googleのガイドラインに沿って登録内容を修正し、必要な証拠書類を準備したうえで再審査を請求します。
日頃からビジネス情報、口コミ依頼方法、管理権限を定期的に確認しておくことが、トラブルの予防と早期発見につながります。
WRITER
フリースクエア MEO研究会
Googleビジネスプロフィールを活用した店舗集客を専門に、MEO対策・口コミ運用・投稿運用・分析改善を担当。累計13,000店舗以上(自社支援実績)の運用データと実務経験をもとに、Googleマップでの検索順位向上や来店数増加につながる施策の企画・検証・運用を行っている。社内にMEO研究会を設立し、Googleの公式情報や最新アップデート、ローカル検索の変化を継続的に調査・検証。その知見をもとに、実践的なMEO・ローカルSEOの情報を発信している。
MEOペナルティとは?原因・確認方法・復旧手順を解説
この記事が気に入ったら
いいね!しよう










