- 2024.12.13
- SEO
Googleにインデックスされるまでの時間は?登録されない原因と早め方
「新しいコンテンツが検索結果に表示されない」
「インデックスされるまでどのくらいかかる?」
「インデックス登録を早める方法ってあるの?」
サイト内で新しいコンテンツの更新を行っても、なかなかGoogleの検索結果に表示されないことがあるでしょう。
せっかくコンテンツを作ったのに検索結果に表示されなかったら意味がありません。
この記事では、「Googleにインデックスされるまでの時間」「インデックスされない原因」「インデックスを早める方法」について紹介しますので、あなたの悩みを解決へ導きます。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
Googleのインデックスとは?
インデックスとは、Googleなどの検索エンジンに自分が作成したサイト内のコンテンツを認識してもらい、検索結果(データベース)に登録されることを言います。
Googleにインデックス登録されなければ検索エンジンには表示されないため、人の目に触れられることはないのです。
そのため、サイトで新しいコンテンツを作成したらGoogleにインデックスされることがかなり大事になってきます。
ちなみに、通常の場合ですとクローラーがサイトを巡回して新規・更新ページの内容を確認し、自動的にインデックス登録してくれるのです。
新コンテンツがインデックスされるまでの時間
新しいコンテンツを作成したけれど、1週間経っても2週間経ってもインデックスされないと不安になってきますよね。
では、Googleにインデックスされるまでの時間はどのくらいなのでしょうか。
Googleの検索セントラルのページでは下記のように説明されています。
変更した結果が Google 側に反映されるまでにはある程度の時間がかかります。数時間かかる変更もあれば、数か月かかる変更もあります。一般的には、数週間待ってから Google 検索の検索結果に良い影響があったかどうか確認することをおすすめします。ただし、変更すれば必ず目に見える変化が現れるというわけではありません。結果に満足できない場合には、ビジネス戦略上許される範囲内で変更を繰り返しながら違いが出るかどうか確認してみてください。
このように、明確な時間の明言は行っておらず、数時間~数か月かかるとのことです。
ただ、私の経験則として早ければ3~4時間から遅くても1週間くらいでGoogleにインデックスされますので、1週間以上経ってもインデクスされなければ疑ってもいいでしょう。
インデックスされているかの確認方法
Googleにインデックスされているか確認する方法は2つあります。
- 「site:」でGoogle検索する
- Google Search Consoleで確認する
(1)「site:」でGoogle検索する
インデックスされているか確認する1つ目の方法は、「site:」でGoogle検索をかけることです。
「site:〇〇〇」コロン以降に確認したいURLを記載してGoogle検索を行うことで、そのページがインデックスされているかを確認できます。
例えば「https://freesquare.co.jp/media/meo/meo-point/」のページがインデックスされているか調べるには、Googleの検索窓に以下のテキストを入力します。
「site:https://freesquare.co.jp/media/meo/meo-point/」
このように、検索結果にそのURLの「タイトル」と「ディスクリプション」が表示され、インデックスされていることが確認可能です。
ここに何も表示されなければインデックスされてないと判断できます。
しかし、100%正しいかと言われるとそうではないと、Googleの検索セントラルのページでは説明されています。
URL が Google のインデックスに登録されていれば、その URL に関連する site: クエリの検索結果に表示される可能性がありますが、常に表示される保証はありません。site: クエリで URL が表示されない場合は、URL 検査ツールを使用して、インデックス登録が可能な URL であることを確認し、URL のインデックス登録リクエストを送信してください。また、クエリが正しいことを入念に確認してください。site:https://www.example.com の検索結果は site:https://example.com/ の検索結果と同じではありません。
表示されない場合は次に紹介するGoogle Search Consoleの方法を活用してください。
(2)Google Search Consoleで確認する
2つ目は、Googleが提供しているGoogle Search Consoleで確認する方法です。
なお、Google Search Consoleの中でも2つの確認方法がありますので、やりやすい方で試してください。
- URL検査で確認する
- 検索結果で確認する
(2-1)URL検査で確認する
URL検査で確認する方法は下記の方法で行えます。
-
Google Search Consoleに今すぐ開始からログイン
-
URL検査をクリックしてURLを入力
-
インデックスされていれば「URLはGoogleに登録されています」と表示されます。
-
インデックスされていなければ「URLがGoogleに登録されていません」と表示されます。
インデックスされているか確認する際はGoogle Search ConsoleのURL検査を利用してみてください。
(2-2)検索結果で確認する
続いて、検索パフォーマンスの「検索結果」からも確認できます。
-
Google Search Consoleに今すぐ開始からログイン
-
「+新規」の「ページ」をクリックして「フィルタ」の「正確なURL」で確認したいページURLを入力
ページがインデックスされていれば、どのキーワードでどのくらい検索結果に表示されていて、何回クリックされているかが数字で分かります。
逆にインデックスされていなければ、全ての項目が「0」になっていますので、確認が可能です。
Googleにインデックス登録されない5つの原因
インデックスの確認をしたけれど登録が確認できなかった場合、5つの原因があります。
インデックスされない5つの原因
- 低品質なページと判断された
- 重複・コピーコンテンツである
- クローラーが巡回しに来ていない
- noindex設定されている
- robots.txtの設定に問題がある
(1)低品質なページと判断された
インデックスされない原因1つ目は、低品質なページとGoogleに判断されたからです。
Googleはそのページがユーザーにとって有益な情報、意味のある情報が掲載されていないと判断した場合、インデックス登録を行いません。
例えば、「内容が薄かったり」「検索した意図と異なった無いようになっていたり」ユーザーの役に立たないような内容だと、低品質なページと認識されてしまいます。
(2)重複・コピーコンテンツである
インデックスされない原因2つ目は、重複・コピーコンテンツと判断されたからです。
新しく作成してもサイト内の既存コンテンツと酷似しているモノに関しては、Googleが重複・コピーコンテンツであると認識し、インデックス登録を行いません。
内容が似ているページを探して修正・リライトすることで解消されるでしょう。
(3)クローラーが巡回しに来ていない
インデックスされない原因3つ目は、サイトにクローラーが巡回しに来ていないからです。
世界中で数千億のインデックスがあり、サイズは 100,000,000 ギガバイトを優に超える情報があります。
上記のように、世界中のWEBページは数千億とあります。
そのため、新規ドメインでサイトやコンテンツを作成している場合、検索エンジンのクローラーがページを見つけられず、巡回しに来ていない可能性があります。
クローラーがサイトに来ていないため、Googleがコンテンツを更新したことを認識していないのです。
(4)noindex設定されている
インデックスされない原因4つ目は、noindex設定されているからです。
このnoindexとは、Googleのクローラーに該当コンテンツをインデックスしないように指示することを言います。
「このページはインデックス不要です」と指示を出していますので、登録されることがないため検索結果に表示されません。
noindexの設定がされている場合は、解除することでクローラーが巡回してインデックスされるようになります。
(5)robots.txtの設定に問題がある
インデックスされない原因5つ目は、robots.txtの設定に問題があるからです。
robots.txtとはGoogleなどの検索エンジンのクローラーへ、巡回してほしいページ、しないでほしいページを指示する機能となります
robots.txtの設定でクローラーのクロールを拒否していると、インデックスされることがないため検索結果に表示されません。
robots.txtへの記述に誤りがないか確認しましょう。
インデックス登録時間を早める5つの方法
インデックスされない原因を把握できたら、次はインデックス登録の時間を早める方法について解説します。
インデックス登録時間を早める方法は5つあるのです。
- URL検査からインデックス登録をリクエストする
- XMLサイトマップを作成して送信する
- 質の高いコンテンツを更新する
- 更新頻度を高める
- サーバーへの負荷を減らす
(1)URL検査からインデックス登録をリクエストする
インデックス登録時間を早める1つ目の方法は、URL検査からインデックス登録をリクエストすることです。
Google Search Consoleの「URL検査」の窓へ、インデックスさせたいページのURLを入力します。
すると、「URL が Google に登録されていません」と表示されますので、「インデックス登録をリクエスト」を行えば、強制的にインデックスを促してくれるのです。
早ければ当日中にインデックスされ、検索結果に表示されるようになります。新しいドメインの場合はクローラーの巡回が遅いので、インデックス登録のリクエストを行いましょう。
(2)XMLサイトマップを作成して送信する
インデックス登録時間を早める2つ目の方法は、XMLサイトマップを作成して送信することです。
XMLサイトマップは、Googleなどの検索エンジンにサイトの構造や、ページの内容を伝える役割を持っています。
XLMサイトマップを作成して、Google Search Consoleの「サイトマップ」から送信すれば、ファイルの情報をもとにサイトをクロールし、新しいコンテンツのインデックス登録を促してくれるのです。
ちなみに、Word Pressを使っているサイトの場合は、サイトマップを生成してくれるプラグインがありますので、活用してみてください。
(3)質の高いコンテンツを更新する
インデックス登録時間を早める3つ目の方法は、質の高いコンテンツを更新することです。
質の高いコンテンツを作成することで、Googleは「このページはユーザーニーズを満たしていて有益である」と判断し、インデックスする流れになります。
質の高めて更新し続けることで優良サイトであると判断され、インデックスされる時間が短縮されるでしょう。
(4)更新頻度を高める
インデックス登録時間を早める4つ目の方法は、更新頻度を高めることです。
更新頻度が低いとサイト内に変化がないため、Googleのクロール頻度が少なくなります。そこで、更新頻度を高めることによって、検索エンジンがクロールする頻度が高まるのです。
ただ、何でも更新すればいいというわけではありません。「質の高いコンテンツであること」「最新の情報が掲載されていること」が条件となります。
更新頻度が3ヶ月、半年に1回など低めであれば、1ヶ月に1コンテンツを目標に更新してみるといいでしょう。
(5)サーバーへの負荷を減らす
インデックス登録時間を早める5つ目の方法は、サーバーへの負荷を減らすことです。
サーバーへ負荷がかかるということは、ページの表示速度が遅いため、クローラーが巡回しにきてもページが表示されず、検索エンジンに認識されないままとなります。
少しでも表示速度が遅いと感じたら下記の「PageSpeed Insights」を活用してみてください。
まとめ:原因の把握でインデックス時間は短縮できる
サイト内のコンテンツを更新したものの、インデックスされないのには理由がありました。
Googleは検索ユーザーにとって有益な情報でなければ、検索エンジンにインデックスしてくれませんので、ユーザーニーズを満たした質の高いコンテンツを作り続けることが大切です。
XMLサイトマップやGoogle Search Consoleのインデックス登録リクエストをうまく活用して早めてください。
WRITER
ライターMT
ライターMTの記事一覧複数メディアのSEO対策担当者を8年以上経験。SEO知識の他に、健康、脱毛、恋愛、コンプレックスなどのジャンルも得意。これまで500本以上のコンテンツ制作と上位表示実績を持つ。
キーワード選定からライティングまでを一貫して行うため検索意図を把握する能力が高い。
Googleにインデックスされるまでの時間は?登録されない原因と早め方
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