- 2022.7.28
- MEO
【完全版】Googleマイビジネスで非公開にできる情報とやり方を解説
Googleマイビジネスは、店舗の集客や認知度を高める方法として大きな注目を集めています。ユーザーへ正しい情報を提供するのは当然ですが、非公開にできる項目があるのをご存じでしょうか。
本記事ではGoogleマイビジネスに載せたくない店舗情報を表示させないやり方を解説します。Googleマイビジネスに公開できる情報がなくて悩まれているなら、本記事を参考に対策してみてください。
↓Googleマイビジネスの登録方法がわからなくてお悩みの方はこちらの記事もあわせてご確認ください。
目次
Googleマイビジネスで非公開にできる3つの店舗情報
Googleマイビジネス非公開で運用できる店舗情報は3つあります。
- 住所
- 電話番号
- 写真
Googleマイビジネスの店舗情報を表示させずに運用できる項目を確認していきましょう。
住所
住所はGoogleマイビジネスで非公開にできる項目の1つです。ただしサービスを提供する拠点がない非店舗型ビジネスや、拠点と出張等の両方でサービスを行うハイブリッド型ビジネスに限られます。
清掃サービスや、都市圏をサービス提供地域とする非店舗型ビジネス、イートインと宅配の両方を行っているレストランなどが該当します。また住所を表示させない場合、ウェブサイトや電話番号といった代わりの情報を登録しないとできません。
以上から、特定の場所にこだわらずサービスを提供している非店舗型ビジネスであれば住所は表示せず運用できます。その場合、代わりの情報は登録しておく必要があるので、注意が必要です。
電話番号
電話番号も住所と同様でGoogleマイビジネスで非表示にできます。限られた人しか利用できない店舗やサービスを展開している場合は表示せず運用しましょう。例えば、会員制のナイトクラブやバーが該当します。
電話番号もGoogleマイビジネスで非公開にできる店舗情報なので、把握しておきましょう。
写真
Googleマイビジネスの写真を非公開にするには、投稿された写真を削除しましょう。写真には、ユーザーからGoogleマイビジネスに投稿されたものと、オーナー(自分)が投稿した2つのパターンがあります。
ユーザーから投稿された写真は基本的に削除できません。削除するにはポリシー違反が認められるとGoogleが審査した場合に限ります。ポリシー違反とは、Googleが禁止しているコンテンツを含んだ写真や、写っているものが場所と関連性がない場合です。
オーナーが投稿した写真は、Googleマイビジネスの管理画面で削除して公開されていなければ完了となります。
↓写真を非公開にする方法や活用方法はこちらの記事を参考にしてください。
Googleマイビジネスで住所と電話番号を非公開にする方法
Googleマイビジネスで表示させたくない情報を非公開にするやり方について解説していきます。今回は「住所」と「電話番号」の2つについて紹介します。
↓Googleマイビジネスの管理画面の詳細の説明は以下の記事も参考にしてください。
住所
Googleマイビジネスの管理画面で左側タブにある「情報」をクリックします。PINマークが住所のアイコンなのでクリックしましょう。
「ビジネス所在地」が出てきたら下部にある「住所をクリア」をクリックしてください。クリック後に「適用」をクリックすれば完了です。
住所を非公開にした後は「サービス提供地域」を設定しておきましょう。「サービス提供地域」とは、Googleマイビジネスを提供する場所や地域を意味します。出張型のサービスや訪問でコンサルティングをする場合に入力する箇所です。
「サービス提供地域」は、住所のアイコンのすぐ下に追加できます。デフォルトでは「サービス提供地域の追加」となっているので、クリックしてサービス提供している地域を市区町村や郵便番号で指定してください。
電話番号
Googleマイビジネスの管理画面にログインして左側タブ「情報」をクリックします。電話番号のアイコンをクリックして削除してください。その後「適用」をクリックすれば完了です。
電話番号は削除されるまでに時間がかかるのですぐに反映されません。最長で60日かかるので、すぐに消えなくても焦らないでください。
Googleマイビジネスの住所を非公開で運用する場合の注意点3つ
Googleマイビジネスの住所を非公開で運用したい場合、特に登録にあたって注意したいポイントを解説します。注意点は以下の3点です。
- 「サービス提供地域」の選択
- オーナー確認時のはがきの受取
- 「電話番号」「ウェブサイト」の入力
それぞれの注意点を解説していきましょう。
注意点1:「サービス提供地域」の選択
Googleマイビジネスの住所を非公開で運用するなら「サービス提供地域」の選択に注意しましょう。ユーザーに非店舗型ビジネスであると正しく認識されるために、住所は公開せずに、サービス提供地域を選択する必要があります。
非店舗型ビジネスと実店舗型ビジネスを提供している場合は、住所とサービス提供地域のどちらも入力しましょう。Googleマイビジネスの登録時には「サービス提供地域」を選択してください。
注意点2:オーナー確認時のはがき受取
住所を表示せず運用する場合、オーナー確認時のはがきの受取にも注意が必要です。オーナー確認とは、Googleマイビジネスを管理・運用する人(=オーナー)であることを確認するための手続きです。
非店舗型サービスを提供する場合、はがきの郵送先がない点に注意しなければなりません。この場合の対処法は、いったん住居をはがきの送付先として登録します。登録が終わりオーナーになってから、住所を表示させずに運用してください。
Googleマイビジネスを登録するときは、オーナー確認が必ず求められます。オーナー確認をする方法には電話やメールでの確認がありますが、一般的にはがきを利用したオーナー確認が行われます。
Googleマイビジネスで住所を表示させない場合、オーナー確認時のはがき受取に気をつけましょう。
注意点3:「電話番号」「ウェブサイト」の入力
Googleマイビジネスの住所を表示させずに運用する場合「電話番号」と「ウェブサイト」は入力しておきましょう。住所の代わりになる情報として公開する必要があるからです。所在が確認できる手段としてGoogleマイビジネスに登録しておきましょう。
評判が悪い口コミは非公開にできない
Googleマイビジネスの運用をしていると「評判の悪い口コミ」を非公開にしたいと思うケースはよくあります。しかし、結論からいうと「口コミ」は一部の例外を除いて削除できません。
↓こちらの記事にもあるように、基本的には真摯に返信をするしかないようです。
一部の例外とは、投稿された口コミがポリシーに違反している場合にGoogleに報告して削除してもらう方法です。ポリシー違反とはGoogleが定めるガイドラインに違反している状態で、提供しているサービスに関係ない口コミになります。
ポリシー違反として報告する場合は、Google マイビジネスにログイン後、「クチコミ」を選択してください。削除をしたい口コミの「その他」アイコンから「クチコミを報告」を選択してみましょう。
ただしGoogleが判断するので必ず削除されるわけではないので注意してください。
表示してほしい情報が公開されていない場合についての対処法を解説
Googleマイビジネスに表示させたい店舗情報が公開されていないケースもあります。こういった意図せず表示されていない場合、考えられる原因はなんでしょう。こちらでは考えられる原因を下記2つのポイントで解説します。
- ガイドラインを違反している可能性
- 審査に時間がかかっている可能性
ガイドラインが遵守できていない可能性
ガイドラインに遵守されていない内容だと、情報に掲載している投稿や商品が表示されません。ユーザーが不快に感じるコンテンツや、誤解される可能性があるコンテンツは表示されずに削除されます。
Googleのポリシーに違反していないかどうか常にチェックして、ガイドラインに違反していないか規約を確認しておきましょう。
↓投稿が拒否される場合の詳しい原因は以下の記事を参照ください。
審査に時間がかかっている可能性
Googleマイビジネスに情報が公開されていない要因に、審査に時間がかかっている可能性があります。Googleマイビジネスで入力できる情報は常に編集できますが、すぐに更新されません。
というのもGoogleから提供しても問題ないコンテンツか判断しているため、反映に時間がかかるケースがあります。
どうしても情報を非公開にしたいならGoogleマップから削除を試してみる
評判の悪い口コミを書かれてしまうと、どうしても情報を隠したくなります。その場合は、Googleマップからの削除をする方法もあります。
↓ただし削除といってもマイビジネスに情報がそのまま残ります。詳細はこちらの記事をチェックしてください。
もしくはマップからGoogleマイビジネスの情報を消す方法もあります。ただし、削除するには下記の条件に該当している必要があるので任意で削除できるかどうか分かりません。
- 存在していない
- Google でのビジネス リスティングの対象とならない
- 住所が間違っている
Googleマイビジネスを非公開にしたくても、削除する方法はおすすめできません。仮に削除されても、過去の情報が自動復元される可能性もありリスクが高いです。店舗やサービスの印象を落とさないように、評判の悪い口コミには誠意をもって対応しましょう。
↓店舗の印象を上げるためにも、好意的なクチコミを促進するツールがあると便利です。
まとめ
Googleマイビジネスで非公開にできる情報は「住所」「電話番号」「写真」の3つです。ただし、住所については出張等でサービスを提供する場合で活用するようにしましょう。所在が確認できる連絡手段や情報の登録が必要です。
また、評価の悪い口コミはポリシー違反とGoogleが判断しない限り削除できません。口コミの評判が悪いと、ユーザーの印象もネガティブになりがちです。削除したい気持ちを抑えて、まずは口コミに返信してユーザーに誠意ある印象を持ってもらいましょう。
店舗情報や口コミを非公開にしても、ユーザーの信頼度が揺らがないかGoogleマイビジネスを見る側の視点に立って対策することも大切です。Googleマイビジネスをユーザー視点で対策したいなら、集客効果の高い専用ツールを利用してみるのも手なので、気になる人は相談してみましょう。
↓集客効果を高める一括管理ツールはフリースクエアの「マップ職人」がこちらからお進みください
WRITER
ライターM
ライターMの記事一覧WEB業界歴10年以上。
大学在籍時のイギリス留学経験を活かし現在も海外MEO最新情報に精通している。
500店舗以上のGoogleビジネスプロフイール管理に携わりMEO対策知見に自信を持つ。
【完全版】Googleマイビジネスで非公開にできる情報とやり方を解説
この記事が気に入ったら
いいね!しよう