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  • 2020.2.25
  • MEO

Googleマイビジネスの質問と回答を活用しよう!

Googleマイビジネスの質問と回答を活用しよう!
「Googleマイビジネス」の名称は「Googleビジネスプロフィール」に変更になっています。※記事では認知度の関係から「Googleマイビジネス」の表現を残しているものがあります。

この記事ではGoogleマイビジネスの質問と回答機能について説明していきます。
質問と回答機能は効果的に使う事で店舗の信頼性を上げるだけでなく、来店前に知っておいてほしい事やよくある質問、お客さんの意識との乖離を埋めるのに非常に役立ちます。

まだ有効活用している店舗は無いように見受けられますので、今のうちに対策を行い、マイビジネスの有用性を上げていきましょう。

質問と回答機能とは

Googleマイビジネスには「質問と回答」という項目があります。
2017年に実装された機能ですので、多くの方が一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

質問と回答は、一般ユーザーがその店舗に対しての質問を投稿し、それに対してまた別のユーザーが回答を行う事で店舗に対する疑問を解決する事の出来る機能です。

より詳しく説明すると、ユーザーが「土曜日もランチはありますか?」という質問を投げかけたとします。
それに対してお店のオーナーやお店を訪れたことがあるユーザーが回答を返すことでユーザーの疑問に回答するだけでなく、他のユーザーが同様の疑問を持った際のQ&Aとしても機能するのがGoogleマイビジネスの「質問と回答」です。

質問と回答機能の長所と短所

長所

質問と回答機能では、気軽に質問が可能なので『何時まで営業していますか?』『子供用の椅子はありますか?』『〇時頃の込み具合はどうですか?』など、店舗に興味を持ったユーザーによって活用されています。

適切な回答が得られることで質問者が来店に繋がる可能性も高く、使い方によっては集客やファンの増加にも繋がっていくのが質問と回答の長所となる部分です。

短所

その反面、誰でも回答する事が可能な為、中には回答になっていない投稿や間違った情報が投稿されている可能性も少なくはありません。

間違った情報を元に来店したお客さんは、店舗に対して(店舗が関わっていないにしろ)信頼感が薄れ、再来訪に繋がらないばかりか口コミやSNSでマイナスイメージが広がっていく事が無いとは言い切れません。間違った回答でもそのまま掲載できてしまう点は短所と言えますので、オーナーは定期的に質問が来ていないか、間違った回答がなされていないかを確認する必要があります。

質問の確認方法

それでは質問と回答の確認方法です。

まずはご自身の店舗をGoogleマップで検索し、Googleマイビジネスを表示させます。

マイビジネスの質問と回答欄にある「すべての質問を表示」をクリックします。
なお、質問がまだ無い場合は上記の箇所が「知りたい事を質問してみましょう」という文言に変わっています。

「すべての質問を表示」を開くと、ユーザーによって投稿された質問が表示されます。

質問への回答方法

ユーザーから質問が届いていたら、できるだけ早く回答をしてあげる事が望ましいです。
回答方法は

このように質問の下に「回答」という項目がありますので、こちらをクリックします。

すると回答欄が表示されますので、質問に対する答えを記入し「投稿」をクリックします。
これで質問への回答は完了です。

回答はユーザーの質問に紐づけてこのように表示されます。
他のユーザーによる回答ももちろん質問者の役にはたちますが、お店の事情に関する事はお店の方が最も的確にこたえられるのは間違いが無いかと思います。

何度も言いますが、質問が投稿されていたら早めに回答してあげることが重要です。

スパム、誤情報の報告方法

前述の通り、質問と回答機能はGoogleにログインしているユーザーであれば誰でも使用する事が可能です。
ユーザーの質問に対して正しく回答されているものも多いですが、中には

Q『土曜日は営業していますか?』
A『わかりません』

といった内容や、実際には営業しているにもかかわらず

Q『土曜日は営業していますか?』
A『していません』

といった回答が行われることもあります。

これらの回答はユーザーの為にならないばかりか機会損失の可能性も含んでいます。

間違った内容の回答は質問の項目からGoogleに報告を行う事で削除できる場合がありますので確認しておきましょう。

回答欄の右にある「・・・」をクリックします。

すると「報告する」という項目が表示されます。

「報告する」をクリックすると、その回答が報告されるべき理由を選択できます。
質問に対する回答になっていない、間違った情報であるといった項目から該当するものを選びます。

以上でスパムや誤情報に関する報告は完了です。

とはいえ、報告をしたからといって該当の回答が削除されるとは限りません。一般ユーザーの回答が間違えている場合は、改めて自身(オーナーから)の回答を返してあげることで補足を入れてあげるべきでしょう。

Googleマイビジネスに「よくある質問」コーナーを作成してみよう

また、この質問と回答機能を使ってユーザーの疑問に事前に応える「よくある質問」をマイビジネスに設けることも可能です。

方法は至って簡単で、お客さんからよく聞かれる内容を質問と回答として自身で投稿してしまうのです。

『予約はできますか?』
『テイクアウトは行っていますか?』
『子供用の椅子はありますか?』
『お昼休憩の時間はありますか?』

といった内容を自身で質問し、それに対して

『はい、予約はいつでも承っています。』
『テイクアウトは可能ですが、一部の料理は持ち帰れないものもありますのでホームページからご確認ください。』
『お子さん用の椅子もご用意しております。』
『13:30~15:00までの間は夜の仕込みの為にお店を閉めさせていただいておりますのでご注意ください。』

といった風に自身で回答してあげることで、マイビジネスを確認したお客さんが持っている疑問に対して事前に回答を準備してあげることが可能です。

特にまだオープンしたばかりでホームページを用意していない、ホームページはあるが情報が少ないといった場合には有用な方法になりますのでぜひ試してみてください。

まとめ

以上が質問と回答機能の説明と使い方、また応用編としてマイビジネス内に「よくある質問」を用意する方法でした。

リリースされてからある程度時間は経ちましたが、まだ有効に活用されている店舗はそこまで多くない印象です。ぜひ質問と回答機能を有効活用して、ユーザーにとって使い勝手の良いマイビジネスの作成を進めていただければと思います。


WRITER

WEB業界歴10年以上。
大学在籍時のイギリス留学経験を活かし現在も海外MEO最新情報に精通している。
500店舗以上のGoogleビジネスプロフイール管理に携わりMEO対策知見に自信を持つ。

Googleマイビジネスの質問と回答を活用しよう!

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