- 2021.8.25
- 基礎知識
Googleマイビジネスとは?MEO対策とその集客効果を解説!

Googleマイビジネスの活用方法と集客効果について解説をしていきます。
Googleマイビジネスを正しく利用することでMEO対策ができ、大きな集客効果を生む可能性があります。MEO対策で重要なGoogleマイビジネスを活用することで、どのような効果が得られるのかを詳しく説明します。
Googleマイビジネスの登録方法については、下記記事で紹介していますので、登録をしたことがない人はご確認ください。Googleマイビジネスをしっかりと活用してMEO対策を行い、より店舗の集客に役立てられるように、正しい知識を学びましょう。
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Googleマイビジネスとは?
Googleマイビジネスは、Googleが無償で提供しているサービスです。Googleマイビジネスへの登録を行なうと、Googleのオーガニック検索結果やGoogleマップ等、インターネット上の様々な場所に、店舗や施設の情報を表示させることが可能になります。
Googleマイビジネスの活用においては、特に専門的な知識は必要がありませんし、自社でWEBサイトを新たに作成して毎日更新をしていくよりも、遥かに手軽に使うことが可能です。
登録を正しく行うことで、Googleで社名や店舗名で検索した際に、PCの検索結果右側にナレッジグラフ(1社のみを大きく表示するもの)を表示させて、ユーザーに対してアピールをすることができます。ナレッジグラフには、Googleマイビジネス上で入力した1社の営業時間や電話番号、住所などの情報が掲載されます。そのため、店舗までの経路をその場ですぐに確認することができたり、ワンクリックで予約の電話ができるようになるのです。これらの便利な機能によって、集客の効果が非常に高まります。
また、適切な情報が入力・蓄積されていくことで、対象のビジネスに対するMEO対策にも繋がります。MEO対策とは、Map Engine Organizationのことでマップエンジン最適化ということです。
Googleで「地域名+業態・サービス」といったキーワードで検索をした際に、対象のビジネスを3枠内に表示させることを指します。MEO対策を実施することでユーザーが店舗を見つけやすくなるため、新規顧客の集客に大きな効果を発揮していくこととなります。
MEO対策について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
GoogleマイビジネスのMEO集客効果
Googleマイビジネスの情報を充実させていくことで、特に見込み客に対しては、MEO効果で高い集客効果を発揮するようになります。
たとえば、AとBという飲食店があったとします。Aの店舗は、外観や内観、メニュー等の写真をたくさん公開し、ストリートビューも導入しています。営業時間やお店の特徴なども記載されており、電話をすぐにかけることが可能で、店舗までの経路もすぐに検索ができる状態になっています。
対するBという店舗は、公開されているのはGoogleが自動的に生成した簡易的な情報だけで、どのような特徴を持った店舗なのかは、さらに別のサイトなどから調べていかないとわからない状態だったとします。
同じエリアの同じ業態であったとしても、Aの方がユーザーにとってはユーザーの求める情報を多く含んでおり、見込み客はその情報の中からAを選択する理由を見つけやすくなっています。Googleマイビジネスでの集客効果をより高めていくには、このように情報をより充実させて、ユーザーが求めていると思われる情報をたくさん更新してMEO対策をしていくのがポイントです。
GoogleマイビジネスのMEO活用方法
Googleマイビジネスには、あなたのお客様がその場所について口コミを書くことができる「口コミ機能」と、店舗側が新しい情報を発信していくことのできる「投稿機能」があります。
口コミ機能
評価の良し悪しに関わらず、口コミが多い店舗はそれだけ人が集まっている場所であるという証拠です。店舗に対する様々なユーザーの意見を目にすることが可能なだけでなく、投稿された口コミに対して店舗側から返信を行うこともできます。
いい評判の口コミがつけば、それに対してお礼のコメントを返してリピートを促すことができますし、逆に辛口の評判がついた場合にも、返信機能を利用することで不満を持ったユーザーに対してアフターフォローを行い、ブランド価値を高めていくためのツールとして活用することができるのです。
このように、口コミを利用することで集客を増やすことができます。口コミはMEO対策としても効果がある、ということをGoogleは公式サイトで明言しているので、積極的に口コミを書いてもらえるようなお店作りをしましょう。
投稿機能
投稿機能は、2017年6月から開始された新しい機能です。この投稿機能を利用することで、店舗からの最新情報を発信していくことができるようになります。たとえば、「この日は何時から何時まで貸切営業です」「新メニューを発売します」「イベントを開催します」「割引クーポンを配布します」等の、その日ごとの新しい情報を、ユーザーに発信していくことができるのです。お客様に店舗の情報を提供することができるのです。
また、投稿機能を利用して作成した記事の中では、予約や申込等のボタンが用意されています。投稿を見たユーザーがすぐに行動に移せるような仕組みになっていますので、ユーザーのアクションを促していくことが可能です。
このように、Googleマイビジネスはユーザーと店舗をつなぐコミュニケーションのためのツールとして活用していくことができるのです。投稿機能も情報の更新性が高まるので、MEO対策として効果がある可能性があると考えられます。
データは「インサイト」で確認
Googleマイビジネスでは、どのように自社のGoogleマイビジネスが見られているかを、「インサイト」で確認することができます。インサイトとは簡単にいうと、Googleマイビジネスの情報がどのくらいユーザーに見られているかを見られるツールです。
検索結果上でお客様の情報を見つけたユーザーがどの程度の人数で、どのようなキーワードで検索されているか、ルートを調べた人や電話をかけた人はどれくらいいるかなどの情報を確認できます。MEO対策を行った場合の効果測定にも利用することができるので便利です。MEOO施策において、PDCAを回すにはこのツールがかかせないのです。
ユーザーの流入経路がわかる
集客したユーザーが店舗や施設の名前や住所を検索して、該当店舗を探し出した「直接検索」と、「地域名×業態・サービス名」等で検索をし、該当店舗の情報が表示されアクセスに至った「間接検索」の割合を確認することができます。
店舗名の直接検索が少ない場合には、店舗の知名度を上げたり、リピーターを獲得できるように施策をしなくてはなりません。「地域名×業態名」が少ない場合には、そのキーワードで上位に表示したり、もっと集客が狙えるキーワードでの対策が必要になります。
取得できるデータは?
ユーザーがビジネスを検索する方法
Googleマイビジネスの情報を閲覧したユーザーが、どのような検索で流入したかがわかります。「直接」は、会社名や住所で検索した人であり、すでに御社のことを知っている人の検索です。「間接」は、カテゴリや商品名・サービス名で検索した人の数です。つまり、まだ御社名を知らず、「商品ジャンル×地名」や「業態×地名」の検索などの、ざっくりとした欲求を持っている人です。
最後に「ブランド名」ですが、これは商品ジャンルのブランド名で検索したときに、自社が表示され流入した場合のことです。例えば、あなたがファーストフード店を経営していたとして、ユーザーがマクドナルドと調べたときに自社が出た場合の流入のことです。
ビジネスの検索に使用された検索語句
ユーザーの検索に対して表示されたGoogleマイビジネスが、どのような検索語で調べられたのかというデータです。
このキーワードはユーザーのニーズなので、投稿や広告で利用することでさらに流入を増やせる可能性があります。
ユーザーがビジネスを検索したGoogleサービス
集客したユーザーが、どのような経路から該当店舗を発見したのかを確認することができます。「検索のリスティング」では、Googleのオーガニック検索結果に該当店舗の情報が表示された回数、「マップのリスティング」はGoogleマップ上で検索をして該当店舗の情報が表示された回数が確認できるようになっています。
MEO対策において、狙ったユーザーを本当に集客できているのか、などを検証するのに使うことができる指標です。
ユーザーの行動
ここでは、集客したユーザーが該当店舗の情報を閲覧した後、どのような行動を起こしたかを確認できます。指定された期間内に、Googleマイビジネス経由でウェブサイトにアクセスされた回数、所在地までの経路検索がされた回数、電話がかけられた回数、これらすべての行動のトータルの回数を確認することができます。
運転ルートのリクエスト
「運転ルートのリクエスト」では、該当店舗までの運転ルートがどの地域から多く検索されたかを、ヒートマップで確認することができます。より多く検索された地域が赤く表示され、おおまかな都道府県名や地名での検索回数も確認できます。
集客したユーザーが、どこからどのようなルートを使って店舗を訪れたかがわかるのです。
電話着信件数
過去、ユーザーがGoogleマイビジネスの情報を見て、そこから電話をかけてきた回数が確認できます。曜日、時間帯毎に表示を切り替えられるので、それぞれでよく電話がかかってくるタイミングを把握することができます。
写真の閲覧数/写真の枚数
同業他社がGoogleマイビジネス上に公開している写真と比較して、枚数の多さとその表示回数の多さがどのような関係であるかを示すものです。自分で投稿した写真と顧客が投稿した写真の枚数の割合も表示されます。飲食店などで顧客からの写真が競合よりも少ない場合には注意が必要です。
こちらのグラフを元に、写真の枚数の多さを把握し、少なければ増やしていく目安として使用します。
その他
こちらはインサイト上で見れる場合と見れない場合がありますが、「混雑する時間帯」「訪問の滞在時間」という項目が表示されている場合があります。こちらはGoogleが、スマートフォン等のロケーション履歴をオンにしているユーザーから匿名データを抽出し、自動で計算して出しているデータとなります。訪問者数がピークに達する時間と、その場に訪問者が滞在している平均時間を確認することができます。
これらの情報を見ることで、GoogleマイビジネスでのMEO対策の効果がどれくらい出ているのかを確認し、修正していくことができるのです。
まとめ
Googleマイビジネスにおける集客効果と、MEO対策への活用方法について解説をしてきました。GoogleマイビジネスはGoogleが展開するサービスというだけあって、今後もまだまだ新しい機能が追加されるかもしれません。現状の機能を十分に理解した上で、今後追加されるであろう新機能も活用していけることが望ましいですね。
また、Googleマイビジネスの基本機能と併せてMEO対策を行なうと、より一層集客効果を発揮できます。MEO対策を検討されている方は、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
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WRITER

ライターM
ライターMの記事一覧WEB業界歴10年以上。
大学在籍時のイギリス留学経験を活かし現在も海外MEO最新情報に精通している。
500店舗以上のGoogleビジネスプロフイール管理に携わりMEO対策知見に自信を持つ。
Googleマイビジネスとは?MEO対策とその集客効果を解説!
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