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  • 2023.6.7
  • MEO

MEO対策とは?集客メリットから上位表示へのポイントを解説!

MEO対策とは?集客メリットから上位表示へのポイントを解説!
「Googleマイビジネス」の名称は「Googleビジネスプロフィール」に変更になっています。※記事では認知度の関係から「Googleマイビジネス」の表現を残しているものがあります。

MEO対策とは、GoogleまたはGoogleマップ上などで地域性のある検索において、自社のビジネスを上位に表示させるための対策です。

実店舗への集客手法において、SEO対策やリスティング広告と比べて、難易度/コスト/成果の上げやすさを鑑みてもチャレンジしやすいことで、近年脚光を浴びており、対策を行っている企業や店舗も増えてきています。

本記事では全くの初心者の方でも、MEO対策を理解し運用できるように集客メリットから上位表示への対策方法をまとめています。

ここに書いてあるポイントをしっかり理解して、ぜひ自店舗のMEO対策にお役立てください。

MEO対策とは?

MEO対策とはMap Engine Optimization(マップエンジン最適化)の対策を指し、最適化することでマップエンジン上位表示を狙います。スマートフォン普及に伴い移動しながら目的地を検索するユーザーが増えたことで注目を集めている店舗ビジネス集客手段の一つです。

Googleで「地域名+サービス」のように地域性のあるキーワードで検索をすると、検索結果に店舗や施設がマッピングされたローカルパック(Googleマップ枠)が2~4枠表示されます。

最近では自然検索と呼ばれるSEO順位よりも上部に表示されることが多く、ここに自社ビジネスを表示させることでHPへの流入、問い合わせや予約などの店舗集客からネット上で見てもらえる機会が増加し、ブランディング効果まで期待できます。

③ローカルパック PC、スマホ表示

自店舗の地域名(都道府県、市区町村、駅名、道路名など)を含めて、見込み客が検索しそうなキーワードでローカルパックにビジネスプロフィールを表示させることがゴールになります。

Googleの検索結果においては、大手企業や情報をまとめて紹介するメディアが上位を独占している中、MEO対策は中小規模の店舗でもローカルパックに上位表示が可能なため、特に地域性の強い店舗ビジネスにおいては力を入れたい施策となります。

地域に密着した事業者や小規模企業がより効果的な集客を行うことができるので、以下のような業種は特にMEO対策に力を入れてみましょう。

  • 飲食店
  • 美容室・理容室
  • 病院
  • 歯医者
  • エステ・リラク
  • 不動産・建築・リフォーム
  • 整体院・整骨院・鍼灸院
  • 買取・リサイクルショップ
  • 駐車場
  • iPhone修理・パソコン修理
  • 車販売・車修理
  • ホテル・旅館
  • ネイルサロン・アイラッシュサロン
  • ナイト
  • スポーツジム
  • 士業
  • 学習塾
  • 着物レンタル
  • レンタカー
  • 介護施設
  • 写真館
  • レンタルスペース・貸し会議室
  • クリーニング
  • 金融
  • 外壁・屋根塗装
  • 住宅リフォーム
  • 鍵修理・水道修理
  • 葬儀・終活
  • 墓地
  • 不用品回収・清掃
  • 時計店・時計修理店
  • エンタメ
  • アパレル店
  • 動物病院・トリミングサロン
  • コインランドリー
  • 観光業
  • 携帯ショップ
  • 花屋
  • 探偵
  • レンタルWifi

↓Googleビジネスプロフィールの管理方法をわかりやすく解説

MEO対策とSEO対策の違い

MEOではGoogleマップ上の上位を目指すものでGoogleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)を上位表示させることであり、SEOは自然検索におけるWebサイトを上位表示させることです。

MEO対策とSEO対策の違い

MEO対策では無料で利用できるGoogleビジネスプロフィールの情報を充実させていくことが重要ですが、SEO対策では充実したWebサイトが必要な他、コンテンツ運用も含め、時間と知識が必要です。

そういった管理の複雑さや費用面でもMEOとSEOでは大きな違いがあると言えるでしょう。

↓MEOとSEOの違いをさらに詳しく確認する


MEO対策のメリット

MEO対策でのメインとなる施策はGoogleマップ上に掲載される店舗ビジネス情報の充実です。他のマーケティング手法と比較するとかなりシンプルなこともあり、以下のようにメリットがあります。

  • 実店舗への集客と相性抜群
  • 結果が出るまでが早い(最短2週間ほど)
  • 他のマーケティング手法と比較してコストが圧倒的に低い(自社で対応できる場合は無料)

ただしGoogleが情報の正確さに重きを置いているため、継続的な更新が必要というデメリットがあります。

来店見込みの高いユーザーにアプローチできる

一番の特徴としては、検索者の来店見込みの高さです。
ローカル検索をするユーザーのうち34%が24時間以内に実際に来店しているというGoogleの公式データ結果が公表されています。さらに驚くことに利用者数が増加しているスマートフォンを使用したユーザーの場合、50%が来店につながっています。

ここで例えばあなたが渋谷の飲食店オーナーでランチの集客に困っているとしましょう。

仮に「渋谷 ランチ」という検索キーワードで上位表示させることができたら、ユーザーは以下のような動きをすることになります。

  1. お腹が空いたのでGoogleで「渋谷 ランチ」と検索をする
  2. 検索結果の上の方に出てきたマップ情報をクリックする
  3. マップ内にある電話機能その場で電話して、予約や空席情報を確認
  4. 店までGoogleマップを見ながら移動する

そもそもアクションに近い言葉で検索しているだけでなく、道案内までワンストップで行えることで集客に直結することになります。

基本的な対策だけでも効果が出やすい

MEO対策の目的は検索キーワードでの上位表示でしたが、必ずしも1位を取れないと失敗、というわけではありません。

ローカル検索をしたユーザーは企業情報を一覧形式で比較しながら、写真やコメント数などのユーザー評価を流し見をするので10位以内に入れればひとまずはOKで、そこから作り込んで3位以内を目指しましょう。

SEOの場合は、検索上位はポータルサイトやチェーン店などの大手企業に占められていて、1位と3位のクリック率が何倍も違うこともあり、地域の店舗が上位表示することは競争が激しいので困難です。

一方でMEO対策では競合相手は同じ商圏内の店舗のみとなり、大手企業と充分に渡り合うことができます。1位〜3位のクリック率にそこまで差が出ない傾向にあるので、上位3位以内を目指すようにしましょう。

初期設定こそ時間はかかりますが、2〜30時間ほどの作業でも成果が出てくるはずです。

MEO対策上位表示には先行者利益あり
一度上位表示できれば、必然的に検索したユーザーの目に止まりやすくなるので、口コミやクリック率/滞在率がアップし、知名度が上がっていきます。

しっかり情報さえ更新していれば、検索者からの評価は高まり、結果Googleからの評価も受けやすくなります。

MEO対策の普及はかなり進んでいますが、まだまだ先行者利益が取りやすい状況です。うまくいくと想定以上の集客につながることもあるので、すぐにでもMEO対策し始めたいところです。

⑤MEO対策の効果

口コミや評価で信頼を獲得できる

Googleマップのビジネスプロフィールには口コミ件数や評価が表示され、誰でも見ることができます。
口コミは顧客の意思決定に対しても重要な要素となり、ポジティブな口コミを集めることは集客において、とても重要です。

Google ユーザーの口コミを通して、有益な情報を提供したり、ビジネスをアピールしたりしましょう

Googleからも口コミの獲得は公式で推奨されています。できるだけ新しい口コミを集めていきましょう。

金銭コストのリスクが低い

ネット広告の重要性が年々増しており、リスティング広告の掲載費用が高騰していて、資本力のない企業は十分な広告掲載費用を捻出することが難しくなっています。

また実店舗型のビジネスはポータルサイト上(飲食店の場合は食べログなど)からの集客にコストをかけることが多いですよね。

いずれもお金をかけた分だけプラットフォーム上で優遇されるシステム、いわゆるオークションマーケティングなので、企業体力がない中小企業にとってはかなり不利な戦いを強いられます。

MEO対策では無料のGoogleビジネスプロフィールを充実させるだけでも効果が期待できるため、自分で作業をしてしまえば金銭的なリスクはかなり抑えられます。

専門業者へMEO対策を依頼した場合の相場費用とは?

仮仮に専門業者にMEO対策の外注をする場合でも費用相場は、1ヶ月2.5万円〜3.5万円くらいです。また初期設定を必要とする場合では初期費用が掛かることもあり、1~5万円が相場となっています。

  • ビジネスプロフィール登録作業の有無
  • 成功報酬型か月額固定型か
  • 契約期間の長さ
  • 業界ごとによるMEO対策の内容の違い
  • 上位表示したい検索キーワードの数
  • 掲載する写真の枚数

上記のような条件で費用は変動しますが、そこまで大幅なブレはありません。

SEO対策だと戦略や記事の質、業務幅で数十万円単位と必要な額が変わってくる中、その点MEO対策はリーズナブルなので外注リスクも低いです。

↓MEO対策の費用や相場詳細まとめ

↓MEO対策はなぜ必要なのか


MEO対策のデメリット

低コストで集客できるMEO対策ですが、デメリットもあります。

継続的な情報アップデートが必要

検索ユーザーに常に最新かつ正しい状況を届けることが本質にあるため、特に誤情報には厳しいアルゴリズムになっています。

最新情報の管理/更新を含め、投稿機能を使ったり、口コミに返信など地道な作業が不可欠になります。

またGoogleビジネスプロフィールには日々新たな機能が続々と追加されていくので、コツコツ試しながら充実させていくことがMEO対策成功の唯一の近道です。

多店舗展開している場合、手間がかかる

特に多店舗展開しているビジネス業態だと、たとえ同じ情報の更新でも各ビジネスプロフィールの一つ一つで更新が必要です。

ネガティブな口コミが投稿されるリスク

ユーザーはだれでもGoogleアカウントがあれば口コミを投稿できるようになっています。

昨今では口コミを参考にする利用者は増えています。そのため、ネガティブな口コミが入り、対応を誤るとサービスへの悪い印象が広がってしまう恐れがあります。

一方で誠実な返信・サービスの改善などで適切に対応することで、投稿者本人だけでなく、そのやりとりを見ている他のユーザーにも自社サービスの魅力を伝えることが可能となっています。

↓悪い口コミが投稿された時の対処法

↓悪質な口コミの削除方法はこちら

実店舗を持たないビジネスまたは検索が見込めない地域・サービス

地域において店舗をもつビジネスにおいて効果のあるMEO対策ですが、実店舗のないビジネスや検索が見込めない地域やサービスでは集客効果が得られない場合もあります。

住所がない店舗の場合、Googleビジネスプロフィールを作成することができないため、MEO対策は行えません。

Googleマップから集客したい場合には店舗やオフィスを構えて、Googleビジネスプロフィールの登録を行う必要があります。

また、そもそも全く検索されない地域またはサービスでは見られる機会が少ないため、集客数への影響もほとんどないこともあります。

MEO対策の上位表示へのポイント

MEO対策を理解するには、下記を意識してみるとよいでしょう。

  1. Googleビジネスプロフィールに登録する
  2. NAP情報の統一
  3. 適切なカテゴリを設定
  4. 基本情報を入力する
  5. 写真や投稿を使い自分の店をアピールしよう
  6. 口コミを活用して、顧客とのコミュニケーションを取ろう
  7. パフォーマンス機能を活用して、どんどんPDCAを回していこう

MEO対策で成果を上げるには、やはり地道で秩序ある運用が必須。
成果に直結するMEO対策をピックアップしたので実際に記事を読みながら、並行して作業をしてしまいましょう

1.Googleビジネスプロフィールに登録する

⑥ビジネスプロフィール登録画面

Googleビジネスプロフィールの登録に必要なものはGoogleアカウントのみ。基本的にはガイドに従うだけなので簡単に登録できます。

Googleによってビジネス情報が自動生成されていることもありますが、存在しないビジネスの場合、新規作成する必要があります。また管理していく場合にはオーナー確認の手続きを行いましょう。

オーナー確認を行うだけでも未確認の店舗よりも上位表示される可能性は高まります。オーナー確認には電話または郵送ハガキが基本で、早ければ即日~約2週間で完了します。

↓Googleビジネスプロフィールの登録方法を確認する

2.NAP情報の統一

NAPとは「Name」「Address」「Phone」の店舗情報において主要な3要素のことです。

  • N:Name(ビジネス名・屋号)
  • A:Address(所在地)
  • P:Phone(電話番号)

NAP情報にはGoogleのクローラーがWEB上の情報を集め認識する上で大事な役割をもっています。

同一のNAPであれば情報量や知名度の評価を一つにまとめることができますが、表記が異なるとWEB上に散らばっている情報が同一の店舗と認識しにくくなります。

そのためMEO対策だけでなく、ウェブサイトのSEO対策にも影響があるので、SNSからポータルサイトまで全てに表記ゆれがないように「半角・全角」や「記号」を各サイトで統一しましょう。

例)NAPが統一されていないケース
屋号:(株)〇〇/株式会社〇〇
所在地:渋谷区神宮前1-1-1/渋谷区神宮前1丁目1番1号
電話番号:03-0000-1111/050-0000-1111

↓NAP情報が重要な理由

3.適切なカテゴリを設定

特にメインカテゴリは検索結果にもっとも大きな影響を与えます。
適切なカテゴリを選択しない限り、狙ったキーワードで上位表示できないのが現実です。そのため、上位競合店舗がどのようなカテゴリを設定しているのか実際に検索し、確認してみましょう。

例えば、「新宿 日本酒」でGoogle検索した際に上位表示される3店舗には全てメインカテゴリが「居酒屋」で設定されています。

⑦プロフィールを編集する

この検索結果から「新宿 日本酒」の検索キーワードでは「居酒屋」カテゴリが認識されやすいと判断することができます。

メインカテゴリはGoogleビジネスプロフィールの管理画面の[プロフィールを編集する]より設定しよう。また「サブカテゴリ」を9つまで設定することができます。

⑦プロフィールを編集する

↓現在検索されているキーワードを調べる方法はこちらから

4.基本情報を入力する

Googleビジネスプロフィールを充実させることはそのままユーザーが得られる情報量につながりますので、できる限り追加していくことが重要です。

説明文、営業時間、マップピンの設定、ウェブサイトURL、メニュー/サービス/商品/写真などを追加していこう。

  • ビジネス名:正式名称をいれよう
  • 住所:位置がずれていることもあるので、マップピンの位置も確認しよう
  • 電話番号:繋がるものを正確に入力しよう
  • 営業時間:最新の営業時間で休日を設定しよう
  • 公式ウェブサイトのURL:サイト記載の情報とずれがないように
  • 画像:ロゴ画像/カバー画像は最低限入れておこう
  • 情報:説明文やサービス、メニュー、商品情報を設定する際は検索キーワードを意識しよう(※必須情報→その他コンテンツの順番が良い)

店舗情報については検索キーワードを意識して充実させるべきですが、ビジネス名称はあくまで正確に。ガイドライン違反で停止ステータス対象になることもあります。

5.写真や投稿を使い自分の店をアピールしよう

英ブライトローカルの調査によるとGoogleビジネスプロフィールで写真100 枚以上を掲載している企業は平均的な企業に比べて、電話数が 520%、ルート検索数が 2717%、ウェブサイトのクリック数が 1065% 多いことが確認されております。

また同調査結果からは写真枚数が多いほど反応に繋がりやすい傾向も示されています。
実際にお店の雰囲気がわかる写真があるとユーザーはアクションしやすいので、できるだけ店内・外観写真やサービス・メニューの写真は追加しておきましょう。またその際にはGoogleガイドラインで指定されている枚数は最低でも入れたいところです。

  • 外観→3枚以上
  • 店内→3枚以上
  • 商品→3枚以上
  • サービス→3枚以上
  • 食べ物や飲み物→3枚以上
  • 共有エリア→1枚以上
  • 客室→3枚以上
  • チーム→3枚以上

ただし、魅力的に見えない写真は逆効果になってしまう場合もあります。
闇雲に写真を載せるのではなく、ビジネスに関連性のある写真で画質やピントなど品質には徹底的にこだわって追加していきましょう。

投稿機能も活用しよう

タイムリーな「店舗の情報」を手軽に発信できる「投稿」機能も注力して活用したい機能です。

投稿機能

投稿は以下のようにサービスや製品、イベント、セール情報やクーポンを宣伝するための機能を備えています。

  • 最新情報:ニュースや、製品、サービスに関する情報
  • 特典:キャンペーン、クーポンなど
  • イベント:相談会、オープンハウス、セミナーなどの特別なイベント

投稿内容は事業戦略に直結するところでもあるので、頻繁な投稿は難しいかもしれませんが、月に3~4回目安でトライしてみましょう。

↓投稿機能を活用してGoogleビジネスプロフィールの評価をあげましょう


6.口コミを活用して、顧客とのコミュニケーションを取ろう

店舗選びの際には、口コミの数や内容、評価もかなりチェックされます。

その際に大事なのが口コミへの返信です。仮に悪い口コミがついたときでも、事業やサービスの問題と向き合う絶好のチャンスとなります。また真摯に対応する姿を見せることができたら、むしろプラス評価につなげることもできます。

Googleマイビジネスを活用してユーザーとコミュニケーションを積極的に取ることは、海外のMEO対策でもかなり主流になってきています。

↓Googleマップの口コミ返信例文を参照する

口コミの収集を実施する

口コミ件数と評価スコアは表示順位に影響します。ユーザーは基本的にはなかなか自発的に口コミを書いてくれることはありません。そのため、以下のような積極的なアプローチも有効な手段です。

  • 会計時などに直接お願いする
  • SNSで投稿を促す
  • 口コミ作成ページへ遷移するQRコードを掲示する

口コミに検索キーワードが含まれていると上位表示されやすくなるので、具体的な書き込みをしてもらえるような工夫を意識してみましょう。

ただし、割引適用など金銭的なやり取りが発生することは、ガイドライン違反なのでくれぐれも注意してください。

↓口コミ投稿用のQRコードの作成方法はこちら


7.パフォーマンス機能を活用して、どんどんPDCAを回していこう

データ検証をした上で改善を繰り返していくことで、MEO対策の成功確度を格段に高められます。

その際に便利なのが、「パフォーマンス(旧インサイト)」という機能。
プロフィールの見つけられた回数だけではなく、ウェブサイトへのアクセス数や、通話数などの検索ユーザーの反応回数などをチェックできます。

⑩ビジネスプロフィールの表示につながった検索語句

例えば改善に便利なのが、「ビジネスプロフィールの表示につながった検索語句」という項目。

実際にユーザーが検索した生の検索キーワードがわかるので、MEO対策の方向性決めの助けになります。

↓MEO対策の効果をインサイトで確認する方法はこちら


MEO対策の注意点

MEO対策といってもその手法はさまざま。Googleマップの表示順位は以下のような要素が組み合わさって決定されます。

  • Googleビジネスプロフィールの登録情報
  • レビュー数とスコア
  • 検索者との距離
  • 検索で指定された場所との距離
  • 引用の一貫性
  • サイト上のSEO要素
  • ローカルリスティングでのアクション

基本はGoogleのガイドラインに全て書いてある

Googleビジネスプロフィールを充実させるためにやるべきことは、実はGoogleの公式のガイドラインに掲載されています。

⑪google ローカルビジネスのガイドライン

かなり事細かに書かれていますが、全てを理解するのはなかなか大変なので、まずは検索結果を決める3つの要素を理解しておきましょう。

  • 知名度(視認性の高さ):ビジネスがWeb上とオフラインでどの程度話題になっているか
  • 距離:検索した場所、または指定された場所との距離感
  • 関連性:検索語句とビジネス内容がどの程度つながっているか

MEO対策の成功には”知名度”も重視されるので、テクニカルな面のみならず、事業とセットでMEO対策を行っていくことが大事になってきます。

ガイドライン違反に注意しよう

ガイドラインに抵触すると、Googleビジネスプロフィールを使えなくなる、つまり過去のMEO対策が水の泡になるので注意が必要。

全て完璧に理解するのは難しいと思いますが、Googleは「コンテンツ(テキスト、写真、動画など)が、検索ユーザーにとって有益な情報か?」を重視しているので、”嘘”はNGです。

業者にも注意が必要ですが、例えば、下記のようにガイドライン違反のMEO対策を売り込んでくる業者は危険です。

  • Googleビジネスプロフィールを削除して口コミをリセットさせる提案をしてくる
  • 自作自演の口コミを投稿しないか営業してくる
  • 「地域最安値」「地元で一番人気」など説明欄での過度な広告表現を提案してくる

さすがに減ってはきましたが、いまだにこの手法を売り込んでくる業者もいるみたいなので注意しましょう。

↓MEO対策をする上でガイドライン違反にならないための知識はこちら


MEO対策業者の選び方

時間や人手が足りず、自身でMEO対策が難しい場合には業者に依頼するのも1つの手です。
その際最低限チェックするべきポイントは以下の項目。

  • 事例つきで多数の実績がある会社か?
  • 料金体系は明瞭かつ、相場よりも高すぎないか?
  • 分析ツールなどを用いた、ロジカルな対策を考えてくれそうか?
  • お店の方針を考慮したMEO対策を提案してくれそうか?

特に広告ガイドラインが厳しい病院など医療系の業種で実績を出している会社は実力折り紙付き。

公式ホームページに実績や取り組みも掲載されているので、信用するに値するかご自身でもしっかり調査しましょう。

悪質な業者もいるので注意

一方で悪質な業者も存在するので、以下のようなセールストークを使用する会社は信用してはいけません。

  • Googleの関係者を名乗る
  • 上位表示の確約をする
  • ガイドラインに違反した施策を提案してくる

上位表示はあくまで検索アルゴリズムで決まるので、傾向こそわかりますが、完全に把握することは不可能です。

そしてそのアルゴリズムはGoogle社員ですら完璧に把握している人はほとんどいません。

ビジネスを守るのは、ビジネスオーナー/そして運営メンバーの方ご自身。悪質な業者に騙されないため、お役立ていただけると幸いです。

最後に

MEO対策は特定の地域関連の検索において上位に表示されやすくなるので実店舗ビジネスの認知拡大、新規の集客において大きな影響を及ぼします。

チラシ配りやリスティング広告など他のマーケティング手法で金銭コストが高い、成果があまり出ない、という方はMEO対策を検討してみてはいかがでしょうか。

フリースクエアではこれまで10年超11,500店舗以上の施策実績があり、効果的なMEO運用代行サービスやMEO対策を効率化させることができる一括管理&最適化ツール【マップ職人】をお得に提供しています。ご興味をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。

WRITER

WEB業界歴10年以上。
大学在籍時のイギリス留学経験を活かし現在も海外MEO最新情報に精通している。
500店舗以上のGoogleビジネスプロフイール管理に携わりMEO対策知見に自信を持つ。

MEO対策とは?集客メリットから上位表示へのポイントを解説!

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