• 2024.12.27
  • SEO

内部リンクとは?SEO効果を高める最適なリンクの貼り方を紹介!

内部リンクとは?SEO効果を高める最適なリンクの貼り方を紹介!

オウンドメディアやブログを運営していると、このように思っている人も多いのではないでしょうか。

「内部リンクってなに?」
「内部リンクを設置するとSEOに効果あるの?」
「効果的な内部リンクの貼り方が知りたい!」

これらの疑問を解決させます。

この記事では内部リンクについてや、内部リンクがもたらすSEOへの効果、最適な内部リンクの貼り方について紹介していきます。

最後まで読んでいただければ、内部リンクによるSEOへの効果を最大限に活かせるでしょう。

内部リンクとは?

そもそも内部リンクとは、1つのWebサイト内のコンテンツページ同士をつなげるリンクのことです。

例えば、ページ内で別の話題に触れたときに、その話題について詳しく書いてあるページへアクセスさせることが、内部リンクとなります。

ちなみに、もう1つ「外部リンク(被リンク)」というものもあり、この外部リンクは他サイトと自サイトをつなげるリンクのことです。

どちらもSEOで重要とされている施策ですが、今回は「内部リンク」に特化して紹介していきます。

内部リンクによるSEOへの3つの効果!

内部リンク施策を行うことで、SEOへ3つの効果が期待できます。

SEOへの3つの効果

  1. Googleのクローラーが巡回しやすくなる
  2. ページ同士の関連性が高まり評価されやすくなる
  3. 閲覧ユーザーが欲しい情報を得やすくなる

では、1つずつ詳しく説明していきます。

(1)Googleのクローラーが巡回しやすくなる

まず、内部リンクを設置することでGoogleのクローラーがサイトを巡回しやすくなります。

このクローラーは、内部リンクをたどってサイトのコンテンツページを1つずつ認識していくため、正しく内部リンクが設置されていないとGoogleに認識されず、検索結果になかなか反映されない可能性があります。

反対に正しい内部リンク施策が行われていれば、早くインデックスされて検索結果へと反映される可能性が高いのです。インデックスされなければ検索結果に表示されないため機会損失につながります。

クローラーがサイトの巡回をしやすくさせるために、内部リンクを設置しましょう。

(2)ページ同士の関連性が高まり評価されやすくなる

関連性の高いコンテンツページを内部リンクでつなげることで、ページ同士の関連性が高まりGoogleから評価されやすくなります。

関連性の高いページを相互に内部リンクをつなげることも、検索エンジンの評価アップにつながります。その中でも1番評価を上げたいページに内部リンクを集中させることが重要です。特にビッグキーワードがそれにあたります。

コンテンツページの評価を集中させることでSEOの効果が得られ、順位が上がる要因となるのです。

(3)閲覧ユーザーが欲しい情報を得やすくなる

内部リンクを設置することでユーザーが欲しい情報を得やすくなります。

というのも、関連性の高いページを内部リンクでつなげているため、ユーザーが欲しい情報にたどり着きやすいからです。

欲しい情報があればユーザーはサイト内を回遊してくれて滞在時間も延びますし、有益なコンテンツがあるサイトだと感じ、お気に入り登録でリピーターになってくれる可能性もあります。

内部リンクを設置してユーザビリティを向上させることで、SEOの効果も最大化されるでしょう。

最適な内部リンクの貼り方・設置7つのポイント!

内部リンクの効果を最大限に活かすためには、最適な貼り方や設置のポイントが7つあります。

最適な貼り方・設置7つのポイント

  1. パンくずリストを設置する
  2. グローバルナビゲーションを設置する
  3. アンカーテキストにする
  4. 関連性の高いページにリンクする
  5. サイトマップを作る
  6. サイドバーやフッターリンクを設置する
  7. 重要度の高いページにリンクを集める

では、1つずつ詳しく説明していきます。

(1)パンくずリストを設置する

最適な方法1つ目は、パンくずリストを設置することです。

パンくずリストとはこのように、閲覧しているユーザーが今どのページにいるのか表現しているものとなります。

このパンくずリストは全てのページに表示されるため、Googleのクローラーが巡回しやすくなり、サイトの構造を把握しやすくなるのです。パンくずを設置することでSEOの効果が見込めます。

(2)グローバルナビゲーションを設置する

続いて、グローバルナビゲーションを設置することです。

グローバルナビゲーションとは、基本的にサイト上部に表示されるリンクで、カテゴリを表示させて訪問ユーザーの目的が早く達成できるように利便性や満足度を高めます。

テキストでの設置ならそのままで問題ありませんが、画像でグローバルナビゲーションを設置する場合はalt属性を必ず設定することが最適な方法です。

(3)アンカーテキストにする

内部リンクを設置する場合は、画像やCSSボタンではなくアンカーテキストにしましょう。

アンカーテキストは内部リンクをテキストで設置することです。その際、リンク先のコンテンツページがどのような内容かが分かるように、ユーザーへと知らせることが重要になります。

なぜかといいますと、アンカーテキストで内容を伝えることによって、ユーザーが求めている情報だと認識し、サイト内を移動しやすくなるからです。

ちなみに、「URL」をそのまま記載したり「詳しく知りたい方はコチラ!」というテキストで記載したりはせず、タイトルをそのままアンカーテキストにすることが最適で、ユーザーにリンク先の内容が伝わりやすくなります。

(4)関連性の高いページにリンクする

内部リンクは、関連性の高いページ同士を設置するようにしましょう。

関連性の高いページ同士のため、ユーザーが求めている情報を集めやすくなり、利便性が高まります。その結果、サイトの滞在時間が長くなりコンテンツページやサイトの評価も高くなるのです。

  • 良い例:「冬におすすめのファッション10選」➡「おすすめのマフラー10選」
  • 悪い例:「冬におすすめのファッション10選」➡「体が温まる鍋料理10選」

良い例の場合は、冬のファッションの中のマフラー紹介のため、関連性があります。しかし、悪い例の場合は、ファッションジャンルから食べ物ジャンルになっているため、コンテンツページの関連性がほとんどありません。

ファッションを知りたいユーザーが食べ物について知りたい可能性は低いため、意味のない内部リンクとなってしまいます。

内部リンクでコンテンツページをつなぐ際には、関連性の高いページ同士をつなぐことがSEO効果を高める最適な方法です。

(5)サイトマップを作る

他には、サイトマップを作ることです。

サイトマップとは下記のように、サイトにどんな記事があるのかを全て内部リンクで表示させたページとなります。

ユーザーにとっても分かりやすく、Googleのクローラーにとってもサイト内を巡回しやすいです。

特にコンテンツページが多いサイトだとユーザーは目的の記事を探しにくいですし、クローラーも巡回しにくいため、サイトマップは必須と言えるでしょう。

(6)サイドバーやフッターリンクを設置する

6つめは、サイドバーやフッターにリンクを設置することです。

サイドバーやフッターリンクも設置することで、全てのページに内部リンクが表示されるようになります。

よく見る設置内容としては、サイドバーに「ランキング形式にした記事紹介」、フッターリンクには「運営者」や「プライバシーポリシー」「利用規約」「お問い合わせ」などです。

サイドバーやフッターリンクに設置することも、SEOへの効果が見込めます。

(7)重要度の高いページにリンクを集める

最後に、重要度の高いコンテンツページにリンクを集めることです。

オウンドメディアやサイトを運営する際に、ビッグキーワード、コンバージョンキーワードの上位表示を狙うことが多いでしょう。

そういった、重要度の高いページになるべく内部リンクを集めることで、ユーザーが回遊してアクセスが自然と増えます。

検索エンジンのクローラーも内部リンクをたどって重要度の高いページを多く巡回するため、クローラーも「このページはサイトにとても重要だ!」と認識してくれ、SEOの効果が得られるのです。

内部リンク設置の際の4つの注意点!

内部リンクの設置・貼り方について説明しましたが、実施する際に4つの注意点があります。

内部リンク設置での4つの注意点

  1. 関連性の無いページに内部リンクを貼らない
  2. リンク先のURLをバラバラにしない
  3. 内部リンクをページ内に設置しすぎない
  4. alt属性の設定を忘れない

では、1つずつ詳しく説明していきます。

(1)関連性の無いページに内部リンクを貼らない

内部リンクの効果を活かせない貼り方は、関係性の無いページ同士を貼ることです。

関連性の無いページをつなげても、ユーザーは興味が無い可能性が高いため「アクセスされない」または「利便性が低いとされリピーターにならない」ことが考えられます。

また、Google側もそのカテゴリ群のサイトだと認識しなくなり、ページの評価が下がってSEOとしての効果が得られません。

ユーザーの滞在時間を延ばしたいからといって、関連性の無いページへ内部リンクはしないようにしましょう。

(2)リンク先のURLをバラバラにしない

内部リンクを設置するときはURLはバラバラではなく、1つのURLに統一しましょう。

URLがバラバラになることで、検索エンジンから別のページであると判断されてしまいます。

◆NG例

  1. http://sample.co.jp/seo/internal-link/
  2. https://sample.co.jp/seo/internal-link/
  3. http://www.sample.co.jp/seo/internal-link/
  4. https://www.sample.co.jp/seo/internal-link/

「http:」「https:」や「www」がついている場合もありますので、GoogleにインデックスされているURLだけを内部リンクで設置するようにしましょう。

URLを統一させることでSEOに効果的な施策となります。

(3)内部リンクをページ内に設置しすぎない

内部リンクはページ内に設置しすぎないようにしましょう。

内部リンクはページの評価を上げるために必要な対策ではありますが、リンクが多すぎるとGoogleへの評価はマイナスに働いてしまいます。

それは、関連性の無いページ同士をつなげても、ユーザーが欲しい情報ではない可能性が高いため、回遊は難しいからです。また、クローラーが巡回するときに悪影響を与えかねません。

ユーザーが記事を読んで湧いてきた疑問に対して、解決できるページを設置することが大切です。

(4)alt属性の設定を忘れない

グローバルナビゲーションをバナー画像で設置する場合、alt属性(代替テキスト)の設定を忘れないでください。

Googleのクローラーは画像の内容を正確に認識できないため、内部リンクの役割を果たしません。alt属性を設定することでテキストとして判断され、リンク先のページについて伝えられます。

バナー画像で内部リンクを設置した場合は、alt属性の設定を忘れずに行いましょう。

まとめ

内部リンクで評価を上げて上位表示を目指そう!
内部リンクについて簡単に振り返ってみましょう。

内部リンクによるSEOへの3つの効果

  1. Googleのクローラーが巡回しやすくなる
  2. ページ同士の関連性が高まり評価されやすくなる
  3. 閲覧ユーザーが欲しい情報を得やすくなる

最適な内部リンクの貼り方・設置6つのポイント

  1. パンくずリストを設置する
  2. グローバルナビゲーションを設置する
  3. アンカーテキストにする
  4. 関連性の高いページにリンクする
  5. サイトマップを作る
  6. サイドバーやフッターリンクを設置する
  7. 重要度の高いページにリンクを集める

内部リンク設置の際の4つの注意点

  1. 関連性の無いページに内部リンクを貼らない
  2. リンク先のURLをバラバラにしない
  3. 内部リンクをページ内に設置しすぎない
  4. alt属性の設定を忘れない

内部リンクは関連性の高いコンテンツページ同士をつなげて、Googleからの評価を上げる重要な施策となります。

また、それがユーザーの利便性や満足度につながり、リピーターとなって閲覧数も増えるはずです。「ユーザーのために!」ということを考えて最適な方法で内部リンクを設置すれば、Googleからの評価が上がるでしょう。

正しく内部リンクを設定してSEO効果を最大化させ、ページの上位表示を目指してください。

WRITER

複数メディアのSEO対策担当者を8年以上経験。SEO知識の他に、健康、脱毛、恋愛、コンプレックスなどのジャンルも得意。これまで500本以上のコンテンツ制作と上位表示実績を持つ。
キーワード選定からライティングまでを一貫して行うため検索意図を把握する能力が高い。

内部リンクとは?SEO効果を高める最適なリンクの貼り方を紹介!

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