- 2026.4.22
- MEO
Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスとは?確認・分析・活用方法を解説
Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」(旧インサイト)とは、Google検索やGoogleマップ上で、自店舗が「どれくらい見られ」「どんな行動(電話やルート検索など)をされたか」が分かる公式の無料分析ツールです。
具体的には、次の内容を確認できます。
- ユーザーが検索したキーワード(検索語句)
- プロフィールを見たユーザー数
- 閲覧後のユーザー行動(ウェブサイト遷移、通話、ルート検索、予約など)
確認場所は、Google検索の管理画面、またはGoogleマップアプリ内の「パフォーマンス」です。
露出状況と行動状況をあわせて見ることで、「見つかっていないのか」「見られているのに行動されていないのか」を切り分けるのに役立つ便利な分析機能です。
なお、表示される指標は業種や設定状況によって異なります。
※Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールのパフォーマンスを把握する」参照
地域に根ざしたビジネスを展開されているオーナー様、マーケティング担当者様の中には、次のようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
- 「Googleビジネスプロフィールを登録したはいいけれど、正直あまり活用できていない…」
- 「パフォーマンスのデータって見ることができるけど、どう分析すればいいのか分からない…」
- 「もっとGoogleビジネスプロフィールを使ってお店への集客を増やしたい!」
Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップ上で、潜在顧客との最初の接点となる、重要な集客ツールです。
しかし、その効果は、単に情報を掲載するだけでは発揮されません。
大切なのは、Googleビジネスプロフィールが提供する「パフォーマンス」を正しく読み解き、データに基づいた戦略的な改善を継続して行っていくことです。
実務では、このパフォーマンスデータを「集客の健康診断ツール」と位置づけています。
まず「ユーザーにどの検索語句で見つかっているか」と「ユーザーは閲覧後にどの行動につながっているか」を確認するのが基本です。
つまり、パフォーマンスを見る目的は「表示されたか」だけを確認することではなく、「どのように見つけられ、集客につながる行動が起きているか」を確認することにあります。
この2つを見ることで、露出不足なのか、見られているのに行動されていないのかを切り分けやすくなります。
パフォーマンスデータを使いこなすことで、勘や経験だけに頼るのではなく、データという確かな根拠に基づいて集客施策を最適化し、売上向上へとつなげることが可能になります。
この記事では、Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスの確認方法から、集客効果を向上させるための具体的な分析手法を、初心者の方にも分かりやすく、かつ専門的な視点も交えて解説していきます。
この記事を読むことで、以下のことができるようになります。
- Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスの見方と各指標の意味を正確に理解できる。
- 自社のGoogleビジネスプロフィールの現状をデータに基づいて客観的に把握できる。
- 具体的な分析手法を学び、集客における課題を発見できる。
- 分析結果に基づいた効果的な対策を立案・実行できる。
- 収集したデータをもとにした改善を続けることで、Googleビジネスプロフィールの集客を最大化できる。
目次
Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」機能とは?ビジネス成長の鍵を握る分析の入り口
まずはじめに、Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」機能がどのようなものなのか、そしてなぜそれがビジネス成長にとって重要なのかを理解しておきましょう。
パフォーマンス機能とは?
「パフォーマンス」機能とは、GoogleビジネスプロフィールがGoogle検索やGoogleマップ上でどのように表示・閲覧され、ユーザー行動を生んでいるかを詳細なデータで可視化する分析ツールです。
以前は「インサイト」という名称で案内されていた機能に近い位置づけですが、現在は「パフォーマンス」で各種指標を確認できます。
パフォーマンスを見ることができるのは、オーナー確認済みのGoogleビジネスプロフィールのみです。
注意点として、パフォーマンスは「原因を自動で教えてくれる機能」ではありません。
パフォーマンスの様々なデータを見比べて、課題を自分で特定するための分析材料になります。
この機能では、閲覧数、検索語句、通話、ルート検索、ウェブサイトのクリックなどを確認できます。
ただし、表示される項目は業種や設定状況によって異なり、すべての指標が表示されるわけではありません。
-
閲覧ユーザー数
Google検索またはGoogleマップを使用し、Googleビジネスプロフィールを閲覧したユニークユーザー(重複を除いた実際の人数)の数。
-
表示につながった検索数
ユーザーがGoogle検索やGoogleマップで検索した結果、Googleビジネスプロフィールの表示につながった検索の数。
-
検索語句
ユーザーがどのような語句で検索し、Googleビジネスプロフィール表示につながったのかを確認できる項目。
-
主要インタラクション
通話、予約、ルート検索、ウェブサイトのクリックなど、ユーザーがGoogleビジネスプロフィール上で行った主な行動。
-
プラットフォームとデバイスの内訳
ユーザーがGoogle検索とGoogleマップのどちらでプロフィールを閲覧したか、またパソコンとモバイルのどちらを使っていたかを確認できる項目。
これらは、単なる数字の羅列ではありません。
これらの数値を確認することで、ユーザーが何に関心を持ち、どの行動につながりやすいかを推測しやすくなります。
パフォーマンスとインサイトの違い
Googleビジネスプロフィールの分析機能は、以前は「インサイト」として認識されることが多かった一方、現在は実績データの確認機能として「パフォーマンス」が中心になっています。
Google公式ヘルプや管理画面では現在も「インサイト」という表記が一部残っており、こちらは最適化提案を示す機能として案内されています。
パフォーマンスとインサイトの最も大きな違いは、データ計測の「基準」が変わり、より実態(実際の集客)に直結するデータが見られるようになった点です。
具体的には、以下の3つの変化を押さえておく必要があります。
1. 計測基準が「回数」から「人数」へ変わった(最も重要な変更点)
旧インサイトでは「表示回数(インプレッション)」がベースでしたが、現在のパフォーマンスでは「閲覧ユーザー数(ユニークユーザー)」の計測にシフトしました。
インサイト時代は、1人のユーザーが1日に何度も自店舗を検索して表示させた場合、その回数分がカウントされていました。
現在のパフォーマンスでは、閲覧数はプロフィールを閲覧したユニークユーザー数をもとに集計されます。
ユーザーは同じ日に複数回見ても1回として扱われ、複数デバイスや検索・マップをまたいだ閲覧についても重複が抑えられるため、旧来の表示回数ベースより実態に近い数値として見やすくなっています。
2. 廃止された項目(直接/間接検索のグラフや写真の閲覧数など)
旧インサイトにあった以下の指標は、パフォーマンス機能への統合に伴い廃止、または確認できなくなりました。
-
直接検索・間接検索・ブランド検索の円グラフ
店名で探したか、業種で探したかというざっくりした区分です。
-
写真の閲覧数・同業他社との比較グラフ
写真の閲覧数や写真枚数、同業他社との比較グラフは、旧インサイト側の代表的な指標でしたが、現在のパフォーマンスでは確認できません。
一方で、現行のパフォーマンスでは通話数、ルート検索、ウェブサイトクリックなど、プロフィール閲覧後の行動に関する指標を確認できます。
3. 新たに追加・詳細化された項目
現在は、検索語句やデバイス別内訳など、より具体的に把握しやすいデータを確認できます。
-
具体的な「検索語句」と検索数
旧インサイトでは、直接検索・間接検索・ブランド検索といった分類で見られる側面が強かったのに対し、現在のパフォーマンスでは、実際にビジネスの表示につながった検索語句を確認できます。
-
プラットフォームとデバイスの明確な内訳
Google検索とGoogleマップの内訳は旧インサイトにもありましたが、現在のパフォーマンスでは、そこにパソコンとモバイルの粒度が加わり、流入元をより細かく把握しやすくなっています。
-
業種ごとの詳細なアクション
通話、ルート検索、ウェブサイトのクリックの基本3項目に加え、設定や業種に応じて「予約(Googleで予約連携時)」「メニューのクリック」「料理の注文」などの詳細な行動が計測されるようになっています。通話数は実際に成立した通話件数ではなく、通話ボタンのクリック数です。
インサイト時代は「いかに表示回数を増やすか(たくさん見られるか)」に一喜一憂しがちでしたが、現在のパフォーマンスは「どんなキーワードで見つけられ、どんな行動(予約や通話など)を起こしたか」という質を追うためのツールへと進化しています。
※以前は「メッセージ(チャット)」の数値も確認できましたが、Googleビジネスプロフィールの従来のチャット機能と通話履歴機能は、2024年7月31日をもって終了しています。こうした仕様変更に合わせて分析指標をアップデートしていくことも実務では重要です。
※Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する」参照
※Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google ビジネス プロフィールのチャットと通話履歴に対する変更」参照
なぜパフォーマンスが重要なのか?
現代において、多くのユーザーは何かを探す際にまずGoogle検索やGoogleマップを利用します。
ユーザーに対し、Googleビジネスプロフィールが適切に表示され、魅力的な情報を提供できていれば、見込み顧客の獲得、実店舗への来店、問い合わせ、そして売上向上に直結するでしょう。
パフォーマンスデータを分析することで、以下のようなメリットが得られます。
ここでは、特に実務で効果につながりやすい観点に絞って整理します。
-
現状の客観的な把握
ビジネスがオンラインでどれだけ認知されているのか、どの情報が注目されているのか、現状の強みと弱みを正確に把握できます。
-
課題の明確化
「検索での露出は増えているのに、通話やウェブサイトクリックにつながらない」「ウェブサイトへのアクセスは増加傾向だが予約につながらない」といった課題を発見できます。
-
施策効果の測定
Googleビジネスプロフィール情報の更新、写真の追加、投稿の実施といった施策の前後で数値を比較することで、施策後の変化傾向を把握しやすくなります。
-
ユーザー理解の深化
「どのようなキーワードで検索されているか」「どの時間帯にアクションが増えているのか」などを知ることで、ユーザーのニーズやインサイトをより深く理解することができます。
-
データに基づいた意思決定
勘や経験だけに頼らず、客観的なデータに基づいて、より効果的なマーケティング戦略や店舗運営の対策を決定できます。
例えば、検索での露出は増えているにもかかわらず、ウェブサイトへのクリックや通話につながっていない場合、
「Googleビジネスプロフィールの説明文がユーザーの求める情報と合っていないのかもしれない」
「プロフィール写真が魅力的ではないのかもしれない」
「ウェブサイトへのリンクが分かりにくいのかもしれない」
といった仮説を立て、様々なアクションにつなげられます。
また、店舗へのルート検索数が多い場合は、実際の来店数ではないものの、来店意欲の高さを示す参考指標として捉えられます。
このデータから、
「店舗周辺の駐車場の情報を充実させよう」
「来店しやすいように、最寄り駅からの道順を写真付きで投稿しよう」
といった、来店を後押しする施策を考えることができます。
必要に応じて、予約数や売上など他の指標もあわせて判断すると、より実態に近い分析ができるでしょう。
このように、パフォーマンスデータを定期的にチェックし、分析・改善を繰り返す「データをもとにした改善」こそが、Googleビジネスプロフィールを最大限に活用し、集客成功を実現するための鍵となるのです。
次の章からは、パフォーマンスの確認方法と、各指標の詳細について解説していきます。
パフォーマンスの確認方法と各指標の詳細解説!数字の裏側を読み解く
パフォーマンスの重要性を理解したところで、次は実際にどこで、どのように確認し、それぞれの指標が何を示しているのかを詳しく見ていきましょう。
パフォーマンス画面へのアクセス手順
Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスは、Google検索上の管理画面やGoogleマップアプリから確認できます。
- Googleビジネスプロフィールにログイン
Googleビジネスプロフィールの管理に使っているGoogleアカウントでログインし、Google検索またはGoogleマップアプリで対象のプロフィールを開きます。
複数のGoogleビジネスプロフィールを管理している場合は、対象のビジネスを選択してください。
- 「パフォーマンス」をクリック
管理画面のメニューにある「パフォーマンス」をクリックします。
- パフォーマンスレポートが表示される
パフォーマンスの概要が表示されます。
期間設定の重要性と比較分析の基本
パフォーマンスレポート画面には、分析対象とする期間を選択する機能があります。
分析において、期間設定は非常に重要です。
特定の施策の効果を見る場合はその施策の前後期間を比較したり、季節的な変動を見る場合は前年同月と比較したりするなど、目的に応じて適切な期間を設定しましょう。
-
短期間比較
直近の期間(例:今月)と、その前の期間(例:先月)を比較することで、短期的な変化や施策の効果を確認します。
-
前年同月比較
季節性のあるビジネス(観光業、建設業など)の場合、前年の同じ月と比較することで、季節要因を除いた成長率や変化を確認することができます。
常に同じ期間設定で漫然と眺めるのではなく、「何を知りたいのか」という意識を持って期間を設定し、比較分析を行うことが、有益なインサイトデータを得るための第一歩です。
複数店舗を管理している場合や、月次で数値を比較したい場合は、パフォーマンスデータをダウンロードしてスプレッドシートで管理するのも有効です。
拠点ごとの差や施策前後の変化を一覧で見比べやすくなり、改善ポイントの整理やレポート作成にも役立ちます。
パフォーマンス項目詳細解説!各指標の内容と読み解き方
パフォーマンスレポートは、いくつかのセクションに分かれており、それぞれ異なる指標を確認することができます。
ここでは主要な項目について、その内容、計測方法の注意点、そして読み取れるデータを詳しく解説します。
【概要】(主要指標のサマリー)
「概要」セクションでは、主要なパフォーマンス指標を一目で確認することができます。
-
ビジネス プロフィールで実施されたインタラクション
・ユーザーがGoogleビジネスプロフィールに対して行った主要なアクション(店舗への電話、予約、ルート検索など)の合計数を示します。
・この数値を見ることで、ユーザーが自社(自店舗)にどれだけ関心を持ち、行動を起こしているかの全体像を把握することができます。この数値の増減は、Googleビジネスプロフィール全体の活性度を示す重要なバロメーターとなります。
-
ビジネス プロフィールを閲覧したユーザー数
Google検索またはGoogleマップでGoogleビジネスプロフィールを表示したユニークユーザー(重複を除いた実際の人数)の数です。「何回表示されたか」ではなく、「何人に見られたか」を把握する指標として活用します。
※表示回数との違いや数値のズレは、後述の「よくある質問」で解説します。
-
プラットフォームとデバイスの内訳
・ユーザーがGoogleビジネスプロフィールを閲覧した際に使用したプラットフォーム(Google検索、Googleマップ)とデバイス(パソコン、モバイル)の内訳が数値と割合で表示されます。
・ユーザーがどのような経路で、どのデバイスを使って、自店舗のプロフィールにアクセスしているかを把握することができます。
-
ビジネス プロフィールの表示につながった検索数
・ユーザーがGoogle検索やGoogleマップで検索した結果、Googleビジネスプロフィールが表示されるに至った検索の総数です。
・自店舗の情報が、ユーザーの検索ニーズに対してどれだけ応えられているか、検索結果における露出度を測ることができます。なお、パフォーマンスデータにはオーガニック検索結果だけでなくGoogle広告の表示や行動も含まれます。広告を運用している場合は、オーガニック施策だけの成果と切り分けずに数値を解釈することが大切です。
-
ビジネス プロフィールの表示につながった検索語句
・ユーザーによってGoogleビジネスプロフィールの表示につながった検索キーワードが、表示回数の多い順に表示されます。下部の「もっと見る」を押すことでより詳細なリストを確認することができます。
・最も重要なデータの一つです。ユーザーがどのような検索キーワード(ニーズ)で自店舗を探しているかを知ることができます。想定していたキーワードだけでなく、意外なキーワードで検索されていることもあります。ユーザーの検索意図を理解し、SEO、MEO戦略や提供する情報・サービスの向上につなげることができます。
※更新タイミングや反映までの期間は、後述の「よくある質問」で解説します。※Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールのパフォーマンスを把握する」参照
【通話】
ユーザーがGoogleビジネスプロフィールに表示されている電話番号をクリックして電話をかけた回数を示しています。
店舗に対し、電話での問い合わせ意欲が高いユーザーの数を把握することができます。
表示される範囲で曜日や時間帯別の傾向を見ることで、電話対応体制の最適化や、電話問い合わせを促進・抑制するための施策検討に役立ちます。
【予約】
ユーザーがGoogleビジネスプロフィールを通じて行った予約の数を示します。
Googleビジネスプロフィール経由での予約獲得数を把握することができます。
どのサービスや時間帯の予約が増えているのか、予約システムの利便性などを評価し、サービス向上につなげるための鍵となります。
なお、この指標は予約機能や予約プロバイダとの連携状況によって表示されない場合があります。
【ルート】
ユーザーがGoogleビジネスプロフィール上で店舗までのルートを検索した回数を示します。
店舗への来店意欲の高さを示す参考指標として活用しやすい項目です。
ただし、実際の来店数そのものではないため、予約数や売上など他のデータもあわせて判断することが大切です。
表示される範囲で曜日や時間帯、検索されたエリアの傾向を分析することで、来店促進策や地域ターゲティング広告の検討に役立ちます。
【ウェブサイトのクリック】
ユーザーがGoogleビジネスプロフィールに登録されているウェブサイトへのリンクをクリックした回数を示します。
Googleビジネスプロフィール経由で、さらに詳しい情報を求めてウェブサイトへ遷移したユーザーの動きを把握できます。
どの情報(投稿、写真、説明文など)がウェブサイトへの誘導に貢献しているかを推測したり、ウェブサイトへの流入後の行動(コンバージョンなど)と合わせて分析したりすることで、Googleビジネスプロフィールとウェブサイト連携の効果を最大化するための戦略立案につながります。
【メニュー】(飲食店向け)
ユーザーがGoogleビジネスプロフィール上のメニューコンテンツ(メニューアイテム、写真、メニューへのリンクなど)をクリックした回数を示します。
ユーザーへ店舗のメニュー情報が適切に届いているか、魅力的なメニューかどうかを推測し、人気メニューの特定やメニュー構成の見直し、写真の品質アップにつなげることができます。
【予約リンクのクリック数】(ホテルなどの宿泊施設にのみ適用)
この指標は主にホテルなどの宿泊施設向けで、ユーザーがGoogleビジネスプロフィールに表示された予約リンクをクリックした回数を示します。
宿泊施設以外の業種では表示されない場合があります。
Googleビジネスプロフィール経由での予約関心度や、各予約サイトへの送客数を把握することができ、料金表示の最適化など、戦略の見直しに役立ちます。
パフォーマンス内の指標を正しく理解し、定期的にチェックすることが、データに基づいた対策への第一歩です。
ここまでで各指標の意味は把握できましたが、実務で重要なのは、各データを単独で見るのではなく組み合わせて判断することです。
次の章では、実際にどのような順序で分析し、改善につなげていくのかを見ていきましょう。
パフォーマンスデータを最大限に活かす!詳細分析手法と集客アップへのつなげ方
パフォーマンスの各指標の内容と確認方法を理解したら、次は「分析」と「改善」のフェーズです。
この章では、Google公式ヘルプで示されている指標の定義を前提に、店舗支援の実務での経験談もあわせて解説します。
実務では、パフォーマンスの数値を単独で見るのではなく、「見られたか」と「行動されたか」を分けて確認することが重要です。
よくあるのは、閲覧数の増加だけを成果と捉えてしまうケースですが、実際には閲覧数が増えていても、通話や予約、ルート検索が伸びていなければ集客に直結していない可能性があります。
反対に、閲覧数が大きく増えていなくても、ルート検索や予約が伸びていれば、来店や問い合わせにつながりやすいユーザーの反応が増えていると考えられます。
そのため実務では、どの段階で機会損失が起きているのかを見つけるために、検索・閲覧・行動の順で確認していきます。
プロはこう見る!Googleビジネスプロフィール分析の「3ステップ・フレームワーク」
実務では、パフォーマンスの数字を闇雲に見ることはしません。
Googleビジネスプロフィールの分析は、ユーザーの行動導線に沿って、次の3段階で確認すると整理しやすくなります。
- 発見(Find)=「検索語句」と「検索数」
まず見るべきはここです。
ユーザーがどのようなニーズやキーワードで自社を見つけているかが、狙いたいターゲットとズレていれば、その後の数字が良くても集客にはつながりにくくなります。
最初に検索語句を確認し、想定する商圏やサービス内容と合っているかを確認していきます。
- 興味(View)=「閲覧ユーザー数」
次に、検索結果に表示されたあと、実際にプロフィール閲覧につながっているかを確認します。
ただし、閲覧ユーザー数だけを見て判断するのは危険です。
閲覧数が伸びていても、通話やルート検索、ウェブサイトクリックなどの反応が伸びていない場合は、プロフィールを見た段階で比較検討から外れている可能性があります。
- 行動(Action)=「主要インタラクション(通話・ルート・ウェブ)」
ここが実際の集客に最も近い数字です。
特に店舗型ビジネスでは、ルート検索数を重視することが多いです。
ルート検索は「行きたい」「場所を確認したい」という来店意欲の高いサインとして見やすいためです。
ただし、美容室やクリニックでは予約、士業やBtoB寄りの業種ではウェブサイトクリックや通話を優先して見ることもあります。
この「発見→興味→行動」のどこで数字が落ちているかを見つけると、改善すべきボトルネックが明確になります。
そのうえで、カテゴリ設定、説明文、写真、投稿、導線設計などを見直していくのが、Googleビジネスプロフィール分析の基本です。
一方で、やらなくてよい分析もあります。
例えば、データ量が少ない段階で日別の小さな増減を追い続ける分析は、実務では優先度が高くありません。
曜日、天候、時期要因で数値はぶれやすいため、短期の上下だけで施策の良し悪しを判断すると、改善の方向を誤りやすくなります。
業種別に優先して見るべきパフォーマンス指標
優先して見るべき指標は業種によって異なります。
例えば、飲食店であればルート検索やメニュー閲覧、美容室やクリニックであれば予約や通話、士業やBtoB寄りの業種であればウェブサイトのクリックや指名検索の増加を優先して見ることが多いです。
すべての指標を同じ重さで見るのではなく、自社の業種に合った指標を優先して確認することが、パフォーマンス活用の精度を高めるポイントです。
パフォーマンス項目別の詳細分析と活用戦略
それでは、主要な項目ごとに、分析の視点と導き出されるネクストアクションの例を見ていきましょう。
【検索キーワード(検索語句)分析】~ ユーザーの検索意図を読み解く
Googleビジネスプロフィール分析の中核とも言えるのが、検索キーワードの分析です。
ユーザーが何を求めて検索しているかを理解する最大のヒントがここにあります。
分析の視点
-
表示回数の多いキーワードは何か?
ビジネスに関連性が高く、多くのユーザーに検索されているキーワードを特定します。
-
「地域名 + 業種/サービス名」のローカル検索キーワードは?
MEOにおいて非常に重要なキーワードです。ユーザーが何を求めて検索しているのか、どのエリアで集客を増やしたいのか、ローカル検索キーワードの把握と分析をしっかり行いましょう。
-
店舗名/サービス名での検索(指名検索)と、一般的な商品・サービス名での検索(一般検索)の割合は?
店舗名での指名検索が多い場合は認知度が高いと言えますが、新規顧客獲得のためには一般検索での表示を増やす必要があります。
-
想定外のキーワードはないか?
ビジネスが意図していなかったキーワードで表示されている場合、新たな顧客層やニーズを発見できる可能性があります。
-
ネガティブな意味合いを含むキーワードはないか?
ビジネスに関連する検索語句の傾向を確認し、ブランドイメージとズレのある検索が増えていないかを参考情報として確認します。情報発信や口コミ対策でポジティブなイメージへの回復行動もおすすめです。
ネクストアクション例
-
表示回数が多く関連性の高いキーワードを意識した情報発信
キーワードをGoogleビジネスプロフィールの説明文や投稿などに自然な形で含ませ、ユーザーが自社の商品・サービスを正しく理解できるように情報を充実させる。なお、キーワードの過度な詰め込みはガイドライン違反のリスクがあるため、あくまでユーザーにとって読みやすい文章を心がけてください。
-
ローカル検索キーワードに対する最適化
ターゲットとする地域のユーザーに響くよう、Googleビジネスプロフィールの説明文や投稿などに地域名を含めたキーワードを自然な形で含める。
-
一般検索キーワードでの表示強化
ターゲットとする一般キーワードに関連するサービス内容や特徴を、Googleビジネスプロフィールでアピールする。関連性の高いカテゴリ設定や写真の追加、投稿を行う。
-
新たなキーワードへの対応
想定外のキーワードでニーズがあるなら、それに応える情報(店舗のサービス、商品、コンテンツ)をGoogleビジネスプロフィールやウェブサイトに追加する。
【プラットフォーム・デバイス分析】~ ユーザー接点の最適化
ユーザーがどのようにビジネスにアクセスしているかを知ることは、効果的な情報提供の鍵となります。
分析の視点
-
Google検索とGoogleマップ、どちらからの流入が多いか?その推移は?
Google検索経由かGoogleマップ経由かの比率は、ユーザー接点を把握するうえで参考になります。ローカル検索での見つかりやすさは、Google公式でも関連性・距離・知名度の組み合わせが重要とされています。そのため、カテゴリ設定、説明文、写真、口コミ、ウェブサイト情報の整合性を総合的に見直す視点が重要です。実務でも、説明文や投稿だけを調整して順位改善を狙うのではなく、カテゴリの適切さ、営業時間や属性情報の正確性、口コミの蓄積、ウェブサイトとの情報整合まで含めて見直すことが重要です。
-
パソコンとモバイル、どちらの利用が多いか?その推移は?
モバイル利用が主流ですが、業種によってはパソコン利用も多くあります。モバイル利用が多いなら、モバイルでの見やすさ、操作性が特に重要になります。
-
プラットフォームとデバイスの組み合わせ
「Googleマップ経由のモバイルユーザー」が大多数、といったユーザー像を把握します。
ネクストアクション例
-
マップ経由が多い場合
MEO対策を強化(カテゴリやビジネス情報の正確性、写真の充実化、最新情報の投稿、口コミ促進、ローカル検索での関連性強化など)。モバイルでのマップ表示を意識した情報を追加(目印、駐車場情報など)。
-
検索経由が多い場合
SEO戦略を見直し、Googleビジネスプロフィールとウェブサイトの連携を強化。検索結果でのクリック率を高める工夫(魅力あるタイトル、最新情報の投稿など)。
-
モバイル利用が多い場合
ウェブサイトのモバイルフレンドリー対応(レスポンシブデザイン、表示速度改善)を徹底。Googleビジネスプロフィールの写真もスマートフォンでの見え方を意識する。投稿は簡潔に分かりやすく。
-
パソコン利用が多い場合
詳細な情報、専門性の高いコンテンツをウェブサイトで提供し、Googleビジネスプロフィールからスムーズに誘導する。
【ユーザーアクション分析(通話、予約、ルート、ウェブサイトのクリックなど)】~ ユーザーの行動を促し、つなげる
ユーザーアクションは、店舗に対するユーザーの関心度や意欲を示す重要な指標です。
分析の視点
-
各アクション数の推移は?
特定の施策(キャンペーン、投稿など)後にアクションが増減したかを確認し、効果を測定します。
-
曜日・時間帯別の傾向は?
表示される範囲で、店舗への問い合わせが多い時間帯、来店意欲(ルート検索)が高まる曜日などを把握します。
-
アクション間の関連性は?
特定の投稿をした後にウェブサイトクリック数が増えたか?ユーザーがメニューを閲覧した後に予約が増えたか?関連性を分析することで傾向を掴むことができます。
-
他の指標との比較
表示回数や閲覧ユーザー数に対して、アクション率はどのくらいか?アクション率が低い場合は、アクションへの導線に問題がある可能性があります。
ネクストアクション例
-
通話
頻繁に問い合わせがある時間帯に合わせて、店舗内で人員配置を最適化。よくある質問はウェブサイトやSNSなどで事前に掲載し、問い合わせ対応の効率化を図る。
-
予約
予約ボタンを目立たせる。予約システム連携を見直し、よりスムーズに予約できる仕組みを導入する。予約特典などを投稿でアピールする。
-
ルート
店舗への来店意欲が高いサインなので、アクセス情報(駐車場、最寄り駅からの道順、目印など)を写真付きで分かりやすく掲載する。来店を促す投稿(例:「雨の日限定サービス」「本日のおすすめ」)を行う。
-
ウェブサイトのクリック
ビジネスの詳細な情報(店舗のメニュー詳細、料金、スタッフ紹介、ブログ記事など)をウェブサイトに用意し、Googleビジネスプロフィールからリンクを設定する。「詳細はこちら」「ウェブサイトで予約」のようなCTA(Call to Action=行動喚起)を投稿などに含める。ランディングページ(Googleビジネスプロフィールから遷移した先のページ)を最適化する。
【メニュー/商品分析】(該当ビジネス向け)~ 人気と改善点を見つける
飲食店や小売店にとって、メニューや商品に関するデータはユーザーの嗜好を知るための宝の山です。
分析の視点
-
最も閲覧されているメニューや商品は何か?
店舗の人気商品や看板メニューを特定します。
-
商品閲覧数やメニューコンテンツのクリック数は伸びているか?
魅力が伝わる詳細文や写真が使われているかを評価します。
-
閲覧数と実際の注文・購入にギャップはないか?
閲覧数は高いが売上につながっていない場合、価格、説明、提供方法などを見直す必要があるかもしれません。
ネクストアクション例
-
人気メニュー/商品の露出強化
Googleビジネスプロフィールのトップに表示する、投稿で頻繁に紹介する、特別セットを作るなど。
-
不人気メニュー/商品の改善
写真の差し替え、説明文の魅力度アップ、価格の見直し、あるいはメニュー/商品リストからの削除を検討。
-
写真の品質向上
プロによる撮影、シズル感のある写真、使用シーンがイメージできる写真などを活用する。
-
メニュー/商品情報の更新
季節限定メニューや新商品の情報を迅速に追加・更新する。
パフォーマンス活用の失敗例と成功例
実務の現場では、パフォーマンス分析において「よくある失敗」と「成果につながりやすい活用パターン」があります。
ここでは、その代表例をご紹介します。
失敗例①:数字の「増減」だけを見て、的外れな施策を打ってしまう
「今月は閲覧ユーザー数が先月より減ったから、写真が悪いんだ」とすぐに決めつけてしまうのは失敗の典型例です。
実際には「お盆休みや年末年始などの季節要因」や「雨天続きによるエリア全体の検索数低下」が原因であることも多いのです。
数字の表面だけを見るのではなく、「前年同月比ではどうなのか?」「特定の検索キーワードだけが落ちているのか?」と深掘りすることが、正しい次の一手につながります。
実務では、閲覧数だけで判断せず、検索語句の変化、ルート検索や通話の推移、季節要因をあわせて確認してから施策を決めることが重要です。
失敗例②:日別の小さな増減に振り回され、不要な修正を繰り返した事例
数値を細かく追いすぎた結果、数日単位の増減に一喜一憂し、説明文や投稿内容を短期間で何度も変えてしまったケースがあります。
しかし、Googleビジネスプロフィールの数値は曜日、天候、時期、商圏の動きなどでも変動するため、短期の上下だけでは正確な判断が難しいことがあります。
特にデータ量が少ない店舗では、1日の増減だけで良し悪しを判断すると、改善の軸がぶれやすくなります。
実務では、最低でも月次、できれば2〜3か月単位で傾向を見ながら判断する方が現実的です。
細かな変動に反応しすぎるより、一定期間の推移から再現性のある変化を見つける方が、改善の精度は高くなります。
成功例①:「想定外の検索語句」から隠れたニーズを発見し、ルート検索数15%アップ
実際に支援した居酒屋様の事例です。
パフォーマンスの検索語句を確認したところ、「居酒屋」だけでなく「和食」や「レストラン」といった検索語句で自店舗が多く表示されていることが判明しました。
これは、お酒を飲む目的だけでなく、「しっかりとした和食の食事を楽しみたい」というユーザーニーズがあることを示唆しています。
そこで、実際の提供内容に合っているかを確認したうえでカテゴリ設定を見直し、説明文に「和食」や「レストラン」といったキーワードを自然に含ませ、お酒だけでなくこだわりの料理写真を追加し、投稿機能でもお食事の魅力をアピールしました。
その結果、お食事目的の新規層を取り込むことに成功し、来店意欲に直結する「ルート検索のアクション数」が前月比で15%向上しました。
検索語句に合わせて説明文や写真、投稿内容まで一貫して見直したことで、ユーザーの意図に合った訴求ができるようになり、ターゲット層の拡大につながった事例です。
検索語句だけを確認して終わらせず、カテゴリや説明文、写真などを一貫して見直し、ユーザーの隠れたニーズに合わせてプロフィール全体を整えることで、ルート検索や通話などの行動指標が改善しやすくなります。
※この改善は複合的な施策を行ったうえで確認した結果です。単一施策だけの効果と断定するのではなく、複数要素の改善による変化として評価しています。
※対象:弊社支援の飲食店1店舗/比較期間:2025年9月〜10月/指標:ルート検索数(Googleビジネスプロフィールパフォーマンス)
成功例②:閲覧数はあるのに反応数が少ない状態を改善し、反応数が18%アップした事例
実際に支援したガソリンスタンド14店舗の事例です。
パフォーマンスを見ると、プロフィールの閲覧数は一定数ある一方で、通話数、ルート検索数、ウェブサイトアクセス数といったユーザー反応数が伸び悩んでいました。
そこで、メインカテゴリの「ガソリンスタンド」に加え、対応しているカーサービスをサブカテゴリに追加し、提供サービスとの関連性をより明確にしました。
あわせて、投稿頻度を週1回から週5日に増やし、給油、洗車、オイル交換などのサービス内容を継続的に発信しました。
さらに、投稿のCTAボタンを活用して予約サイトや電話への導線を設置し、ユーザーが次の行動に進みやすい状態を整えました。
その結果、各店舗の商圏内での露出度も高まり、14店舗全体でユーザー反応数が18%向上しました。
閲覧数があるのにユーザー反応につながらない場合は、カテゴリ設定、情報発信、導線設計を一貫して見直すことが重要だと分かる事例です。
※この改善は複合的な施策を行ったうえで確認した結果です。単一施策だけの効果と断定するのではなく、複数要素の改善による変化として評価しています。
※対象:弊社支援のガソリンスタンド14店舗/比較期間:2025年2月〜5月/指標:通話数、ルート検索数、ウェブサイトアクセス数(Googleビジネスプロフィールパフォーマンス)
よくある質問
パフォーマンスデータを見る際、初心者がつまずきやすい「数値のズレ」や「更新タイミング」などの疑問に、実務の観点からお答えします。
Q. 表示回数と閲覧数の違いは?
A. 「回数」か「人数(ユニークユーザー)」かの違いです。
「表示回数(インプレッション)」は、検索結果にGoogleビジネスプロフィールが表示された「延べ回数」です。
一方、パフォーマンス画面で確認できる「閲覧数」は、それを見た「実際の人数」を指します。
例えば、1人のユーザーが朝と夜に2回検索した場合、表示回数は「2」ですが、閲覧数は「1」としてカウントされます。
Q. なぜ数値がズレるの?
A. 主な理由は、指標ごとの計測基準が違うためです。
Google公式では、閲覧数はユニークユーザー数ベースで、複数デバイスや複数プラットフォームでアクセスした場合もカウント回数に上限があり、ユーザーは1日1回のみカウントされると案内されています。
そのため、メール通知などで見かける表示回数と、パフォーマンス画面の閲覧数は一致しないことがあります。
Q. 検索語句データはいつ更新される?
A. 検索語句はリアルタイムではありません。
Google公式では、検索語句は毎月月初に更新され、表示までに5日ほどかかることがあると案内されています。
そのため、実務でも月初の更新されたタイミングで、「どの検索語句で見つかっているか」を分析しています。
Q. 日別で見られる?
A. 検索語句は日別では見られません。その他の指標も日別の追跡はおすすめしません。
検索語句は一定期間の集計データとして表示されます。
また、閲覧数やアクション数などは日別で見ることも可能ですが、天候や曜日によって日々細かく変動するため、実務上は「2週間」や「月次」など、まとまった期間でトレンド(傾向)を見ることをおすすめします。
まとまった期間で確認していく方が、施策効果の見極めや改善案を打ち出しやすいです。
Q. 新規登録したばかりで何も出ない(検索語句が出てこない)のは普通?
A. はい、起こり得ます。
まず確認したいのは、オーナー確認が完了しているか、そしてプロフィールに関連付けられたGoogleアカウントで見ているかです。
Google公式でも、パフォーマンスデータはオーナー確認済みプロフィールでのみ利用できます。
そのうえで、新規登録直後や表示・閲覧・行動データの蓄積が少ない段階では、一部指標が十分に表示されないことがあります。
まずはオーナー確認の有無とログイン中のGoogleアカウントを確認し、カテゴリ、営業時間、電話番号、ウェブサイトURL、写真などの基本情報を整えましょう。
新規登録したビジネスが検索結果に表示されるまでに、最長で1か月かかることもあるため、初めは一定期間の推移を見るのが現実的です。
Q. データが少なくて分析できません。どう見ればよいですか?
A. データ量が少ない場合は、日別の上下を追うより、一定期間の傾向を見ることが大切です。
特に新規登録直後や、検索ボリュームが小さいエリア・業種では、検索語句や各指標が十分に表示されないことがあります。
実務では、最低でも月次、できれば2〜3か月単位で推移を見ながら判断することが多いです。
また、小規模店舗や検索ボリュームの少ない商圏では、検索語句よりも通話、ルート検索、ウェブサイトクリックなどの行動指標を優先して見る方が実態をつかみやすい場合があります。
Q. 「予約」や「メニュー」など、一部の項目が表示されません。
A. 業種や機能の連携状況によって表示されない項目があります。
すべてのビジネスに全項目が表示されるわけではありません。
例えば「予約」は、Googleで予約機能や特定の予約プロバイダと連携している場合にのみ表示されます。
「メニュー」も主に飲食店などの特定業種向けの指標です。
自社の業種や設定状況に合わせて表示されている項目を分析してください。
Q. Google広告を出稿している場合、その数値も含まれますか?
A. はい、含まれます。
パフォーマンスデータには、オーガニック(自然検索)の結果だけでなく、Google広告による表示回数やユーザー行動も合算されて表示されます。
そのため、広告を運用している期間は「SEOやMEO単体の成果」と早合点せずに数値を解釈することが大切です。
Q. パフォーマンスとGoogleアナリティクス4(GA4)の違いは?
A. Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスは、Google検索やGoogleマップでどう見つけられ、プロフィール上でどんな行動が起きたかを見るための機能です。
一方、GA4はウェブサイトやアプリに来た後の流入・行動・イベントを見るための分析ツールです。
例えば、Googleビジネスプロフィールで「検索語句」「ルート検索」「ウェブサイトクリック」を見て、GA4で「サイトに来た後に予約や問い合わせが起きたか」を見る、という使い分けが実務では分かりやすいです。
まとめ:パフォーマンスを継続的に確認し、集客改善につなげよう
この記事では、Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスデータを最大限に活用し、集客効果を向上させるための分析手法と戦略について、解説してきました。
Googleビジネスプロフィールは現代の地域ビジネスにとって、オンラインでのユーザー接点を構築し、ビジネス成長を加速させるための非常に強力なツールです。
しかし、その力を最大限に引き出すためには、単に情報を掲載するだけでなく、パフォーマンスを定期的に分析し、データに基づいた改善(PDCAサイクル)を行っていくことが不可欠になります。
重要なのは「一度やって終わり」にしないこと。
市場のトレンド、競合の動き、そして顧客の行動は常に変化しています。
定期的にパフォーマンスを確認し、効果測定を行い、戦略を柔軟に見直していく「データをもとにした改善アプローチ」を習慣化することが、集客成功への鍵となります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、まずは自社のパフォーマンスレポートを開き、「どの検索語句で見つかっているか」「閲覧後にどの行動が多いか」「見られているのに行動されていない箇所はどこか」の3点を確認し、小さな改善を一つずつ積み重ねることから始めてみてください。
WRITER
ライターM
ライターMの記事一覧WEB業界歴10年以上。
大学在籍時のイギリス留学経験を活かし現在も海外MEO最新情報に精通している。
500店舗以上のGoogleビジネスプロフイール管理に携わりMEO対策知見に自信を持つ。
Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスとは?確認・分析・活用方法を解説
この記事が気に入ったら
いいね!しよう




